Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

カウンター対策に課題(12/16浦和対福岡)

2006-12-16 20:45:15 | 浦和レッズ
浦和は優勝祝賀疲れ、福岡はJ2降格で気落ちしている状態で迎えたこの試合なので、ベストパフォーマンスは期待できない試合でした。ただ、両チームには力の差ははっきりとありますから、悪い内容ながらも浦和が辛うじて逃げ切るという展開を予想していました。

ただ、狙い通りのサッカーをしたのは福岡の方でした。確かにチーム力で劣り、しかも主力の外国人のホベルトやアレックスは出場していません。入れ替え戦からメンバーを7人入れ替えており、普段出番の少ない選手にチャンスを与えた試合でした。しかし、そんなメンバーにも、代行監督の沖野等監督は戦術を徹底させていました。

それは、6人で守り、真ん中を固めてサイドから攻めるというプランでした。ワシントンは密集地帯でも強引にこじ開けようとしてきますから、そこにCBの2枚だけでなく、ダブルボランチまで参加させ、いくら仕掛けても取られるという展開に持ち込もうとしました。また、サイド狙いのカウンターも機能しました。

要注意人物に挙げた、左MFの古賀誠史には、浦和は右ストッパーの内舘がマークする方針だったようですが、内舘が前に出ているタイミングなどをうまくはかって何本もクロスを上げられました。それでも、点にならなかったのは、福岡の前線の決定力不足に尽きます。

対する浦和は、ボールが持てる展開で安心してしまったのか、最後の崩しのパスがミスになってなかなか決定機がつかめませんでした。支配率だけは高くても、浦和に何本も決定機があった展開ではなく、当然の延長戦に持ち込まれてしまいました。

延長戦に入って、試合は打ち合いの印象を受けました。両チームビッグチャンスがある展開になると、決定力は浦和の方が上です。相馬のクロスにワシントンがポストプレーを見せて、ポンテのシュートで勝ち越すと、あとはDFを一人減らした福岡を浦和が圧倒的に攻め立てるという展開で、試合内容と結果が一致しない3-0でした。

しかし、このままでは磐田相手には苦しいです。特にワシントンをフォローする2枚のトップ下がどんどんシュートを打ってやらないと、キープできるのに点だけが取れないという苛立つ展開になってしまいます。パレードを負けて迎えるという、最悪の事態を免れたのは良かったですが。
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天皇杯浦和対福岡プレビュー

2006-12-15 22:15:27 | 浦和レッズ
天皇杯5回戦なんて、とっくに終わっているよと、他チームのサポは思うでしょうが、アビスパ福岡の入れ替え戦出場で延期されていたため、浦和対福岡戦は明日です。浦和にはノロウィルスの流行もあり、優勝祝賀疲れなのか体調を崩す選手が続出しました。そのため、この延期はチームにとっては良かったと思います。

ただ、闘莉王は「筋肉が切れる音がした」というほどの重傷を負ってしまったため、明日の試合には出ません。堀之内も半月板損傷で手術明けですから、浦和の弱点はCBの真ん中ということになります。坪井も内舘も細貝もネネも、そこはほとんど経験がないポジションになります。場合によっては急造4バックの採用もあるかもしれません。

攻撃陣では、NACK5情報では、小野伸二が好調らしいです。山田は胃腸炎で一時離脱していましたから、トップ下にはポンテと小野伸二が並ぶ形も考えられます。ポンテは、昨年の天皇杯優勝のときに、最後まで出てくれましたから、今年も勝ち進めば元旦までいてくれるはずです。

対する福岡は、入れ替え戦で敗れてJ2降格が決まり、気落ちして敵地に乗り込む立場ですから、ベストパフォーマンスは期待できないかなとも思います。ただ、あの入れ替え戦の激闘は、他チームサポの私も胸を打つ戦いでした。もし、戦力外が決まっている選手が、あのときのような気持ちで戦えれば、再現もありえない話ではありません。

