Kobby loves 埼玉&レッズ

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横浜FM戦マニアック分析

2023-08-10 20:36:25 | 浦和レッズ
後半の頭で、スコルジャ監督は前半戦の問題点に気付いていたようで、左MFの早川とFWのカンテを下げて、関根と興梠を投入してきました。この交代で流れが変わり、サイドに拠点が作れるようになります。後半4分、酒井宏樹のオーバーラップから攻撃参加したボランチの伊藤敦樹に渡り、伊藤敦樹はループ気味にGKの頭上を狙いますがGK一森に処理されます。

浦和は高い位置でボールが回収できたのがこの優勢の要因で、後半5分には安居のポストプレーから伊藤敦樹が遠目から狙ったものの枠を外します。しかし、この優勢はある程度カウンターを食らうリスクを覚悟してのもので、7分に大久保、10分に岩尾が、相手カウンターをファウルで止めたという理由でイエローカードをもらっています。

横浜FMサイドも、これだけ浦和に支配されるのは何かおかしいと感じたようで、13分にトップ下の西村と右FWのマテウスを下げて、マルコス・ジュニオールと宮市を投入してきました。浦和は興梠がMF的に効いており、彼が持ってからサイドに出すプレーが効いていましたが、真ん中で待っているFWが足りなくなるデメリットも出ました。

何本もCKを取って攻めた浦和ですが、酒井宏樹と相手GK一森の接触で試合が数分止まり、一森は脳震盪の判断でサブGK飯倉と交代します。ほとんど交代することはないGKの交代なので、サブGKの準備ができていないことも往々にしてありますが、飯倉はベテランなので落ち着いており、横浜FMのGKが狙えたという印象はなかったです。

横浜FMのカウンターは次第に冴え始め、40分にマルコス・ジュニオールのクロスをショルツが頭でクリアし、さらに宮市のドリブルから右サイドのAロペスがフリーになるピンチができますが、これは必死で戻ったホイブラーテンが間に合ってクリアします。浦和は途中出場で新加入の中島がトップ下に入りますが、ボールが足についておらずコンディション的にはまだまだの様子です。

浦和が支配し横浜FMがカウンター狙いの展開は予想外でしたが、両チームともチャンスを生かせなかった試合は0-0の引き分けに終わりました。勝つ可能性もあった試合ですが、首位神戸に勝ち点4差まで詰めるチャンスだったこの試合を逃したのは残念な引き分けでした。





































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早川隼平、プロ契約締結

2023-08-10 19:57:09 | 浦和レッズ
今日のレッズ関係のニュースでは、写真の浦和MF早川隼平選手のプロ契約締結がありました。これまで、ユースの大会にも掛け持ちで出場可能だった2種契約でのプレーでしたが、ユースの試合に出られなくなってもいいからプロとして契約したいという、浦和のフロントの期待を感じます。高校3年生でのプロ契約は過去には原口元気、鈴木彩艶の例があります。

今季、スコルジャ監督は早川をトップ下や左MFで起用しています。前を向いたときのサッカーセンスには高いものを持っており、リーグ戦は先日の横浜FM戦が初スタメンでしたが、ルヴァン杯では多くの出番を得ています。リーグ戦でも6試合に途中出場しており、プロとしてやっていけると、スコルジャ監督もお墨付きを与えたのでしょう。

もちろん、まだ17歳なので、プロの激しいプレスのサッカーを90分こなす体力レベルはまだ足りない印象もあります。横浜FM戦では左MFに入っていた彼の守備がネックになって途中交代しました。プロ契約になったことで、常にトップチームの練習に帯同し、フィジカルを上げる練習がこれからできることで、飛躍も期待できると思っています。

早川は小学校時代を1FC川越水上公園で過ごした地元出身選手です。浦和でのプレーはジュニアユースからです。浦和のユースは、これまではセレクションで集めていた選手を、スカウトで獲得するように改革してからプロ選手を多く輩出しています。もちろん、期待はユースの先輩、原口元気のような代表入りです。フィジカルが上がって、プロの体ができたときに、どれだけプレーできるか、この才能を生で見守っていきたいですね。
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