シャペコエンセ戦、FC東京戦を見て、最も印象的だったのは新外国人のマウリシオでした。もちろん、圧倒的なフィジカルを見せるタイプではなく、ブラジル代表に入るような選手ではないですが、この選手を見ていると「浦和のサッカーに非常に合っている」とスカウトの眼力に感心する選手です。
浦和の、後ろからでもパスをつないで落ち着かせるスタイルに、マウリシオは素早く適応しました。右足はもちろん、利き足でない左足でも落ち着き払って正確に味方につなげます。DFラインで失ってカウンターを食らうこともあった、浦和に失われていた「落ち着き」を、最終ラインにもたらしてくれました。
FC東京戦では、一気に前線に通すロングボールや、思い切り良く放つロングシュートなども見せており、攻撃センスも期待できます。183cmとそれほど上背はないので、セットプレーのターゲットに使えるかどうかは微妙ですが、この選手をうまく使って、浦和を上昇気流に乗せることも可能だと思います。
マウリシオはブラジル人ですが、浦和に来る前はポルトガル1部リーグのマリティモでプレーしていました。ポルトガルはブラジル人が最も多く移籍するリーグです。理由は言語が同じポルトガル語だからですが、そのポルトガルから、比較的ブラジル人が多い日本に移籍するというのも何かの縁でしょう。
マリティモはポルトガルでも離島のチームで、かつては元浦和の相馬崇人選手も在籍したチームです。残念ながら、相馬とは在籍時期はかぶっていませんが、マリティモは離島の中では強い部類に入るチームで、安定して1部に残っています。温暖な気候はいいですが、飛行機の欠航などのリスクもあるので、アウェイ戦は早めに本土に移動してなければならないような苦労もしたでしょう。
年齢的にも25歳と若く、それまでの在籍チームを見るとポルティモレンセ(2部)、FCポルトB(不明ですが2部以下でしょう)と渡り歩いています。マリティモは初めての1部リーグで、選手としてのキャリアは上り坂にあった選手です。浦和で、さらにステップアップを果たして欲しいという思いで、彼のプレーをこれからも見ていきたいです。
浦和の、後ろからでもパスをつないで落ち着かせるスタイルに、マウリシオは素早く適応しました。右足はもちろん、利き足でない左足でも落ち着き払って正確に味方につなげます。DFラインで失ってカウンターを食らうこともあった、浦和に失われていた「落ち着き」を、最終ラインにもたらしてくれました。
FC東京戦では、一気に前線に通すロングボールや、思い切り良く放つロングシュートなども見せており、攻撃センスも期待できます。183cmとそれほど上背はないので、セットプレーのターゲットに使えるかどうかは微妙ですが、この選手をうまく使って、浦和を上昇気流に乗せることも可能だと思います。
マウリシオはブラジル人ですが、浦和に来る前はポルトガル1部リーグのマリティモでプレーしていました。ポルトガルはブラジル人が最も多く移籍するリーグです。理由は言語が同じポルトガル語だからですが、そのポルトガルから、比較的ブラジル人が多い日本に移籍するというのも何かの縁でしょう。
マリティモはポルトガルでも離島のチームで、かつては元浦和の相馬崇人選手も在籍したチームです。残念ながら、相馬とは在籍時期はかぶっていませんが、マリティモは離島の中では強い部類に入るチームで、安定して1部に残っています。温暖な気候はいいですが、飛行機の欠航などのリスクもあるので、アウェイ戦は早めに本土に移動してなければならないような苦労もしたでしょう。
年齢的にも25歳と若く、それまでの在籍チームを見るとポルティモレンセ(2部)、FCポルトB(不明ですが2部以下でしょう)と渡り歩いています。マリティモは初めての1部リーグで、選手としてのキャリアは上り坂にあった選手です。浦和で、さらにステップアップを果たして欲しいという思いで、彼のプレーをこれからも見ていきたいです。