後半の頭で、スコルジャ監督は前半戦の問題点に気付いていたようで、左MFの早川とFWのカンテを下げて、関根と興梠を投入してきました。この交代で流れが変わり、サイドに拠点が作れるようになります。後半4分、酒井宏樹のオーバーラップから攻撃参加したボランチの伊藤敦樹に渡り、伊藤敦樹はループ気味にGKの頭上を狙いますがGK一森に処理されます。
浦和は高い位置でボールが回収できたのがこの優勢の要因で、後半5分には安居のポストプレーから伊藤敦樹が遠目から狙ったものの枠を外します。しかし、この優勢はある程度カウンターを食らうリスクを覚悟してのもので、7分に大久保、10分に岩尾が、相手カウンターをファウルで止めたという理由でイエローカードをもらっています。
横浜FMサイドも、これだけ浦和に支配されるのは何かおかしいと感じたようで、13分にトップ下の西村と右FWのマテウスを下げて、マルコス・ジュニオールと宮市を投入してきました。浦和は興梠がMF的に効いており、彼が持ってからサイドに出すプレーが効いていましたが、真ん中で待っているFWが足りなくなるデメリットも出ました。
何本もCKを取って攻めた浦和ですが、酒井宏樹と相手GK一森の接触で試合が数分止まり、一森は脳震盪の判断でサブGK飯倉と交代します。ほとんど交代することはないGKの交代なので、サブGKの準備ができていないことも往々にしてありますが、飯倉はベテランなので落ち着いており、横浜FMのGKが狙えたという印象はなかったです。
横浜FMのカウンターは次第に冴え始め、40分にマルコス・ジュニオールのクロスをショルツが頭でクリアし、さらに宮市のドリブルから右サイドのAロペスがフリーになるピンチができますが、これは必死で戻ったホイブラーテンが間に合ってクリアします。浦和は途中出場で新加入の中島がトップ下に入りますが、ボールが足についておらずコンディション的にはまだまだの様子です。
浦和が支配し横浜FMがカウンター狙いの展開は予想外でしたが、両チームともチャンスを生かせなかった試合は0-0の引き分けに終わりました。勝つ可能性もあった試合ですが、首位神戸に勝ち点4差まで詰めるチャンスだったこの試合を逃したのは残念な引き分けでした。


















浦和は高い位置でボールが回収できたのがこの優勢の要因で、後半5分には安居のポストプレーから伊藤敦樹が遠目から狙ったものの枠を外します。しかし、この優勢はある程度カウンターを食らうリスクを覚悟してのもので、7分に大久保、10分に岩尾が、相手カウンターをファウルで止めたという理由でイエローカードをもらっています。
横浜FMサイドも、これだけ浦和に支配されるのは何かおかしいと感じたようで、13分にトップ下の西村と右FWのマテウスを下げて、マルコス・ジュニオールと宮市を投入してきました。浦和は興梠がMF的に効いており、彼が持ってからサイドに出すプレーが効いていましたが、真ん中で待っているFWが足りなくなるデメリットも出ました。
何本もCKを取って攻めた浦和ですが、酒井宏樹と相手GK一森の接触で試合が数分止まり、一森は脳震盪の判断でサブGK飯倉と交代します。ほとんど交代することはないGKの交代なので、サブGKの準備ができていないことも往々にしてありますが、飯倉はベテランなので落ち着いており、横浜FMのGKが狙えたという印象はなかったです。
横浜FMのカウンターは次第に冴え始め、40分にマルコス・ジュニオールのクロスをショルツが頭でクリアし、さらに宮市のドリブルから右サイドのAロペスがフリーになるピンチができますが、これは必死で戻ったホイブラーテンが間に合ってクリアします。浦和は途中出場で新加入の中島がトップ下に入りますが、ボールが足についておらずコンディション的にはまだまだの様子です。
浦和が支配し横浜FMがカウンター狙いの展開は予想外でしたが、両チームともチャンスを生かせなかった試合は0-0の引き分けに終わりました。勝つ可能性もあった試合ですが、首位神戸に勝ち点4差まで詰めるチャンスだったこの試合を逃したのは残念な引き分けでした。


















