シャガ

今日の散歩で見かけた春の花「シャガ」です。急斜面に植えて崩れを止められる植物で知られ、高尾山には多く植わっています。もっとも、公園では脇役で、この花も空いているスペースにひっそりと咲いていました。

先発転向の剛腕(平良海馬)

今日の西武ライオンズは、先発平良の7回1失点の好投に打線が最後に応え、鈴木将平のタイムリー2塁打で得た2点が決勝点となってオリックスに4-1と勝利しました。今回は、昨年まで中継ぎで1イニングを抑えていた、今季から先発に転向した平良海馬投手を取り上げます。平良は沖縄県の石垣島の出身で、中学の途中までは捕手だったという異色の経歴を持ちます。

また、野球名門校の八重山商工に進学したものの、夏の選手権大会では1回戦で自らの暴投が決勝点となって敗退しています。そのため、高校時代にあまり酷使されていなかったことも、この剛腕投手が開花する遠因になりました。高校時代は149kmほどの球速でしたが、西武ライオンズというチームは交通面で田舎ということもあり、真面目に野球に打ち込むには良い環境です。

その二軍での鍛錬の成果で、156kmに球速を上げて、当時二軍でブルペン捕手をしていた上本達之さんによれば「二軍では平良が最も良い」という評価になり、2年目のシーズンに一軍に上がってきました。最初の頃は球威よりコントロールを重視して投げるようにと釘を刺されており、まだまだ荒れ球の原石でしたが、ストレートを詰まらせて内野ゴロに打ち取れる内容には将来性を感じました。

それからは8回の中継ぎが彼の役割になります。最速では160kmをマークするなど、多少のコントロールミスは力で何とかできる投手ではありますが、最近は変化球のコントロールも良くなってきました。いつその速いストレートが来るのかと相手打者をじらす攻め方もできており、昨年は最多ホールドのタイトルを、チームメイトの水上を分け合いました。

先発転向は本人の希望です。契約更改の席で「先発のチャンスも与えられないのはどうかと思う」とフロントに直訴しており、今季はオープン戦から先発で準備を積んできました。今日の投球内容を見ていると、変化球を混ぜながら大事なところは152kmのストレートで抑えることができており、7回にゴンザレスの本塁打で1点こそ取られたものの、次も先発で使える内容を見せました。

先発で投げるということは、勝ち星を期待されるということでもあります。今日は同点で降板したので勝ち星はつかなかったですが、もちろんローテーション投手で1年投げて二桁勝利という期待はあります。今日見た限り先発で行ける内容は見せたので、これからに期待したいと思います。

さいたま市のソメイヨシノ２

さいたま市のソメイヨシノは、見頃終盤でした。今夜、少し風が出てきたので、一気に散ってしまうでしょう。日本全国を彩る春の風物詩ですが、地元さいたま市では来週までは残っていないでしょう。また来年、この春の明るい雰囲気を味わえればと思います。