注目選手は戦力外選手ではありませんが左MFの古賀誠史です。既に27歳と、もう若手ではありませんが、東福岡高校で選手権を沸かせた左サイドのドリブラーです。しかし、長いプロ生活で、クロスを単純に上げるのも必要と気付いたらしく、うまくフリーになって何本も決定的なクロスを上げます。

真ん中の守備に不安がある浦和は、古賀のクロスに対し真ん中のFWを仮にフリーにしてしまうと、一発で失点の恐れがあります。駒場で当たったときは、福岡が守備的布陣で真ん中に誰も待っていなくて助かりましたが、一戦必勝の天皇杯では、一人は真ん中に張らせてくるはずです。早い時間の失点に気をつける必要があるでしょう。
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二強二中二弱(クラブW杯)

2006-12-14 22:25:01 | ワールドサッカー
今日のクラブW杯のバルセロナ対クラブ・アメリカ戦、想像以上の大差がつきました。ここまで、全6チームの試合を見る限り、二強二中二弱という色分けがきれいにできて、しかも成績がその通りになっています。

もちろん、二強はバルセロナ(スペイン)とインテルナショナル(ブラジル)です。ただ、この両者にも結構力の差はありそうで、インテルナショナルにはたまに隙がありましたが、バルセロナにはありません。順当な決勝戦になりましたが、普通に行けばバルセロナ優位は動かないでしょう。

今日の試合でショックだったのは、バルセロナに「二中」以下のチームで一番善戦できそうと思われたクラブ・アメリカ(メキシコ)が木っ端微塵に粉砕されたことです。全北現代戦で見せた中盤のキープと長い距離のスルーパスも、バルセロナにはまったく通用しませんでした。しかも、W杯経験者のクラウディオ・ロペス(元アルゼンチン代表)やブランコ(元メキシコ代表)らがいるにもかかわらずです。

それを考えると、今回のバルセロナは、真の欧州トップクラブがやってきたと考えるべきでしょう。弱点と言っても、彼らの場合は「世界トップレベルでない」レベルにすぎません。浦和のサッカーに慣れた私達にとっては、バルセロナには弱点などないように思えます。

二中はクラブ・アメリカとアルアハリ(エジプト)、二弱は全北現代(韓国)とオークランド・シティ(ニュージーランド)です。さて、もし浦和がこの大会に出たらということを想像してみると、シビアに見れば二中と二弱の間の実力でしょう。一回勝てれば御の字で、バルセロナあたりと当たったらクラブ・アメリカ以上に木っ端微塵に粉砕されるでしょう。

ただ、まだ若いクラブである浦和にとっては何事も経験ですから、バルセロナにこてんぱんにやられるのもいい経験になるかもしれません。そのためにはACLを勝たないといけませんが、それを後押しするために、ホーム埼スタは少なくともホーム側ゴール裏は一杯にして、大声援でバックアップさせてあげたいです。いつもガンバ戦と同じというのは、さすがに無理でしょうから。
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高速ドリブラー(三都主アレサンドロ)

2006-12-13 21:33:29 | 浦和レッズ
平日のネタのない日を埋めてきた、選手紹介の記事ですが、一人重要な選手を抜かしていました。それは三都主アレサンドロ選手です。ほぼ全試合で、浦和の左サイドで出場し、代表ではジーコ監督にもオシム監督にも起用されてきた、浦和の名選手です。

ただ、三都主と言えば、今だに清水時代の高速ドリブルの印象が忘れられません。初めて三都主を見たのは、1998年2ndステージの雨の日本平でした。当時は外国人枠での出場で、明徳義塾高校を出たばかりのアレックス(当時)は今と同じ3-5-2の左アウトサイドでの出場でした。

しかし、当時は日本の高校を出たばかりの選手に、貴重な外国人枠を使うチームはほとんどありませんでした。当時は、まだ、ドゥンガ(磐田)、ストイチコフ(柏)などのビッグネームが来日した時代でした。いくら経営危機を迎えたとは言え、この清水の新しい発想には多少の疑問がありました。

