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Kobby loves 埼玉&レッズ

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過去のオマーン戦

2012-11-07 19:59:17 | ワールドサッカー
今日は浦和の川崎F戦ですが、例によって平日夜の試合の即日更新は勘弁していただきます。穴埋めネタで、過去の日本対オマーンの思い出を書きます。

オマーンは日本にとってはくじ運のいたずらかよく当たる相手です。記憶にあるだけでも1997年1次予選、2004年1次予選、2008年3次予選で当たっています。その中では一番最近の2008年の印象が強いです。

理由はこの試合が、負けるとW杯に出られなくなる崖っぷちの一戦だったからです。日本は初戦の埼玉スタジアムのタイ戦は快勝したものの、2戦目のバーレーンとのアウェイ戦に敗れ、横浜国際競技場に向かう電車の中で「負けるとW杯に出られないんだよな」と思って一人緊張していました。

岡田監督がオシム時代の戦術やメンバーを引き継いでバーレーン戦を戦ったものの敗れ、この試合から自分の考えで代表選考をすると宣言して臨んだ一戦でした。その考えは同じ戦いなら悔いは残したくはないだろうと賛同できましたが、現実主義者の岡田監督なら手堅い選手起用をするだろうと思っていましたが、スタメン発表を聞いて驚きました。

岡田監督の策は遠藤保仁のアンカー起用でした。確かにU-20代表時代は守備的なボランチとして使われましたが、その頃には遠藤保仁といえば攻撃的な選手という固定観念がありました。ここに来て昔取った杵柄の起用は、本当に持つのか不安もありました。

しかし、この試合は私の心配とは裏腹に、一方的な試合になりました。理由はオマーンが日本を恐れて極端な守備的サッカーできたからです。3-6-1のオマーンでしたが、サイドハーフの中村俊輔と松井大輔の個人技を恐れたオマーンが、トップ下の2枚にも守備を命じ、1トップのアルホスニのところに全くボールが入りませんでした。

先制点が前半の10分前後に入ると、守備的なオマーンは為すすべがなく、私もこの10分の緊張から解放されて中村俊輔の個人技を楽しむ余裕ができました。毎試合緊張していたフランスW杯の予選とは違い、南アフリカW杯の予選で緊張して試合を見ていたのはこのときだけです。

台風が近づいていた1997年の1次予選も少しは印象にありますが、この試合は日本が得失点差で大きくリードした消化試合なので、岡野が戦術を無視してFWに入ったことと1-1の引き分けだったスコア以外はすっかり忘れています。
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