Kobby loves 埼玉&レッズ

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大宮戦マニアック分析

2017-08-06 16:50:16 | 浦和レッズ
伊藤彰監督に代わって、出方のわからない大宮の出方にも注目していました。基本は4-1-4-1ですが、新外国人カウエをアンカーに置く以外は流動的で、左の攻撃的MFの岩上を最終ラインまで下げて関根をマークさせたり、茨田をボランチの位置からシャドーの位置まで動かして、浦和のダブルボランチがマークしにくいポジションを取らせました。この動きで茨田がフリーになるので、そこは要警戒と感じていました。

浦和も、大宮の出方は予想外だったようで、関根が思うように機能せずバックパスをせざるを得なくなったり、唯一使えるサイドだった左も、最初は菊池大介がゲームに入れておらずミスでチャンスを潰しました。宇賀神は、アウトサイドを追い越すまでは行くなと指示されていたようで、菊池の後ろの位置から思い切ってミドルを狙うのが役目でした。

その宇賀神のシュートが大きなチャンスでしたが、相手GK加藤がスーパーセーブを見せて止めました。大宮の流動的な布陣も、浦和がボールを持って攻めると引かざるを得なかったようで、5-3-1-1気味に引かされる時間もありました。それでも、大宮も浦和のミスを拾ってのカウンターで攻めており、最後のシュートの精度の低さに救われたシーンも何度かありました。

浦和の先制点になったPKは、ややラッキーなものでした。ゴール前混戦になったところで奥井がハンドしたようですが、退場になるような決定的なハンドではなく、これを興梠が決めて浦和が1-0とリードします。浦和の課題は、そのリードを守りに行くか、2点目を狙うか意識が統一していなかった感も受けます。

宇賀神のミスは、どうしても触れなければなりません。宇賀神は、遠藤にパスを出そうとしたようですが、遠藤は宇賀神からボールをもらう動きはしていませんでした。サイドのDFが、中へパスを返すのは危険なプレーで、確実につなげる場面でなければ蹴ってはいけないプレーでした。もちろん、宇賀神は攻撃の選手で、DFではないことは考慮する必要はありますが、それでもあまりにも痛すぎるミスでした。

こういうミスが出るのが、まだ浦和のチーム状態の悪さは解消し切っていないと感じる理由です。堀監督は、できることはやってくれた印象ですが、今回はズラタンが決定機を外すなどのミスもありました。次節、またメンバーを入れ替えてどうか、テレビですが見守っていきたいと思います。





























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関根貴大、ドイツ2部インゴルシュタット移籍

2017-08-06 16:03:00 | 浦和レッズ
今、浦和レッズのオフィシャルHPから、MF関根貴大選手のドイツ2部育ちのインゴルシュタットへの完全移籍のニュースが出ました。ユース育ちの選手の海外移籍は、原口元気以来二人目です。関根の背番号24は、原口に憧れてつけていた番号なので、ドイツに行くことも目標にしていたと思います。

最近は、2部に行く選手も多くなりました。松井大輔選手が、フランス2部ルマンをチームごと1部に上げて、その後名門サンテティエンヌに移籍した成功も理由と思います。関根にも、チームごと1部に上げて、A代表に呼ばれるような選手になって欲しいという期待もあります。

関根は埼玉県の鶴ヶ島市の出身で、浦和にはジュニアユースから所属していました。ユース時代は2種登録もされていましたが、トップ出場は天皇杯の山形戦だけでした。関根が大きくブレイクしたのはトップ昇格1年目です。この当時、キャンプの練習試合で、Bチームのトップ下として得点を量産して注目を集めました。

トップ初出場は、横断幕問題で無観客試合になった、清水とのホームゲームでした。右アウトサイドで出場した関根は、この試合で好パフォーマンスを見せました。本人は「無観客試合だったので、練習試合と同じような気分でプレーできた」と、試合後に語っていました。その後は平川から右アウトサイドのポジションを奪い、1対1に強いスペシャリストとして右サイドで起用されました。

最近は、短い距離で勝負する1対1スペシャリストから一皮むけた印象で、先日のホーム広島戦では自陣からドリブルで何人も抜くようなプレーも見せ始めました。そのドリブルはドイツでも武器になるはずです。まだ、フィジカルはドイツのレベルでは弱い部類になってしまうと思いますが、永井雄一郎や原口元気がうまくなったように、ドイツのノウハウから学ぶものもあると思います。

ここで関根がいなくなるのは、浦和としては痛いのが本音ではありますが、やると決めた以上うまくなってA代表を狙えるような選手になって欲しいと願っています。上背こそ低いものの、技術は十分持っていますから、きっと何かを得て帰ってきてくれると信じたいです。
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