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山川穂高、プロ通算200号本塁打

2022-06-27 21:46:00 | 他スポーツ
昨日の西武ライオンズは、写真の4番山川穂高選手の2本塁打で得た2点を守り切って、楽天に2-0で勝利しました。この本塁打で、山川は日本人最速の試合数での200号達成となりました。本人はインタビューで「本塁打しか狙っていない」と、本塁打にはこだわりがあることを語っています。もちろん、山川といえど最初からスター選手ではなく、新人当時は二軍で過ごす日々でした。

二軍ではその明るい性格で盛り上げ役でしたが、打つだけでは使ってもらえないと感じて、守備や走塁の練習を意欲的にこなしたことが効いてきます。彼のブレイクになった2017年、一塁手としての守備も評価されて、メヒアから一塁手のポジションを奪って主力選手の仲間入りを果たします。彼の売りである本塁打も、シーズン途中から一軍に上がった選手としては異例の23本塁打をマークします。

翌2018年から「4番一塁手」に定着し、47本塁打を放って本塁打王のタイトルを取ります。MVPにも選ばれて、西武ライオンズの10年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献して1億円プレーヤーになります。山川といえば、西武ドームの近くに家を買い、試合後にも熱心に居残り練習をする真面目な一面も持っており、その努力は翌2019年にも本塁打王と結果につながります。

もっとも、彼の本塁打を狙う打撃は、時に大きく崩されて無様な空振り三振を喫することもあります。彼の状態を見るには、本塁打が出る出ないというわかりやすいところ以外にも、低めの落ちる変化球を見極められるかどうかでもわかります。また、その100kgを超える体重故に、走塁で足を痛めることもあり、2020年、2021年と2年続けて24本塁打と彼にしては少ない数字に終わります。

今年はどうやら完全に自分の打撃を取り戻したようです。昨季、終盤に本塁打が2本ほど出たことがきっかけだったようで、彼の本来の打撃である力でレフトスタンドに持っていく打撃ができています。特に、相手投手が投げ損なった高めの変化球をカモにしており、日本人にはあまりいないタイプのパワーヒッターです。

今は、西武ドームに行く私のようなファンは、山川の「どすこい」パフォーマンスを期待してスタジアムに向かっています。今季は12球団全ての球場で「どすこい」を達成しており、これから彼がどうやって本塁打を量産していくか楽しみです。チームメイトの中村剛也選手のように、長く活躍できるようになって欲しいですね。
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