しかし、アレックスの当時のプレーは清水の新しい発想が成功していることを示すものでした。驚いたのは、ボールを持ってドリブルをするときと、単純に走るときで、スピードがあまり変わらないことでした。当時の浦和の右SBは山田だったと思いますが、なかなかマークに付き切れなかったと記憶しています。

そんなアレックスは、1999年に清水で2ndステージを優勝し、リーグMVPを受賞したことで全国区になりました。その後は、2002年日韓W杯に向けて、帰化を申請し、W杯にも出場しました。ただ、三都主が日本代表で成功したのは、ジーコ監督の厚い信頼があったからです。たまたま、海外移籍の話が流れ、清水、浦和と国内にいたのも幸いしました。三都主はジーコジャパンのほぼ全試合に出場し、かつての都並を抜くほどの代表出場歴を誇るほどの選手になりました。

ただ、三都主で気になるのは、たまに代表疲れが抜け切れないまま、浦和の試合に出場することがあることです。確かに、その正確なセットプレーで存在感は示しますが、一方的にやられた試合も記憶にあります。今年は相馬の加入で、ひどいプレーをしたら外されるという危機感が出て、まずまずでしたが、たまには思い切って、あのときの高速ドリブルをもう一度見たい気もします。
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全北現代と浦和(クラブW杯)

2006-12-12 20:39:39 | ワールドサッカー
昨日のクラブW杯、ACL覇者の全北現代がどんなチームだか知りたくて、テレビ中継を見ました。全北現代には、ドイツW杯に出場していた現役韓国代表はいません。韓国人選手で知っていたのは、元韓国代表の大ベテランのチェ・ジンチョルだけでした。それでもACLを優勝できるのだから、何か秘密があるに違いないと思いました。

しかし、この試合を見る限りでは、その秘密はわかりませんでした。なぜなら、浦和と比較すると、浦和の方が優れている点がいくつか見つかったからです。まず、前線のブラジル人のゼ・カルロとワシントンを比べると、相手のクラブ・アメリカが強かった点を考えても、ワシントンの方が上です。

ワシントンとポンテがいれば、クラブ・アメリカ相手でもある程度はキープできるはずです。また、セットプレーの精度も浦和の方が上です。全北現代には、良いプレースキッカーがいない印象を受けました。

ただ、全北現代は試合終盤になっても落ちない運動量という武器があります。韓国のサッカーは、昔の根性サッカーの面影が残っていて、猛練習でチームを作り上げるところがあるようです。ACLの予選リーグは、4チーム中1位しか通過できない厳しいリーグですから、初戦から全力で戦わざるを得ない消耗戦です。全北現代の根性サッカーが、メンタルの強さを生んで、ACL制覇という結果を残したのでしょう。

ただ、全北現代のチーム力でACLを勝てるというのは、資金力豊富な中東のチームが潰し合った幸運があるにしても、日本のチームにとっては希望を与えてくれるものです。日本には、ブラジル人選手も、全国選手権得点王のワシントンのように、トップクラスの選手が来ます。彼らがACLでベストの活躍ができる環境を用意できれば、浦和にもACL制覇の可能性はあると感じました。
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ドーハの街(アジア大会男子マラソン)

2006-12-10 22:08:06 | 他スポーツ
サッカーがオフの時期の日曜日は、結構マラソンを見ていることもあります。大体、男女に関係なく、国内の3大マラソンを見ていることが多いですが、たまにオリンピックやアジア大会など、海外のマラソンが生中継で見られる時間だと、真っ先に飛びつきます。

理由は、海外のスポーツイベントで、街の様子を見られるスポーツはマラソンくらいだからです。今回、ドーハの悲劇で有名になったドーハの街を、アジア大会男子マラソンの生中継で見ることができました。

ドーハの街は、日本のように中心街は住宅で密集させてという発想はなく、主要道路の脇は芝生を植えて、きれいな街にしています。ただ、ドーハのあるカタールは砂漠(中継では「土漠」と表現していた)の中にありますから、どうしても道路は埃っぽくなってしまうそうです。

