Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

バージョンアップ(矢島慎也)

2013-05-02 21:15:31 | 浦和レッズ
トップ下にマルシオと柏木が固定された昨年のミシャの起用を見る限り、矢島慎也選手に今季の出番がありそうな気はしませんでした。梅崎、関口、原口もトップ下を狙っており、その下に位置付けられる矢島は苦しい立場でした。しかし、昨日のムアントン戦で矢島は今季初スタメンを果たします。

去年、矢島が出られなくなったのは川崎F戦で絶好の決定機を外したからでした。当時はマルシオが負傷で出遅れ、トップ下に誰を置くかはミシャも迷っていた時期で、うまく時代のタイミングがあって出番を得ました。最初の数試合は存在感を見せたものの、この決定機を外したのはトップ下に得点力を求めるミシャ采配で信頼を得るには、痛恨のミスといえました。

何か大きくバージョンアップしたものがなければ、ACLがなくなる今季の後半戦で矢島はJ2にレンタルされる可能性すらあると思っていました。しかし、矢島はその厚い壁を跳ね返して自力で浦和のスタメンに返り咲いてみせました。何がバージョンアップだったか、結果は知っている試合ですがそれに注目してみました。

それは以前は体力的にプロのレベルに追いついておらず、足がつって途中交代をすることは許してやる必要のある選手でしたが、今はムアントンのDFを背負ってキープもできますし、ドリブルの技術がうまくなり得意のスピードの生かし方を身につけていました。

まだ、柏木やマルシオのように点に絡む明確な結果を出すところまでは行っていませんが、体力的には向上したようで、関口と交代はしたもののトップ下に求められるプレーはしたと思います。もともと持っていた、スペースを狙う嗅覚は健在で、空いているスペースにうまく出てフリーでボールを受けるのはうまいです。

ただ、ミシャの求める2シャドーの条件はキープして点に絡むことです。まだ点を取っていないのはこれからの課題で、今回はとりあえず次も使ってみようかとミシャが思うところには行ったかなという程度です。まだ19歳ということもあり、伸びしろはまだあるはずで、体力がつけばアウトサイドに挑戦するような意欲も欲しいと思います。
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人事は尽くした(5/1ムアントン対浦和)

2013-05-02 17:41:31 | 浦和レッズ
最初にこの日程を見たとき、最終戦がムアントンのアウェイ戦なのは幸運だと思っていました。理由はタイの環境はおそらく整備されていないはずで、もし最終節前に突破を決めていればBチームを送ることもできると思ったからです。しかし、同じタイのブリラムに同行した仙台番記者の記事では、ブリラムが提供したグラウンドの質は良く、タイのインフラは整いつつあるようです。

事実、映像で見る限りではムアントンのホーム、サンダードームの芝生は浦和の3倍の強化資金を持つお金持ちチームの広州より遥かにいいです。今までは日本よりレベルが劣るという意味でありえなかったタイ人Jリーガーも、アジア枠もあるのでいつか出るはずとMDPにも書いてありました。

ホームのムアントンは、戦い方をカウンター狙いに絞り、持ち味のスピードで何度もFKを取る健闘を見せました。ただ、やはりタイの平均身長はそれほど高くなく、セットプレーの力技ならまだ日本の方が上です。それでも、キッカーのセルビア人、ジュロフスキーのキックの精度は高く、一歩間違えば失点の可能性のあるキックは出していました。

これに対し、今までは柔軟な戦い方ができないことが不満だったミシャサッカーですが、今回は引いてくるムアントン対策で意図的にロングボールを狙ったのは評価しています。トップ下がキープ力のある柏木ではなく、スペースに反応する矢島だったので、長いボールを出して矢島や宇賀神にスペースに走ってもらおうという狙いは機能していたと思います。

特に、宇賀神のプレーは成長を感じられます。堀監督時代にDFではないという評価を受けて左MFのサブに回されていましたが、ミシャのサッカーが3バックだったことで左アウトサイド候補2番手に定着し、負傷や出場停止があればいつでも出られる位置につけました。

今年は関口を補強され、弾かれる可能性もあると思っていましたが、オフの肉体改造で明らかに下半身が強くなり、今回の試合では意欲的に前に走りボールを受けていました。得点には絡んでいませんが、苦しくなったら宇賀神を狙えというのが浦和の攻撃パターンになれば、かなりの存在感を見せたことになります。

浦和は那須のゴールで1-0と勝利しましたが、残念ながら、広州対全北がドローに終わり、浦和の決勝トーナメント条件であるムアントン戦勝利と全北敗戦は実現できませんでした。それでも、全北のアウェイ戦でロスタイムに追いつかれるショッキングな引き分けを味わいながら、残り2戦を連勝してわずかな可能性に賭けた精神的な強さは出せたと思います。来年再挑戦できる機会があるなら、是非この経験を還元して欲しいと思います。
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別所沼公園

2013-05-02 15:13:26 | 埼玉
今日は気分のいい晴天で、近所の公園まで散歩に出ました。別所沼公園のメタセコイヤの並木は、新緑できれいに色づいていました。私は少年時代、図画工作の写生でよくこの別所沼公園に来ていますが、木の高さは歳月を感じる材料です。そうか、この並木はこんなに高くなったのかと思うと、自分の年齢を感じます。

こういう、ブログのようなものに一生懸命になっている私の行動は、家族からは呆れられているかもしれませんが、父に聞いたら「生きているだけでいい」との返事でした。最近は物欲がなくなっている父に、父の日のプレゼントを考えていますが、たぶん何か6月の季節の花でも贈ろうかと考えています。
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