Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

アウトサイドの裏(6/10日本対ガーナ)

2022-06-12 20:58:29 | ワールドサッカー
金曜日夜の日本代表ガーナ戦は、4-1と日本代表の圧勝に終わりました。ガーナは4日前にアフリカ選手権の予選を中央アフリカ共和国相手に戦ってから、日本まで長距離移動しての試合ということで、コンディション的にはベストではない様子でした。それでも、日本としてはガーナの弱点を狙うという意図はピッチ上に十分表現できていました。

ガーナは3バックの布陣で、日本の4-3-3の中央のFWのところを厳しく詰めて膠着状態にするのが意図のように見えました。もっとも、ガーナはアウトサイドを下げて5バック気味に守るのではなく、アウトサイドはボランチの高さに上げていて、チャンスがあればアウトサイドの攻撃参加から攻めたいという様子に見えました。

そこを利用できたのがこの日の日本でした。取ってから素早くサイドに回すことでガーナのアウトサイドの帰陣が間に合わず、サイドのFWの堂安や三笘のところでボールをキープして何度もチャンスを作れました。ガーナはボールがキープできないので持ち味をほとんど出すことができず、堂安のダイレクトプレーで抜け出した右SB山根のシュートで日本が先制します。

もっとも、山根は痛恨のミスもしています。自陣からのパスをガーナMFにカットされ、そこからつながれてFWのジョーダン・アイェウに強烈なシュートを叩きこまれて同点にされています。そのまま1-1で前半を折り返しているとロッカールームの雰囲気は悪くなるでしょうが、前半ロスタイムに左FW三笘のクロスが直接ゴールに決まって2-1とリードして折り返すことができました。

この日の日本は、それまでに出番のなかった選手たちにチャンスを与えるという方針で、MF久保建英やFW堂安、FW三笘などがチャンスを得ました。後半も日本の持ち味であるボールキープができており、久保建英や途中出場の前田大然にもゴールが生まれました。サイドで持ってから、崩してギャップを作ってフリーな選手を中央で作るという、日本のやりたい攻撃ができていた試合だったと思います。

今度の火曜日の最終戦は、チュニジアと対戦します。チュニジアもW杯の予選を通過しておりモチベーションは十分で、しかも来日してから2試合目ということで少し日本の気候にも慣れているでしょう。この試合でも、ガーナ戦と同じようにサイドを使ったサッカーはできるか、楽しみに映像を見たいと思います。
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西武対広島2回戦

2022-06-12 10:57:45 | 他スポーツ

昨日出かけてきた、セパ交流戦西武対広島のレポートです。広島先発の森下は、150kmを超すストレートと、人を食ったような110km台のカーブを武器にする、良い投手のように見えました。ただ、昨日はそれほど調子が良くなかったようで、カーブでストライクを取ることが難しかった印象を受けます。初回、オグレディにカーブをすくい上げられてライトにホームランを打たれたときは打撃戦を予想しました。

これに対し、西武先発松本航はコロナウイルス陽性明け初戦です。状態は投げてみないとわからない起用でした。初回こそ、3人とも外野フライで三者凡退でしたが、次第にコントロールに不安が出てきます。そのため、球数が多くなり、こちらも打撃戦に持ち込まれそうな内容でした。2回裏に、昨日正捕手森が投球を手に当てたことで出番が回ってきた古賀のタイムリー二塁打で、2-0と西武がリードを奪います。

その後、3回表に安打で出た小園を送りバントで二塁に進めたチャンスに、DH制でチャンスが回って来た守備の良い宇草が、タイムリーを打って2-1と追い上げます。広島としても、ヒットを打って欲しいところで出た一打は狙い通りで、ここまでは計算通りだったでしょう。そんなゲームは予想外の結末を迎えることになります。

4回表、2安打で作った無死1,2塁のチャンスに上本がバントを決め、続く堂林の一撃は三塁手のグラブをはじき、拾った源田が一塁に送球したものの間に合わず内野安打になります。ここで広島としては追いついておきたかったでしょうが、小園、石原が打ち取られてチャンスを逃します。これで松本は限界とみた辻監督は5回から佐々木をリリーフに送ります。

しかし、その佐々木は2四球でピンチを作り1死しか取れず本田圭佑のリリーフを受けます。その満塁のピンチを、本田が坂倉を一ゴロ併殺打に打ち取ってこの回も点が入らないことになりました。そのため、この試合はロースコアの割には時間がかかる、ファン的にもしんどいゲームになりました。西武打線も毎回の12安打を放ちながら打線がつながらず、2-1のスコアのまま終盤に入ります。

こうなれば、西武は必勝の継投パターンに入り、水上、平良、増田の順にリリーフを送ってきました。1点しかリードがなかったので彼らリリーフ陣にとってはしんどい場面だったでしょうが、何とかそのリードを守り切って2-1で西武が勝利しました。勝てたことは良かったですが、課題の打線は苦しみ、明日以降は打線の組み替えも考えられます。


源田壮亮


若林楽人


外崎修汰


栗山巧


栗山巧


外崎修汰


源田壮亮


外崎修汰


松本航


オグレディ


山川穂高


若林楽人


オグレディ


山川穂高


若林楽人


愛斗
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