ただ、ビルが密集する大都会のイメージとは異なり、主要な建物もまばらに建っていて、ヘリコプターの中継が簡単にできるところが、ドーハのイメージかなと、ある程度つかめた気がします。

また、レース展開もアジア大会独特のもので、有力選手が牽制し合って一向にペースが上がりません。日本ならペースメーカーが引っ張って、簡単に5km15分台前半でラップを刻むのですが、今回のアジア大会はなんと16分台が20km続きました。

そのスローペースに慣れていた日本選手は、カタール選手の突然のペースアップ(1km2分台)についていけず、カタールの選手(シャミ)の独走になりました。そのペースは続かないだろうと思って追わなかった入船、大崎の判断は結果的にミスになりましt。

最後は大崎が意地で、銀メダルのバーレーン選手と同タイムに持ち込む粘りを見せて銅メダルを取りましたが、日本勢を応援するという意味では満足できない結果でした。しかし、中東の街の整然とした都会ぶりは、何らかの機会に一度訪れてみたいという感想を持ちました。日本代表のアウェー戦ですかね?
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入れ替え戦の死闘(12/9福岡対神戸)

2006-12-09 23:04:47 | 他チーム
今日はレッズ戦のない週末なので、自宅でもっぱらテレビ観戦でした。今日、一番心を動かされたのは、入れ替え戦の福岡対神戸の一戦でした。

立ち上がりは両チーム慎重でした。第一戦が0-0の引き分けで終わっている試合なので、勝った方がJ1に行ける試合ですから、1点を巡ってとにかく相手に先に点をやらないという方針が見て取れた前半でした。

ただ、今年から採用されたアウェーゴール2倍ルールで、神戸は1-1の引き分けでもJ1昇格です。それが重くのしかかることになります。それは、三浦淳宏がゴール前に放り込んだ、お世辞にもいいクロスとは言えないボールから混戦になって、福岡のDFがクリアしたボールが神戸FW近藤に渡り、神戸が先制したからです。

これで、福岡は2点取らなければJ1に残留できないことになり、サイドバックを攻撃参加させたり、3トップにしたりと総攻撃を掛けてきました。レッズ戦でもいいプレーを見せていた、左MFの古賀のクロスから、何度もチャンスを作る福岡ですが、ゴールは遠い状態でした。

しかし、左CKから千代反田がニアサイドでヘディングで競り勝ち、ファーサイドの布部がダイビングヘッドで押し込んで同点とすると、必死で攻める福岡と、何とか守りたい神戸の意地がぶつかり合う試合になりました。あわやゴールという場面もありましたが、神戸がゴールラインぎりぎりでクリアして、最後は神戸が守り切ってJ1昇格を決めました。

確かにレッズ戦を見慣れている私から見れば、何でそんな簡単なパスをミスするの?と思う場面もあり、決して日本のトップレベルの試合ではありませんが、その試合に賭ける気合が、テレビの向こう側の私にも伝わってくる試合でした。レッズがこういう舞台に立たないことを願っていますが、最悪立ってしまったら、こんな気迫を見せて、意地でもJ1に残って欲しいものです。

昨年優勝争いのC大阪が降格、レッズも1998年2ndステージ3位の翌年の1999年に降格しています。決して油断はできません。補強など、バックアップする側にもベストのサポートを期待したいものです。
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日本唯一?の俊足DF(坪井慶介)

2006-12-08 21:14:43 | 浦和レッズ
私が、坪井慶介選手を初めて見たのは、2002年のさいたまスーパーアリーナで開かれたレッズフェスタでした。このとき、新加入だった坪井は、当時新加入だった堀之内や平川らと一緒に、豚汁の販売をやっていました。豚汁の代金を入れる箱を、首から紐で吊って立っていた坪井に、私は代金を入れたことを記憶しています。(名前を書いたゼッケンをつけていたので、顔を知らなくても名前はわかりました。)

