Kobby loves 埼玉&レッズ

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多芸なスピード型(興梠慎三)

2013-05-13 20:18:53 | 浦和レッズ
浦和勝利の後なので、浦和の選手を取り上げます。鹿島戦の決勝ゴールこそオフサイド気味でしたが、ミシャの求める1トップの役割は果たしている、興梠慎三選手について書きます。

ミシャは1トップに長身のターゲットマンは置かない采配をします。3-6-1の1トップはキープして2シャドーを生かすイメージのあった私には斬新な発想で、広島の1トップに佐藤寿人を置いたのはミシャの発案です。

この佐藤寿人に近いイメージのスピード型が、ミシャの欲しい選手だったらしく、興梠という選択肢は面白いと思いました。浦和のサポには決定機を外しているところが目立ってしまいますが、地味なところでは効いています。

それはフィジカルが強くくさびに入れる動きです。森脇の加入で後ろからのパスの精度が上がったことを実感できるのは、受け手の興梠の動きがあるからです。去年までの原口なら相手にフィジカルで潰されていたケースで、さすが代表キャップ12試合を持つだけのことはあります。

興梠は鹿島時代に当たり前のようにACLに出ていたので、ACL日本人最多得点の記録を持っています。継続は力なりで、コンスタントに試合に出られる状態を維持したからこその記録です。

興梠は華麗なドリブルで相手を抜くタイプではなく、いいボールに反応するタイプなので、鹿島時代は敵として点も取られているはずですが覚えていません。柳沢のつけていた背番号13をつけていましたが、浦和に新天地を求め今季からやってきました。

スピード型ですが、カウンターで長い距離を上がるより一瞬の切れで勝負するタイプで、フリーになる技術は天下一品です。あとはシュートが入ってくれれば申し分ないのですが、こういう多芸なFWが浦和の最前線にいることは喜びたいと思います。
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大相撲夏場所初日

2013-05-13 18:19:18 | 他スポーツ
写真は国技館の売店で見つけた、横綱白鵬のサイン色紙です。確認はしていませんが、320円と金額が安すぎるので、少なくともサインは印刷だと思います。これを買うことが今回の相撲観戦の目的だったので、無事完了したのは良かったです。

これを見る限り、白鵬の手があまり大きくないことにびっくりです。176cm63kgの一般人の私の手と比べると、白鵬の方が多少大きいですがmm単位です。入門時点では67kgしかなかった白鵬は生まれながらの大男ではなく、努力であの体を作ったことが想像できます。

取組はいろんなところに注目しました。私は国技館に行った時は幕下から相撲を見るマニアですが、幕下では初のエジプト出身力士、大砂嵐が面白い存在でした。大砂嵐は肩幅が広い、筋肉質の体をしています。出世も順調で、ちょっと前に入門したことがニュースになっていたのに、もう幕下上位まで来たかという印象です。

大砂嵐の取り口は突き押しです。十両で通用するにはもう少し体重が欲しい気がしますが、今の番付は東幕下7枚目といい位置なので、成績次第では十両も狙え、楽しみにしています。十両の土俵では隆の山に注目しています。体重96kgは関取最軽量で、身近にもいそうな筋肉質の一般人が土俵に上がっている感覚です。

一時は幕内にいた隆の山も、今場所は西十両10枚目と関取の地位を守るにはぎりぎりの位置です。隆の山と対戦する相手は何とか軽量を突こうと思い切り突っ張ってくることが多いですが、この日の取組では思い切って立ち合いに変化して突きを外した隆の山が、相手の腰に付いて投げを打ち勝利しました。小兵が勝つと沸くのが相撲の常で、この隆の山の勝利は十両一番の歓声でした。

幕内では、埼玉出身力士はいないので、代わりに母の実家がある東京都北区出身の常幸龍を応援しています。学生出身で序の口から26連勝で一気に上がってきた有望株ですが、この日は相手豪風の変化を食って土俵に手を着いてしまいました。

また、初場所で偶然私の横を歩いていて、写真を撮らせてくれた栃ノ心も、力が強くうっちゃりで勝つこともあるという理由で応援しています。この日は残念ながら琴欧洲に懐に入られ、持ち味の怪力は発揮できませんでした。前頭2枚目の番付を考えると上位全員と当たるはずで、殊勲賞のような活躍をして欲しいです。

観戦記なので、横綱の取り口は備忘録として書いておきます。日馬富士は新小結、隠岐の海の挑戦を受けましたが、こういう新鋭は速い相撲を取って料理しようと、素早く上手を引いて出し投げ気味の相撲を取ったのが奏功しました。白鵬は実力者栃煌山に体を入れ替えられ、生で見る限りはひやっとしたように見えましたが、テレビではそうでもなく、このタイミングでもろ差しに巻き替えて無難に寄り切りました。

私は国技館には慣れているので、「常幸龍~」とか「栃ノ心頑張れ」とか叫んでいましたが、隣に座っていたご婦人から国技館に来た記念に一緒に叫んで欲しいと頼まれ、「白鵬頑張れ」と叫びました。こういうことも思い出にはなるでしょうから、私のようなオールドファンはその手助けをできるようにしていきたいと思います。



また、戦利品?の一つ、スカイツリーの写真です。前回の初場所で、隅田川の橋梁を渡る瞬間が一番良く見えるとチェックしていましたが、これほどいい写真が撮れるとは思っていませんでした。
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