アジア2次予選他組動向1-1

マニアックですが、アジア2次予選の他組の結果が出てきたので感想を書きます。

グループA
順 国名 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1 カタール 2 2 0 0 11 1 10 6
2 クウェート 2 1 0 1 4 1 3 3
3 インド 2 1 0 1 1 3 -2 3
4 アフガニスタン 2 0 0 2 1 12 -11 0
2023年11月16日
カタール 8-1 アフガニスタン
クウェート 0-1 インド

2023年11月21日
アフガニスタン 0-4 クウェート
インド 0-3 カタール

この組は地元開催のW杯こそ3戦全敗に終わったものの、アジアの新興勢力になってきているカタールが1強です。アフガニスタンとインドに危なげなく連勝し、遠征の際の待遇が良くなるなど結果を出すための下地はできてきています。2位争いは混戦で、1勝1敗でクウェートとインドが並び、得失点差でクウェートが2位ですが最後までもつれそうです。最下位アフガニスタンは、2試合とも惨敗で、上位とは力の差がある結果になっています。

グループB
順 国名 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1 日本 2 2 0 0 10 0 10 6
2 北朝鮮 2 1 0 1 6 2 4 3
3 シリア 2 1 0 1 1 5 -4 3
4 ミャンマー 2 0 0 2 1 11 -10 0
2023年11月16日
日本 5-0 ミャンマー
シリア 1-0 北朝鮮

2023年11月21日
ミャンマー 1-6 北朝鮮
シリア 0-5 日本

日本にとって、ミャンマーにホームで勝つのは間違いなくても、アウェイのシリア戦で注文通りの勝利を得られるかは正直微妙と思っていました。シリア戦が行われた中立地サウジアラビアは予想通りほとんど誰も観客が入らない中の試合でしたが、5-0と危なげない勝利で一息つけます。これで、次戦のホーム北朝鮮戦に勝利すれば、かなり2次予選通過が見えてきます。2位争いは北朝鮮とシリアが潰し合う展開になっており、どちらにもチャンスがある展開です。ミャンマーは戦術的なまとまりは評価できますが、この組では力の差は否定できないです。

グループC
順 国名 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1 韓国 2 2 0 0 8 0 8 6
2 タイ 2 1 0 1 4 3 1 3
3 中国 2 1 0 1 2 4 -2 3
4 シンガポール 2 0 0 2 1 8 -7 0
2023年11月16日
韓国 5-0 シンガポール
タイ 1-2 中国

2023年11月21日
シンガポール 1-3 タイ
中国 0-3 韓国

この組は、韓国が本命なのは揺るがないですが、中国がホーム戦をどう戦うかでもつれる可能性がありました。結果は韓国の0-3勝利で、韓国にとって2次予選通過が見えてくる結果になりました。韓国が抜け出しそうで、2位争いがタイと中国で混戦になりそうです。

福岡戦プレビュー

明日、浦和レッズはホーム埼玉スタジアムで、アビスパ福岡と対戦します。ご存知の通り、福岡は国立競技場で対戦したルヴァン杯決勝戦で敗れ、目前のタイトルを逃した因縁の相手です。当時は福岡が5バックで自陣にブロックを引きながら、サイドのウイングに早めに出して個人技で仕掛けさせた戦術が当たった、戦略の勝利でした。

もちろん、その手は浦和も知るところとなったので、対策は立ててくるでしょう。前回のリーグ戦の神戸戦から2週間ほど時間が経ち、前節負傷などで出られなかった選手が間に合う可能性もあり、負傷者続出で野戦病院状態だった浦和のチーム状態が改善している可能性があります。もちろん、岩尾が出場停止、伊藤敦樹が負傷でダブルボランチがそっくり入れ替わるので、その不安はありますが。

福岡は14勝6分12敗の成績で8位です。34得点40失点のデータを見ると、得失点差がマイナスのチームがこれだけの中位につけているのは異例で、少ない得点を守り切ることでこの位置につけているチームと思われます。過去3節のスタメンを見ると、DFの選手が5人出場しており、ルヴァン杯決勝戦で見せた5バックはどうやらいつもの戦術のようです。

堅守の要因はGKで、村上と永石を併用していますが、福岡相手にはシュートに行ってもGKに止められるイメージがあります。浦和としては、ボールが持てる展開になるのは間違いないので、序盤に失点せずに前半を最低でも同点で推移することです。ルヴァン杯決勝戦では前半で2失点して、ゲームを苦しくしてしまったので、少なくともサイドの攻防である程度勝つことを要求したいです。

この試合は今季のリーグ戦ではホーム最終戦です。ACL武漢戦が残っているものの、セレモニーなどは行われるでしょう。ACL優勝という成果は出たものの国内では無冠だった今季の総括は微妙な結果ですが、今季限りで退任のスコルジャ監督への感謝の気持ちは、サポーター的には示したいです。

高尾山ケーブルカーから薬王院まで

今日は休みを取って、高尾山まで紅葉狩りに行っていました。高尾山に行くハイカーの定番コースである、高尾山ケーブルカーで高尾山駅に着き、そこから1号路を登って薬王院の石段を登るルートを取りました。高尾山はケーブルカー沿線はまだ紅葉していなかったですが、薬王院のある高尾山の中腹まで来ると紅葉は見頃になっていました。天狗伝説のある、修験道の道場でもある薬王院には、有名な観光地ではあるもののちょっと厳かな雰囲気を感じてきました。