Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

落ち付けなかった急造メンバー(11/25浦和対福岡)

2023-11-26 19:50:51 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのホーム最終戦、アビスパ福岡戦は2-3と浦和の敗戦に終わりました。振り返ると、やはり浦和にとっては今季の試合数の多さが、ここに来てダメージになっていたように思えます。そう感じたのはダブルボランチの陣容で、レギュラーメンバーの岩尾が出場停止、伊藤敦樹が負傷で不在なので、トップ下で出ることが多い安居と、ほとんど出番のなかった柴戸のコンビになりました。

もっとも、ルヴァン杯決勝戦で負けた相手である、福岡対策は浦和ベンチも練ってきたように思えました。福岡はルヴァン杯のときと同じ5-2-3の布陣で、自陣にブロックを引いて浦和が攻め込むスペースをなくして、3トップの個人技で仕掛けるチームです。ルヴァン杯のときはその個人技で翻弄され、早い時間の失点という最悪の展開に持ち込まれました。

そのため、浦和DF陣は福岡が個人技で来るときはチャレンジアンドカバーで1枚が確実にチェックに行き、後ろをCBのショルツがカバーする守備で序盤の福岡の攻めを抑えました。この日は右SBに関根を起用し、ショルツが本来のCBで出ていたこともあって、いつもの浦和の堅守の形を発揮しようとする狙いは見て取れました。

また、浦和は左サイドに拠点を作る攻めで、左SBの明本と左MFの小泉の連携で何本かクロスを上げることができていました。トップ下で起用された中島翔哉のパスから、明本が抜け出したプレーに相手DFがファウルしたかどうかでVARの判定になり、これがファウルになって浦和にPKが与えられます。このPKはショルツが蹴り、浮き球で中央に蹴るという意表を突いたプレーで浦和に先制点が入ります。

ここまでは浦和にとっては悪い展開ではなかったです。しかし、そこからの試合運びが良くなかったと思います。1点ビハインドになって攻めに出てきた福岡は、左アウトサイドの前嶋を軸にサイドに拠点を作り始めて何本かCKを取るようになってきます。どうしても、本来MFで急造SBである関根のところは狙われる宿命で、ギリギリのところでセカンドボールをクリアしたものの苦しい展開です。

前半終了間際、相手の浮き球のパスでDFライン裏を破られ、紺野のシュートで失点した浦和は、前半を1-1で折り返すことになります。こうなるとここのところ点が取れていない浦和は苦しい展開です。後半はもっとひどい試合になるのですが、それは書く元気が出たら、マニアック分析で補足します。



































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高尾山ケーブルカー

2023-11-26 19:18:36 | 雑記
帰りの高尾山ケーブルカーでは、運転台横の「かぶりつき」の場所に立つことができました。この位置は鉄オタにとっては絶好の場所で、向こうからやってくるケーブルカーが写真のようによく見えます。この中腹の位置で列車交換をして、清滝駅に向けて下っていく途中です。



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薬王院から高尾山頂まで

2023-11-26 14:28:50 | 雑記
薬王院の石段を登ると、奥の院の横を抜けて高尾山頂へと続きます。ここまでなら観光客が誰でも行けるところで、事実自分自身も少し余裕のある状態で高尾山頂にたどり着きました。奥の院からは上ったり下ったりしながら山頂に着きますが、正直「もう着いたの」のような気分でした。快晴のこの日は、富士山も遠くに見渡せる、良い条件でした。ここまで元気なら、もうちょっとやってみるかと、奥高尾を目指すのですが、それについては後述します。





















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スペイン対ジョージア

2023-11-26 13:36:45 | ワールドサッカー
欧州選手権予選、スペイン対ジョージアのビデオを見ていました。欧州の予選は、自陣にがっちり引いている相手を何とかこじ開けて勝ち点3を得るための戦いが定番で、事実ジョージアは4-4-1-1でブロックを作って我慢する戦い方でした。4-3-3のスペインは先日書いたポルトガルとは違い、写真のアンカー、ロドリは思い切って前に行きシュートを狙うタイプです。

相手がFWの7番1枚しか前に残していないので、CB2枚を残していれば問題ないという意図で、強気で攻めに行きました。その狙いは成功したかに見えました。前半3分、左サイドからのFKで、フェラン・トーレスが蹴ったクロスをCBのロモが合わせてスペインに先制点が入ります。その後もスペインは攻めに行きますが、ジョージア7番がスピード型だったことがこのゲームをわからなくさせます。

中盤で取ってからの縦パスでジョージア7番が抜け出し、スペインゴールを破って1-1の同点に追いつきます。スペインのような前にかかるチームには、縦パス主体の速攻というジョージア側の狙いが当たった格好です。スペインは一つ誤算が生じ、突破して効いていた右MFのガビが太ももを肉離れして前半でサンセイと交代する、ゲームプランに響くことになります。

それでも、後半に入り、スペインがSBを上げてフィールドを広く使ってクロスを上げるサッカーは、ジョージアにとって消耗させられる相手でした。左SBのガヤが上げたクロスを、フェラン・トーレスが頭で合わせて、スペインにとって大きな2点目を得ることができました。これで余裕ができたスペインは、フェラン・トーレスを下げて、16歳のヤマルを入れて右FWに置きます。

ヤマルはドリブルでトップスピードに乗りながら絶妙なパスが配給できる次世代の才能ですが、今はまだ運動量が少なく、右サイドのタッチライン際に張り付いている選手です。こういう選手を起用できるのはリードを奪えたスペインの余裕ですが、ヤマルは得点に絡むことになります。ヤマルが上げたクロスが、ジョージア14番の頭に当たってオウンゴールになります。これで3-1と、スペインの勝利は動かなくなります。

この勝利で、スペインは7勝目(1分け)を挙げてグループ首位での通過を決めました。強豪スペインにしては苦しんだ勝利ではありましたが、ヤマルのような若い才能に、公式戦の緊張感の中で試合をさせることができたのは、サッカー強豪国の奥の深さのように思えました。
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