浦和がACL決勝で対戦する、アルヒラル(サウジアラビア)の映像を見てみました。今回見た試合はACLの準決勝、アルドゥハイル(カタール)との試合でした。会場はカタールのドーハ、アルドゥハイルには元柏のJ1得点王オルンガがいるなど、好勝負が期待できた試合でした。しかし、この試合はアルヒラルの強さだけが目立った試合になりました。
アルヒラルの布陣は浦和と同じ4-2-3-1です。もっとも、トップ下で持ってパスを裏へ出して走る浦和のスタイルとは対極を行くチームで、アルヒラルは右MFのマイケル、左MFのアルドーサリに個人技があるチームです。圧倒的な個人技でサイドを崩してワンタッチプレーヤーの1トップ、イガロに合わせるのがこのチームの勝ちパターンの様子でした。
また、アルヒラルはトップ下のマレガも異色の存在でした。セカンドストライカータイプで、2列目から飛び出してゴール前に入り、FWのごとくプレーできますが、驚異的なのはそのフィジカルです。アルドゥハイルのDFが細く見えてしまうほどの広い肩幅を持つ巨漢ですが、巨漢の割には動きが良く、技術も持っていて、ロングパスからオフサイドラインをくぐることもできます。
この試合はいきなり前半1分で動きます。ボランチのカノが個人技で仕掛けて右サイドを突破してから、クロスをフリーのイガロの頭に合わせて早くもアルヒラルに先制点が入ります。その後も9分にマイケルの仕掛けから、今度はフリーで抜け出したイガロがGKの届かないファーサイドに見事に蹴り込んで、アルドゥハイルが全然自分たちのプレーができないうちに早くも2点リードを奪います。
また、アルヒラルはカウンターでも強いチームでした。アルドゥハイルボールのCKをクリアしてから、相手の高い最終ラインの裏に抜け出す動きもできます。それでマレガが抜け出して3点目を取ると、マレガは左からのクロスを合わせて4点目を決め、前半20分で早くも試合が決まる、4-0という相手にとっては絶望的なスコアにできました。アルドゥハイルのサポーターが帰り始めたほどです。
アルヒラルは、4年前に来日したボランチのサルマン、左MFのアルドーサリ、元FC東京のCBチャン・ヒョンスが目につきますが、このチームのレベルは相当高く、浦和はまずは開始10分を無失点でしのぐのがノルマになります。4年前と違って、ショルツ、ホイブラーテンのCB陣はレベルアップしている浦和なので、まずは我慢から入り、どこかで隙をうかがいたいものです。
アルヒラルの布陣は浦和と同じ4-2-3-1です。もっとも、トップ下で持ってパスを裏へ出して走る浦和のスタイルとは対極を行くチームで、アルヒラルは右MFのマイケル、左MFのアルドーサリに個人技があるチームです。圧倒的な個人技でサイドを崩してワンタッチプレーヤーの1トップ、イガロに合わせるのがこのチームの勝ちパターンの様子でした。
また、アルヒラルはトップ下のマレガも異色の存在でした。セカンドストライカータイプで、2列目から飛び出してゴール前に入り、FWのごとくプレーできますが、驚異的なのはそのフィジカルです。アルドゥハイルのDFが細く見えてしまうほどの広い肩幅を持つ巨漢ですが、巨漢の割には動きが良く、技術も持っていて、ロングパスからオフサイドラインをくぐることもできます。
この試合はいきなり前半1分で動きます。ボランチのカノが個人技で仕掛けて右サイドを突破してから、クロスをフリーのイガロの頭に合わせて早くもアルヒラルに先制点が入ります。その後も9分にマイケルの仕掛けから、今度はフリーで抜け出したイガロがGKの届かないファーサイドに見事に蹴り込んで、アルドゥハイルが全然自分たちのプレーができないうちに早くも2点リードを奪います。
また、アルヒラルはカウンターでも強いチームでした。アルドゥハイルボールのCKをクリアしてから、相手の高い最終ラインの裏に抜け出す動きもできます。それでマレガが抜け出して3点目を取ると、マレガは左からのクロスを合わせて4点目を決め、前半20分で早くも試合が決まる、4-0という相手にとっては絶望的なスコアにできました。アルドゥハイルのサポーターが帰り始めたほどです。
アルヒラルは、4年前に来日したボランチのサルマン、左MFのアルドーサリ、元FC東京のCBチャン・ヒョンスが目につきますが、このチームのレベルは相当高く、浦和はまずは開始10分を無失点でしのぐのがノルマになります。4年前と違って、ショルツ、ホイブラーテンのCB陣はレベルアップしている浦和なので、まずは我慢から入り、どこかで隙をうかがいたいものです。