Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ネイマール、サウジアラビア移籍

2023-08-19 22:10:55 | ワールドサッカー
サッカー関連のネタでは、写真のブラジル代表FWネイマールの、サウジアラビアリーグ、アルヒラルへの移籍もあります。最近はサウジアラビアリーグが多額の金銭で欧州のトップクラスを補強しており、ベンゼマ、カンテ、C・ロナウドがサウジアラビアに移籍しています。ネイマールの契約は2年で500億円を超えると言われており、巨額契約にはサウジアラビアの本気度がうかがえます。

もっとも、サウジアラビアリーグがこれから、彼らをレベルアップさせる場であるかどうかは未知数です。過去には、中国リーグが同様に外国人選手を金銭で集めたことがありますが、彼らはあまりにもVIP待遇されていたようで、中国に行って代表から外されてしまうケースがほとんどとなってしまいました。サウジアラビアリーグから代表に呼ばれる選手が多数になって、初めて成功と言える移籍でしょう。

ネイマールのプレーは2度、生で見ました。2022年の日本代表対ブラジル代表戦と、同年のPSGの親善試合です。彼はスピードのあるドリブルを持っており、緩急をつけるのが上手いのがその能力の秘密です。このドリブルの前に、日本代表DFはファウルで止めざるを得ず、次第にイエローカードが溜まってくる苦しい戦いを強いられることになります。

もっとも、ブラジル代表の10番として広く世界的な知名度を誇る彼ですが、意外にも欧州強豪チームでの得点王の経験はありません。その理由として、彼がスピード型なのでウイングで起用されることが多く、バルセロナ時代はCFのメッシのアシストをする左ウイングでした。どうしても、直接点が取れるCFに比べると、ウイングでは得点数には不利になります。

W杯のクロアチア代表戦で鮮やかなドリブルで同点ゴールを決めた活躍は印象的でしたが、アルヒラルでどこまでプレーできるかは未知数です。それは彼が足首の手術明けで、どこまで怪我が回復しているか未知数の状態でアルヒラルが獲得しているからです。PSG時代の今年、日本にも来ていますが、負傷のためプレーしませんでした。そのため、ブラジル代表で見せたようなトップコンディションに戻すには多少時間がかかると見るのが自然です。

それでも、もしサウジアラビアリーグでのプレーが彼にとって良いものであれば、ブラジル代表でも引き続き招集されるでしょう。この稀代の才能をどう生かせるか、アルヒラルにとっても挑戦ではないかと感じています。
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理文(香港)戦プレビュー

2023-08-19 16:03:35 | 浦和レッズ
浦和レッズは今度の火曜日、ホーム埼玉スタジアムでACLプレーオフの理文(香港)と対戦します。この試合はACLに出場できるかどうかの重要な試合なので、浦和としては多少メンバーを落とす可能性はあるものの、絶対に勝たないといけない試合という姿勢は出してくるでしょう。英語表記ではLee Manと表記されますが、書きやすいので「理文」と書きます。

理文はACLプレーオフではインドネシアのバリ・ユナイテッドに5-1と勝利して勝ち上がってきました。香港とインドネシアのサッカーの実力差を考えると妥当な結果です。理文についてはWikipediaにも載っていないチームで、インターネットでも情報収集は困難な相手ですが、唯一英語版のHPが見つかったので参照すると、香港プレミアリーグのHKレンジャースFC戦から中1日で浦和戦を迎える強行日程のようです。

香港プレミアリーグでは、日本で多少名前が知られている「傑志」や「イースタン」などに勝利しており、強豪チームのようです。メンバー表はありましたが、いつの時点のメンバーか不明です。それによれば外国人選手も多く在籍し、日本人の「中村ゆうと」という36歳のベテランも在籍しているようです。香港代表は強くないチームですが、外国人選手で補強できるので、香港サッカーのイメージとは多少違うチームが来る可能性もあります。

浦和レッズは名古屋戦から中3日、次の湘南戦まで中2日という、この試合はマネジメントが難しい試合です。興梠を名古屋戦でベンチからも外したのは、この理文戦での起用も意味している可能性があります。スコルジャ監督のターンオーバーは初めて試される試合になりますが、何人か入れ替えて、湘南戦にも多少の余力は残して戦うと予想しています。

去年のACLで、ジョホール(マレーシア)、パトゥム(タイ)に圧勝している浦和にとっては、香港相手には力が上と予想はできますが、この試合は延長戦もPK戦もあるので、点を取れないと何が起きるかわかりません。名古屋戦を休んだ興梠が、理文相手に点を取ってくれることを期待して、スカパーオンデマンドのネット中継でこの試合の映像を見たいと思います。
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超人的な先制点(8/18浦和対名古屋)

2023-08-19 14:43:52 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのホーム名古屋戦は、1-0で浦和の勝利に終わりました。名古屋は浦和からレンタル移籍していたFWユンカーが、契約上の条件で出場できないため、CFに酒井宣福を、ウイングに森島と永井を起用する3トップで入ってきました。浦和のCB、ショルツとホイブラーテンに高さで勝つのは難しいとみて、スピードで裏を取る狙いでした。

また、酒井宣福には浦和のビルドアップで効いている岩尾を消しに行くミッションも与えられていました。この名古屋の手で、岩尾からつなぎに行く動きを出せなかった浦和は、GK西川がロングボールを蹴る動きに制限されました。それでも、この日は浦和のトップ下に久しぶりのスタメンになった小泉が起用されていました。

小泉は一時、売り物のスルーパスが相手に読まれ始め、取られてカウンターを何度か浴びたためしばらくメンバーを外されていました。この試合では、ここまでスタメンが続いていたトップ下の安居が疲労気味と見たのか、安居をベンチに置いての小泉のスタメンでしたが、小泉は予想以上に好調で、パスの出し先が良く見えている様子でした。

先制点は、そういう駆け引きとは違った形で浦和に入りました。クロスのクリアボールを拾った明本からパスを受けたカンテが、後ろ向きで受けてから素早く反転し、GKランゲラックが届かないニアサイドに正確に蹴り込んで1-0と浦和が先制します。これはカンテの個人技のゴールで、前節の広島戦でもゴールを決めているカンテの最近の好調さが出た、戦術とは関係ないようなゴールでした。

この日は主審の判定を巡って何度かもめた試合でもあります。特にトラブルになったのは、1枚イエローカードをもらっていた名古屋左ストッパーの河面が岩尾をファウルで潰したプレーで、これは2枚目のイエローカードで退場ではないかと、浦和の選手たちが詰め寄った場面でした。河面には主審が注意に行ったものの、これが退場ならゲームの流れが大きく変わる場面でした。

名古屋は、浦和のペナルティーエリア隅のライン、「ポケット」と言われるあたりを仕掛けてきました。ここにスピードのある永井が来るのは脅威で、浦和としてはショルツとホイブラーテンのバランスを崩されないように守れるかが、後半に向けてのポイントになります。そんな試合がどう決着したかは、あとでマニアック分析で補足します。





































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