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浦和スコルジャ監督退任

2023-11-21 19:46:54 | 浦和レッズ
今日はサッカー関連で優先順位トップのニュースが来ました。浦和レッズは、現監督スコルジャ氏の今季限りでの退任を発表しました。理由については「仕事と家庭の優先順位を考えた」と、スコルジャ監督側の事情による退任です。浦和の土田SDは慰留したものの引き留められなかったとコメントしています。

スコルジャ監督はポーランドリーグ4回優勝と実績十分な監督で、浦和ではロドリゲス前監督のやり方をある程度継承しながらチームを作ってきました。J1の開幕2戦を連敗スタートしてやきもきさせましたが、それでも開幕直前に合流したホイブラーテンの力を信じてスタメンで使い、チームに馴染ませたことでJ1最少失点の堅い守備を構築できました。

スコルジャ監督の成果は何と言っても5月のACL優勝です。相手のアルヒラルは非常に強いチームでした。それでも我慢しながら攻撃の形を見せることによって、アウェイ戦で引き分け、ホーム戦で1-0で勝利しての優勝です。スコルジャ監督になって変わったと感じたのは戦い方の上手さが備わってきたことで、状況に応じて戦い方を変えるような芸当も可能になりました。

もっとも、決勝まで進んだルヴァン杯は敗れ、リーグ戦も優勝の可能性は断たれています。その要因になったのは負傷者の多さという不運なもので、ターンオーバーをするために獲得した中島翔哉や安部裕葵などが、なかなかスタメン出場できる状態にならず、結局大久保や関根を毎試合のように使って負傷者を出すことになってしまいました。

また、J1リーグ最少失点の堅守は評価できますが、得点数という意味では今季はそれほど多くなかったです。そのため、確実に勝っておきたい相手だった京都や横浜FC相手にホームで引き分けるような、もったいない勝ち点の落とし方もありました。途中加入のカンテが点を取って、多少は良くなったものの、リンセンや興梠の得点数が伸びなかったことも響きました。

スコルジャ監督はおそらくポーランドに帰国するでしょうが、退任の理由を聞くと、しばらく監督はやらないかもしれません。噂ではサウジアラビアリーグやポーランド代表監督などもありましたが、それよりは家族との時間をという決断は理解できます。良い監督だったことは間違いないので、浦和での思い出を胸に、次の人生でも成功して欲しいものです。
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