GW期間中、毎日のように写真の森の中へ来ていましたが、明日から仕事なのでしばらく来れません。こういう森を見ていると、大学時代に熱中したオリエンテーリングを思い出します。オリエンテーリングは距離スキーのように1分間隔で時差スタートさせて、森の中のチェックポイントを回るスポーツです。
そのため、前にスタートした選手に追い付くこともありますが、後ろからスタートした選手に追い付かれることもあります。一番引きたくないスタート順はトップスタートで、他の選手を見るイコール追い付かれたという、心理的に嫌な位置です。よりによって、4年生のインカレセレクションでここを引いてしまったのは、人生でも5本の指に入る不運かもしれません。
また、オリエンテーリングの独自用語として、「つぼる」というのがあります。オリエンテーリングは道が指定されているわけではなく、地図と照らし合わせて自分で道を判断して走るので、道を間違えることは私のような一般人はもちろん、トップレベルの選手でもあります。こういうことをつぼるというのですが、上位選手はこのつぼったときの復活が早く、間違えた道から一瞬で戻ってこられます。
オリエンティアだった遺産は自分の体に結構残っていて、オリエンテーリングでは会場となる体育館からスタートまで、近くても20分、遠いと50分ということがあります。そのため、徒歩20分は近いという感覚で、たとえ路線バスが走っていても迷わず歩く距離と判断します。
カーナビがなかった頃、車に乗っているときにナビゲータをするのも得意でした。オリエンテーリングでは自分の向きと地図の向きを一致させる「正置」をするのですが、それを車の中でもやらないと地図が読めず、毎回地図をくるくる回しているのはオリエンテーリングを知らない方には異様な光景だったかもしれません。
また、舗装道路より土の上の方が走りやすいという感覚もオリエンティア時代のものが残っています。写真の森でも、懐かしさのあまり軽く走ってみたほどで、芝生や森を見ると走りたくなるのはオリエンティアの習性だと思います。マラソンを走っているときに、道路脇に土があると、わざわざ土の上を走って足への負担を軽くした経験もあります。
そのため、前にスタートした選手に追い付くこともありますが、後ろからスタートした選手に追い付かれることもあります。一番引きたくないスタート順はトップスタートで、他の選手を見るイコール追い付かれたという、心理的に嫌な位置です。よりによって、4年生のインカレセレクションでここを引いてしまったのは、人生でも5本の指に入る不運かもしれません。
また、オリエンテーリングの独自用語として、「つぼる」というのがあります。オリエンテーリングは道が指定されているわけではなく、地図と照らし合わせて自分で道を判断して走るので、道を間違えることは私のような一般人はもちろん、トップレベルの選手でもあります。こういうことをつぼるというのですが、上位選手はこのつぼったときの復活が早く、間違えた道から一瞬で戻ってこられます。
オリエンティアだった遺産は自分の体に結構残っていて、オリエンテーリングでは会場となる体育館からスタートまで、近くても20分、遠いと50分ということがあります。そのため、徒歩20分は近いという感覚で、たとえ路線バスが走っていても迷わず歩く距離と判断します。
カーナビがなかった頃、車に乗っているときにナビゲータをするのも得意でした。オリエンテーリングでは自分の向きと地図の向きを一致させる「正置」をするのですが、それを車の中でもやらないと地図が読めず、毎回地図をくるくる回しているのはオリエンテーリングを知らない方には異様な光景だったかもしれません。
また、舗装道路より土の上の方が走りやすいという感覚もオリエンティア時代のものが残っています。写真の森でも、懐かしさのあまり軽く走ってみたほどで、芝生や森を見ると走りたくなるのはオリエンティアの習性だと思います。マラソンを走っているときに、道路脇に土があると、わざわざ土の上を走って足への負担を軽くした経験もあります。