Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

塙保己一の記憶

2012-11-04 15:58:08 | 埼玉
埼玉ネタが少ないなと思ったので、小学校のときの道徳の授業を思い出したので記事にします。クイズ番組で埼玉の偉人を当てる問題があり、これに出ていたのが盲目の歴史家、塙保己一(はなわ・ほきいち)でした。当時は小学生だったので、盲目というハンデを抱えながら学問をしていたことをすごいと思うだけでしたが、今振り返ると江戸の昔の時点で盲目の障害者に社会的役割があったことに驚きを感じます。

塙保己一が有名なのは、「群書類従」という書物の編纂を行ったことですが、目が見えないということは一度聞いたことを記憶しておける頭脳がないとできず、相当の頭脳の持ち主だったと推測できます。当時、書物の編纂は水戸藩が「大日本史」をやっていましたが、あまりにも時間がかかったので、提案者の徳川光圀が生きている間には間に合わなかったほど手間のかかることでした。

そんなことを、盲目の保己一ができたのですから、人間頑張ればいろいろなことができるもので、健常者も見習わないといけないなと思います。江戸の昔の時点で、障害者でも社会が必要とする役割があったからこその偉業で、できないことを考慮して、できる部分を伸ばす教育があったものと思います。

文明が進歩した今、障害を持ちながらできることは増えてきました。宇宙論のホーキング博士のような学者も出ています。今はPCにも音読機能があって、たぶんブログあたりも障害を持っていても読めると思います。同じ人間に生まれたのですから、障害を持つ方の活躍を願いつつ、健常者もサポートできることがあればやっていきたいと思います。
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秋の風物詩

2012-11-04 11:50:10 | 埼玉
今日は気持ち良い快晴だったので、近所を散歩しながら可能な範囲で走るという運動をしてきました。画像にある通り雲一つない天気で、帰り道では富士山も見えたのですが、携帯カメラでは富士山は写らないので、代わりに水門の脇の柿の木を写してきました。

柿の実がなると、秋も晩秋に近づいている証明です。最近は柿の実も食べ切れずに放置され、冬まで残っているケースも増えてきました。戦後間もない時期に育った父母の世代からみると何とももったいない話でしょう。
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自分で自分に出す(11/3鹿島対清水)

2012-11-04 10:27:43 | 他チーム
今日のナビスコ杯決勝は、鹿島対清水というカードでした。毎年、浦和レッズの出場の有無に関係なく、ナビスコ杯の決勝はスタンドに座っていたのですが、今年はチケット発売日の時点で体調に自信がなく、中立観戦までできる余裕はないだろうとテレビ観戦にしました。

リーグ戦の順位は清水4位、鹿島13位という対戦だったこともあり、清水が思い切って攻め、鹿島は慎重に入るというゲームプランでした。清水の3トップに対し、鹿島は確実に3枚は最終ラインに残すという意図から、本来CBの昌子を左SBで起用して大前に付けて清水の攻撃を封じてきました。

鹿島の右SBは本来攻撃的MFの西ということもあって、清水は西とマッチアップする左FWの高木俊幸を使った攻撃を見せました。GK曽ヶ端のファインセーブに阻まれたものの、高木のワンバウンドで放ったシュートは強烈でした。前半は清水が押し気味に運び、鹿島の1トップ大迫にはほとんどボールが収まりませんでした。

これに対し、鹿島は後半の開始からスピードのあるドゥトラを入れてカウンターを仕掛けるという意図で対抗しました。清水の4-3-3は、アンカーの村松を引き出されると弱い布陣なので、ドゥトラにはできればシュートで終わって欲しいが、最悪でも村松を引き出す動きを期待していたと推測できます。

これで、前半はヨンアピンに抑え込まれていた鹿島の1トップ大迫が空き始めてきます。鹿島の先制点は速い攻撃から、柴崎が李記帝に倒されてPKを獲得し、これを柴崎自らが決めて1-0としますが、直後に清水のCKからゴール前でファウルがあったとして清水にPKが与えられ、これを大前が決めて1-1の同点にします。

ゲームが後半に入り、消耗してくるとそういつまでもはゲームプラン通りに進むものではないという、解説の清水秀彦氏のコメント通り、大前もドゥトラも次第に空くようになってきますが、スコアは動かず延長戦に入ります。決勝点は柴崎のスーパープレーからでした。柴崎は右からのクロスに、トラップミスをしたかのように見えましたが、結果的にこれは自分から自分へのスルーパスになりました。

これはさすがに予想していなかったヨンアピンが振り切られ、柴崎は抜け出して見事ゴールを決め、鹿島は2-1と勝ち越しに成功します。清水は村松を下げて瀬沼を入れて最後の反撃に出ますが、岩政のいる鹿島は、そういうパワープレーには強いです。しぶとく守り切った鹿島が、ナビスコ杯のタイトルを獲得して、リーグ戦13位という低迷時にも結果を残せる強さを見せました。さすが鹿島と、敵サポながらうならざるを得ません。
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