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ACL川崎F戦プレビュー

2017-08-22 22:11:46 | 浦和レッズ
明日、浦和はアウェイ等々力陸上競技場で、ACL準々決勝の第1戦として川崎フロンターレと対戦します。チーム状態では差があると感じていましたが、浦和がミシャ監督の解任以降チーム状態を立て直し、甲府、シャペコエンセ、FC東京と公式戦を3連勝しており期待はできると思います。

今の浦和は、ミシャ時代の攻撃的なカラーをある程度捨てても、まずは守備を安定させるところから改革に着手しています。FC東京戦は両アウトサイドが押し込まれる苦戦でしたが、興梠、李、武藤の「KLM」コンビで少ない人数で攻撃を機能させたゆえの勝利でした。ミシャ時代はあまり使わなかった、守備のオプションである5-4-1も時折見せます。

対する川崎は、前節の札幌戦のスタメンを見る限り、4-2-3-1のようです。GKチョン・ソンリョン、DFエウシーニョ、奈良、谷口、車屋、ダブルボランチにエドゥアルド・ネットと大島、右MFに家長、トップ下に中村憲剛、左MFに阿部浩之、1トップに小林という布陣だと思われます。

今季の川崎は、阿部浩之が戦力になっているのが大きいです。ガンバ大阪時代はサイドハーフでしたが、倉田の台頭などもあって出番が減り、今季から川崎に移籍してきました。阿部浩之の良さは、パスを出しても点を取る側に回っても、両方で機能することです。リーグの浦和戦は4-1と川崎の圧勝でしたが、その試合では彼のポジショニングの良さが光りました。

この試合はリーグ戦から中3日ですが、この試合は勝負所なので両チームともベストメンバーが並ぶと予想しています。ここは少し無理をして、休ませるタイミングはリーグ戦の次節という起用をすると予想しています。浦和にとっては、4バックの川崎相手には、サイドをうまく使いたいです。

特に、右SBのエウシーニョはもともと攻撃的MFの選手です。この試合は菊池大介が鍵を握ると予想します。菊池大介がエウシーニョに仕掛けて優位にゲームを運び、最悪でも1点差の負けでホーム埼玉スタジアムに帰れるよう、戦い方という意味でも問われる一戦になると思います。
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