トップ下にマルシオと柏木が固定された昨年のミシャの起用を見る限り、矢島慎也選手に今季の出番がありそうな気はしませんでした。梅崎、関口、原口もトップ下を狙っており、その下に位置付けられる矢島は苦しい立場でした。しかし、昨日のムアントン戦で矢島は今季初スタメンを果たします。
去年、矢島が出られなくなったのは川崎F戦で絶好の決定機を外したからでした。当時はマルシオが負傷で出遅れ、トップ下に誰を置くかはミシャも迷っていた時期で、うまく時代のタイミングがあって出番を得ました。最初の数試合は存在感を見せたものの、この決定機を外したのはトップ下に得点力を求めるミシャ采配で信頼を得るには、痛恨のミスといえました。
何か大きくバージョンアップしたものがなければ、ACLがなくなる今季の後半戦で矢島はJ2にレンタルされる可能性すらあると思っていました。しかし、矢島はその厚い壁を跳ね返して自力で浦和のスタメンに返り咲いてみせました。何がバージョンアップだったか、結果は知っている試合ですがそれに注目してみました。
それは以前は体力的にプロのレベルに追いついておらず、足がつって途中交代をすることは許してやる必要のある選手でしたが、今はムアントンのDFを背負ってキープもできますし、ドリブルの技術がうまくなり得意のスピードの生かし方を身につけていました。
まだ、柏木やマルシオのように点に絡む明確な結果を出すところまでは行っていませんが、体力的には向上したようで、関口と交代はしたもののトップ下に求められるプレーはしたと思います。もともと持っていた、スペースを狙う嗅覚は健在で、空いているスペースにうまく出てフリーでボールを受けるのはうまいです。
ただ、ミシャの求める2シャドーの条件はキープして点に絡むことです。まだ点を取っていないのはこれからの課題で、今回はとりあえず次も使ってみようかとミシャが思うところには行ったかなという程度です。まだ19歳ということもあり、伸びしろはまだあるはずで、体力がつけばアウトサイドに挑戦するような意欲も欲しいと思います。
去年、矢島が出られなくなったのは川崎F戦で絶好の決定機を外したからでした。当時はマルシオが負傷で出遅れ、トップ下に誰を置くかはミシャも迷っていた時期で、うまく時代のタイミングがあって出番を得ました。最初の数試合は存在感を見せたものの、この決定機を外したのはトップ下に得点力を求めるミシャ采配で信頼を得るには、痛恨のミスといえました。
何か大きくバージョンアップしたものがなければ、ACLがなくなる今季の後半戦で矢島はJ2にレンタルされる可能性すらあると思っていました。しかし、矢島はその厚い壁を跳ね返して自力で浦和のスタメンに返り咲いてみせました。何がバージョンアップだったか、結果は知っている試合ですがそれに注目してみました。
それは以前は体力的にプロのレベルに追いついておらず、足がつって途中交代をすることは許してやる必要のある選手でしたが、今はムアントンのDFを背負ってキープもできますし、ドリブルの技術がうまくなり得意のスピードの生かし方を身につけていました。
まだ、柏木やマルシオのように点に絡む明確な結果を出すところまでは行っていませんが、体力的には向上したようで、関口と交代はしたもののトップ下に求められるプレーはしたと思います。もともと持っていた、スペースを狙う嗅覚は健在で、空いているスペースにうまく出てフリーでボールを受けるのはうまいです。
ただ、ミシャの求める2シャドーの条件はキープして点に絡むことです。まだ点を取っていないのはこれからの課題で、今回はとりあえず次も使ってみようかとミシャが思うところには行ったかなという程度です。まだ19歳ということもあり、伸びしろはまだあるはずで、体力がつけばアウトサイドに挑戦するような意欲も欲しいと思います。