昨夜、ラリーガ(スペインリーグ)の開幕戦、ヘタフェ対バルセロナを見ていました。バルサはアンカーのブスケッツがアメリカMLSに移籍して抜けており、その後釜にはビッグクラブは初めてのロメウでした。マンチェスターシティからギュンドアンを獲得していますが、これといって戦力アップができない状態で今季の開幕を迎えています。
対するヘタフェは、表記上は5-4-1、時間帯によっては6-3-1と極端に引いて守ってきました。球際に相当厳しく行くのがヘタフェのやり方のようで、バルサのFW陣は何度か肘で打たれるファウルも受ける展開です。ラリーガではそうしたファウルはなかなか取ってもらえないですが、それでもヘタフェの守備は極端で、イエローカードが飛ぶ試合になります。
バルサはサイドチェンジを狙っており、左サイドからMFデヨングやSBバルデが持って、右ウイングのラフィーニャ(写真)を走らせる攻めを狙っていました。どうしても5バックをサイドに寄せているヘタフェの守備にとってそこは狙える位置ですが、ヘタフェ7番(マタ)がラフィーニャにファウル覚悟の守備で止めます。その攻めから、ラフィーニャとマタの両者に警告が出たところから試合は動きます。
ラフィーニャが、2枚目の警告をもらって退場したからです。これでバルサは最終ラインをアラウホ、クンデ、クリステンセンの3バックにして、レバンドフスキにパスをつないで攻め、ヘタフェはそのまま5-4-1で我慢して前半を0-0で折り返します。ハーフタイムにバルサはクリステンセンを下げて左MFアブデを投入し、デヨングをCB、ギュンドアンとロメウのダブルボランチの4-4-1で我慢する布陣に組み替えます。
しかし、ヘタフェの優位は長続きしませんでした。やはりファウル覚悟で守るのは警告のリスクがつきもので、マタが2枚目の警告で退場し、10対10という荒れたゲームになります。そこからはバルサが押し気味に展開し、16歳のサイドハーフのヤマルを投入し、その卓越したゲームメークの能力を発揮して前にいいボールが入ります。
ロスタイムが15分近くになるという、最後まで波乱含みだったゲームは、結局0-0の引き分けに終わりました。バルサのようなビッグクラブはこういう、自分たちの形を捨ててでも厳しく守る、ヘタフェのような相手とも何度も対戦するのでしょう。そんなラリーガの現実を見た、この試合だったと振り返ります。
対するヘタフェは、表記上は5-4-1、時間帯によっては6-3-1と極端に引いて守ってきました。球際に相当厳しく行くのがヘタフェのやり方のようで、バルサのFW陣は何度か肘で打たれるファウルも受ける展開です。ラリーガではそうしたファウルはなかなか取ってもらえないですが、それでもヘタフェの守備は極端で、イエローカードが飛ぶ試合になります。
バルサはサイドチェンジを狙っており、左サイドからMFデヨングやSBバルデが持って、右ウイングのラフィーニャ(写真)を走らせる攻めを狙っていました。どうしても5バックをサイドに寄せているヘタフェの守備にとってそこは狙える位置ですが、ヘタフェ7番(マタ)がラフィーニャにファウル覚悟の守備で止めます。その攻めから、ラフィーニャとマタの両者に警告が出たところから試合は動きます。
ラフィーニャが、2枚目の警告をもらって退場したからです。これでバルサは最終ラインをアラウホ、クンデ、クリステンセンの3バックにして、レバンドフスキにパスをつないで攻め、ヘタフェはそのまま5-4-1で我慢して前半を0-0で折り返します。ハーフタイムにバルサはクリステンセンを下げて左MFアブデを投入し、デヨングをCB、ギュンドアンとロメウのダブルボランチの4-4-1で我慢する布陣に組み替えます。
しかし、ヘタフェの優位は長続きしませんでした。やはりファウル覚悟で守るのは警告のリスクがつきもので、マタが2枚目の警告で退場し、10対10という荒れたゲームになります。そこからはバルサが押し気味に展開し、16歳のサイドハーフのヤマルを投入し、その卓越したゲームメークの能力を発揮して前にいいボールが入ります。
ロスタイムが15分近くになるという、最後まで波乱含みだったゲームは、結局0-0の引き分けに終わりました。バルサのようなビッグクラブはこういう、自分たちの形を捨ててでも厳しく守る、ヘタフェのような相手とも何度も対戦するのでしょう。そんなラリーガの現実を見た、この試合だったと振り返ります。