以前も書いたように、横川-軽井沢間の碓氷峠は相当の鉄道の難所なので、EF63よりも前の時代は線路の中央に歯車を噛み合わせる「アプト式」の車両が走っていた頃もあります。スイスあたりの登山電車に乗れば今でも見られるでしょうが、日本で本物を見たのはこの軽井沢駅に静態保存されているこの車両だけです。
今度の木曜日、日本代表は大阪府のパナソニックスタジアム吹田で、ミャンマー代表と対戦します。この試合はW杯アジア2次予選のリーグ初戦で、日本とミャンマーの他に、シリア、北朝鮮との4チームで2位以内の通過を目指して戦います。FIFAランキングではミャンマーはグループで一番下で、前回の2次予選ではフクダ電子アリーナで無観客で対戦し、日本が10-0で勝利している相手です。
ミャンマーはFIFAランキングが下位なので、1次予選をマカオとホームアンドアウエーで戦いました。結果はミャンマーホームで5-1でミャンマー勝利、マカオホームで0-0の引き分けで、2戦合計5-1でミャンマーが勝ち上がりました。ミャンマーは現在、軍事政権によるクーデターで揺れる政情で、サッカーの代表チーム強化にそれほどの力は割けない状態です。
実際、4年前の日本での試合後には、日本に亡命したミャンマーの選手も出たほどでした。そういうチーム状態ならば、日本にとっては勝利はもちろん、危なげない試合を見せて欲しいものです。今回、ほぼベストメンバーを招集した森保監督ですが、おそらくそのベストメンバーは正念場となるアウェイのシリア戦を想定したもので、このミャンマー戦では違うメンバーが出る可能性も考えられます。
もっとも、W杯予選は勝てばいいという考え方もあります。以前、ジーコ監督時代に1次予選の初戦のオマーン戦で大苦戦した記憶もあります。この試合は、まずは安全圏に逃げ込めるような点を得て、あとは相手のファウルだけに気を付けながら慎重な試合運びを見せる可能性もあります。無理に大差で勝ちに行くよりは、「何事も起こらない」試合にできればとも思います。
ちょっと胸騒ぎがするような、複雑な思いで見る試合になるでしょうが、無難に勝利という結果だけは得ていて欲しいと思います。W杯予選はそういう、気持ちが揺れる試合がどこかで必ずありますが、それが試合前の取り越し苦労であって欲しいと願います。
ミャンマーはFIFAランキングが下位なので、1次予選をマカオとホームアンドアウエーで戦いました。結果はミャンマーホームで5-1でミャンマー勝利、マカオホームで0-0の引き分けで、2戦合計5-1でミャンマーが勝ち上がりました。ミャンマーは現在、軍事政権によるクーデターで揺れる政情で、サッカーの代表チーム強化にそれほどの力は割けない状態です。
実際、4年前の日本での試合後には、日本に亡命したミャンマーの選手も出たほどでした。そういうチーム状態ならば、日本にとっては勝利はもちろん、危なげない試合を見せて欲しいものです。今回、ほぼベストメンバーを招集した森保監督ですが、おそらくそのベストメンバーは正念場となるアウェイのシリア戦を想定したもので、このミャンマー戦では違うメンバーが出る可能性も考えられます。
もっとも、W杯予選は勝てばいいという考え方もあります。以前、ジーコ監督時代に1次予選の初戦のオマーン戦で大苦戦した記憶もあります。この試合は、まずは安全圏に逃げ込めるような点を得て、あとは相手のファウルだけに気を付けながら慎重な試合運びを見せる可能性もあります。無理に大差で勝ちに行くよりは、「何事も起こらない」試合にできればとも思います。
ちょっと胸騒ぎがするような、複雑な思いで見る試合になるでしょうが、無難に勝利という結果だけは得ていて欲しいと思います。W杯予選はそういう、気持ちが揺れる試合がどこかで必ずありますが、それが試合前の取り越し苦労であって欲しいと願います。