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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ダビド・モーベルグ、ギリシャ移籍

2023-08-03 22:45:11 | 浦和レッズ
ちょっと時期が遅れましたが、写真の浦和MFダビド・モーベルグ選手のギリシャリーグ、アリス・テッサロニキ移籍が発表になっていました。モーベルグは昨年開幕直前に浦和加入が発表になり、コロナ禍もあって合流は遅れたものの、昨年のチーム得点王です。右サイドのMFが彼の得意なポジションで、時折見せるまたぎフェイントも、もう見られなくなります。

モーベルグはスウェーデン人で、代表歴も3試合あります。日本に来る前はチェコリーグのスパルタ・プラハに在籍し、13得点を挙げて期待を受けていました。年齢的に、来日当時28歳と、欧州でステップアップを目指すのは難しいと判断しての日本移籍だったことでしょう。彼の初ゴールは埼スタでの磐田戦でしたが、これがインパクトがあったので今でも思い出せます。

右サイドでボールを受けて、ドリブルで自らゴール前に入っていき、直接決めたシュートでした。この個人技がいつも出せるなら、J1ではレベルの違いを見せてくれるのではという期待も持ちました。さすがにドリブル一辺倒では相手に読まれるとみて、モーベルグも得点パターンを変え、ゴール前にうまく入り込んでクロスを合わせる得点パターンも見せました。

モーベルグは確かにいい選手ですが、今季出番が少なくなっていたのは事実です。スコルジャ監督がACL決勝に向けて可能な限りメンバーを固定する方針で、右MFのポジションで大久保がファーストチョイスになったことが決定的でした。この大久保のブレイクで、モーベルグはベンチ入りしない試合も多くなったことで、このあたりで新天地を求めたいという発想が出るのも当然とも思えます。

スウェーデン人で英語が堪能なモーベルグなので、海外は苦にしない強みもあるので、ギリシャで右MFとして出場機会をうかがうことになります。彼のサッカー人生はまだ続くので、浦和での日々が良い思い出であって欲しいと、サポーター的には願いたいです。
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失われていた試合勘(8/2天皇杯名古屋対浦和)

2023-08-03 22:20:53 | 浦和レッズ
昨日の天皇杯ベスト16、名古屋対浦和は、3-0で名古屋の勝利に終わりました。浦和は、ここまでACL決勝があったことで他チームより試合の消化数が多く、疲労が溜まっているだろうと判断したようで、今回の2週間のJ1中断期間で8日間のオフを取りました。確かに、今後ACLのプレーオフを勝てば、また強行日程が待っているので、休む時期はここしかないでしょう。

それでも、この名古屋戦ではそのデメリットが出てしまいました。明らかにこの日の浦和はおかしかった印象で、興梠が降りてボールを受けても前で待つ選手がいなかったり、逆にみんなで前線に上がってしまいパスコースができないなど、ボランチの岩尾のところまでは行けても、その先でほとんどボールが持てない展開になります。

また、CSアセット港サッカー場は雑草が混じる、とてもプロのトップチームが試合をするグラウンドではなかったのも、浦和には悪い方向に出ました。スルーパスを追いかけた伊藤敦樹が、球際の処理を誤ってゴールラインを割るミスが出たあたり、浦和の選手は普段ならこんなミスはしないはず、何かおかしいと思っている間に、前半は名古屋にシュート11本を打たれる劣勢の展開が続きます。

最初のうちはGK西川が止めて、辛くも逃れていましたが、マテウスが蹴ったFKが壁の間を抜け、GK西川は片手で弾こうとしたものの間に合わず1点を先制されます。また、スコルジャ監督の交代策も遅れました。メンバーのコンディションが原因なら、早めに選手を替えるのも必要でしたが、ようやく興梠を下げてカンテを入れたのは後半15分でした。

これでは、後半の最後の方で一気に崩壊して最終スコアが3-0という惨敗になるのも理解できます。もちろん、ベストメンバーを揃えて天皇杯というタイトルを取りに行く姿勢は見せた浦和ではありますが、今回に関しては休養の取り方も含めて、本気で天皇杯を取りに行かなかったのではという疑問が湧いても、仕方ない試合になってしまいました。

今日はちょっと短いですが、こういう試合は早めに切り上げます。
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