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鳥栖戦プレビュー

2013-05-15 20:30:15 | 浦和レッズ
先日の鹿島戦はJリーグが誤審を認める異例の事態になりましたが、サッカーのルールに主審の決定は最終であると書いてあります。相撲のように微妙な判定に勝負審判を入れて協議するルールはないので、誤審は起こるものとサポーターも思っていないといけないのでしょう。

今日は今週末のリーグ戦、サガン鳥栖戦のプレビュー記事です。鳥栖は今日のナビスコ杯でC大阪とアウェイで対戦するので、たぶん鳥栖には帰らず直接埼玉スタジアムに来ると思います。遠征疲れはあるかもしれませんが、鳥栖は3部練習をするなどJリーグで最も厳しいキャンプをするので、メンタルは強いと思います。

ただ、今季の鳥栖はリーグ戦では勝ち点10の15位で、昨年ACLを争った勢いはありません。鳥栖のサッカーは2ラインをコンパクトに保ったプレッシングサッカーで、選手に高い体力レベルと連動性を要求する難しいサッカーですが、昨年は消化していました。

断片的な映像からの推測で、断定はできませんが、たぶん鳥栖の低迷の理由は相手にサッカーを覚えられたからだと思います。この2ラインコンパクトサッカーは、相手に高い技術があり2ラインの間でボールを持たれると厳しいサッカーです。

実例はあり、2010年のクラブW杯で南米王者インテルナショナル(ブラジル)を破ったアフリカ王者マゼンベ(コンゴ民主共和国)が、欧州王者インテルミラノ(イタリア)に通用しなかったのは、この2ラインコンパクトサッカーの弱点を見破られたからです。

インテルナショナルはこの2ラインを見て、ブロックの外で回しましたが、インテルミラノは強気に相手のプレッシャーの一番きついところでキープしました。そこからパスが出るとフリーになり、相手GKキディアバも打つ手なしという状況に持ち込めました。

その例を見れば、浦和のキーマンはトップ下の原口と柏木ということになります。鳥栖のプレッシャーに耐えてキープできれば、攻略の糸口は見えてくると思います。
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