Kobby loves 埼玉&レッズ

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ガーナ戦プレビュー

2022-06-08 22:38:37 | ワールドサッカー
日本代表は今度の金曜日、ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表と対戦します。ガーナ代表はW杯アフリカ予選を通過して、カタールW杯出場を決めています。アフリカ予選の結果を調べたところ、2次予選で強豪南アフリカと同じ組になり、同じ勝ち点で並びながら総得点の差で辛くも最終予選進出という、際どい戦いを経験しています。最終予選でも、ナイジェリアとホームアンドアウエーで対戦してアウェイゴールの差で勝ち抜いています。

今回、ガーナはアフリカから遠く離れた日本に来ましたが、彼らアフリカ勢にとっても、欧州の国が「ネーションズリーグ」で親善試合を囲い込んだあおりを受けています。また、資金力に難がある国が多く、親善試合をなかなか組めない実戦経験の少なさが、これまで強化にマイナスの影響を受けていました。遠い日本に行ってでも、試合をしたいという欲求が強かったのでしょう。

ガーナの代表メンバーは発表になっています。セリエAのローマでプレーする、フェリックス・アフェナ=ギャンが19歳ながらローマの欧州カップ優勝に貢献して今が旬の選手です。スピード型という情報で、日本としてはカウンターで彼を走らせる展開だけは避けたいところです。過去には、チェルシーで活躍していたボランチのエシアンらの活躍でW杯8強に進出したこともあります。

日本はブラジルに敗れたものの、0-1とある程度試合になっていた内容でした。アフリカのチームは、個々の力は強くても組織力に難があるチームが多いので、ガーナはブラジルほど組織的な守備は整備されていないと予想できます。4-3-3の中盤までつなげることはわかったので、ガーナ戦ではFWにボールを通すところまで完成させたいところです。

このガーナ戦は、キリンカップという4か国対抗戦となっており、勝っておけばチリ対チュニジアの勝者と対戦できます。大会のレギュレーションは日本サッカー協会のHPに記載されていませんでしたが、常識的に考えて90分で決着が着かなければ延長戦はなしで、即PK戦でしょう。そんなことを考える必要がないくらい、いい勝利を見たいです。
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カウンターを許さない(6/6日本対ブラジル)

2022-06-08 21:04:54 | ワールドサッカー
この試合はブラジルを率いるチッチ監督の手が見ものでした。2012年のクラブW杯で、コリンチャンスを世界一に導いている手腕を見たかったからですが、RマドリードでFWのビニシウスを左MFに置いて、トップ下のパケタとFWのネイマールを縦関係の2トップ気味に起用してきました。もっとも、ネイマールの動きは「偽9番」と呼べるもので、時にはボランチの位置まで引いてボールを引き出すこともあります。

チッチ監督はネイマールには全幅の信頼を置いているようで、思い切って個人技を発揮する自由を与えていました。そのスピードには、マークに付く遠藤航や板倉は苦労しており、どうしてもファウルで止めざるを得ませんでした。前半の立ち上がりにネイマールが出したヒールキックを、パケタがポストに当てていなければ前半で終わっていた試合かもしれません。

もっとも、この日の日本は、ボランチのところでブラジルに回収されてピンチの連続だった韓国代表とは違って、4-3-3の中盤まではさばけていました。アンカーの遠藤航のポジショニングが良く、ボールを引き出すことができていたので、サイドを仕掛けた伊東純也にパスが出ることもありました。もっとも、相手はさすがブラジル代表で、CFの古橋は相手CB2枚に挟まれてほとんどボールを受けられませんでした。

また、ブラジルの強みに、カウンターを許さないというものも感じました。技術では世界一のブラジルといえども、時にはパスミスもあり、日本が中盤でカットできることもあります。それでも、カウンターを狙って前線にボールを出しても、古橋が得意とするスピードを発揮する場面は全く作らせてもらえませんでした。それだけ、事前にプレーの予測ができている証明です。

国立競技場を埋めたファンは、韓国が1-5で惨敗していることは知っている様子で、最初はブラジルボールをクリアしてスローインに逃れるだけで拍手が出ていました。もちろん、それだけでは90分という長い時間は戦えませんが、パスをつなぐ日本代表のサッカーを出そうとして、サイドのところまではボールを出せたので、「試合になっている」というのが感想でした。

ブラジルの強みには、セットプレーに強いのもあります。日本はブラジルの屈強なCB相手にまともに競り合っても勝てないと、わざと相手CBから遠いところにポジションを取って走り込ませてきました。しかし、そのCKは通らず、日本が点を取れなくて惜しいと思う場面は全くない前半を、ブラジルの猛攻をしのいで0-0で折り返しました。

後半については明日、マニアック分析で補足します。


上田と三笘


原口元気


吉田麻也


原口元気


長友佑都


古橋亨梧


吉田麻也


南野拓実


カゼミーロ


フレッジ


ギマライス


伊東純也


吉田麻也


原口元気


パケタ


長友佑都


古橋亨梧


カゼミーロ


カゼミーロ


板倉滉


ダニ・アウベス


伊東純也


吉田麻也
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