このときの印象は、「大卒ルーキーなのに、ずいぶんきれいに刈り上げられた坊主頭だな」ということでした。もちろん、当時は彼が坊主頭にこだわりがあったことは知りませんでしたが、そんな人が浦和の歴史を築く選手になるということは、もっと思いませんでした。

坪井の能力に、一番最初に気付いたのは、当時のオフト監督です。DFながら足が速く、当時のオフト監督のマンツーマンディフェンスの戦術に合わせて、マークする相手をどこまでも追いかけてくれる選手でした。井原が後ろをカバーして、坪井と内舘で相手を追いかけるマンツーマンは、相手にとっては非常に疲れさせられる戦術だったことでしょう。

この年、坪井はフェアプレー個人賞を受賞し、ファウルしないDFとして次第に浦和サポ以外にも名前が知られるようになります。ジーコ監督が日本代表に選んだ2003年は、坪井にとって飛躍の年で、マンツーマンはそのままでも、次第にマークするところと、マークを捨ててスペースを埋めるところの区別ができるようになってきました。初ゴール(G大阪戦)もこの頃です。

ただ、翌年に代表戦で、足の筋肉を断裂する重傷を負ってしまいます。レッズの2ndステージ優勝の瞬間は、ピッチにいませんでした。スピード型のDFなので、足が遅くなってしまったら、彼自身の価値がなくなってしまう心配がありました。

しかし、懸命のリハビリの成果で、2005年以降は不動のレギュラーに復帰しました。日本人でなかなかいない、俊足DFとしての価値は大きく、ジーコ監督もオシム監督も代表に呼ぶほどです。上背はあまりありませんが、ヘディングも決して苦手ではなく、一回り大きい外国のFWが相手でも、懸命に体をつけてフリーでヘディングをさせません。

そんな坪井の目標は、31歳で迎える南アフリカW杯でしょう。十分行けるだけの能力はありますから、怪我をできるだけしないように、無事是名馬の精神で、その日を迎えて欲しいものです。
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移籍市場の日本人

2006-12-07 20:52:48 | 他チーム
外国人編に続き、日本人の移籍市場をネタにします。日本人だと、チームの中心選手が移籍市場に出ることは少ないので、降格チームが中心になります。降格チームのサポーターの方はごめんなさい。

・大久保嘉人(C大阪FW)

おそらく、移籍市場に出てくれば一番人気になりそうな選手です。売り物は代表に入ったときに見せたスピードあるドリブルです。スペインでのプレー経験もあり、下位チームなら別格の存在でしょう。ただ、カードの多さという課題もあるので、彼をチームの中心に据えるのは危険な賭けですが。

・中西永輔(横浜FM・DF)

年齢も33歳と若くはなく、かつて代表に入ったほどの輝きはないですが、それでも移籍市場では人気を集める選手でしょう。理由はGK以外ならどこでもこなせる順応性です。特に最終ラインで力を発揮するので、ユーティリティプレーヤーがいないチームや、最終ラインが弱いチームではお薦めです。また、彼なら、脇役でもきっちりこなしてくれるでしょう。出来上がったチームにオプションで加入させても、力を発揮してくれるはずです。

・奥大介(横浜FM・MF)

まだまだ使えそうな選手で、戦力外になったのには驚きましたが、確かに中西と比べると、使い方に工夫が必要な選手です。本人がトップ下にこだわりがあるからです。磐田時代はサイドのMFでしたから、トップ下を置かないチームでも活躍の余地はありますが、確かに今季は良くなかったです。ただ、キックの精度の高さはまだまだ魅力的で、J1のどこかのチームで見てみたい選手ではあります。

・秋田豊(名古屋DF)

36歳という年齢がネックになりますが、ヘディングの強さはまだまだ健在です。今季の名古屋では長身のスピラールが負傷から復帰したことで弾かれましたが、例えば最終ラインに高さが足りない甲府あたりへ行けば、今でもディフェンスリーダーの役目をこなせるでしょう。

・中山博貴(京都MF)

年齢的にも若く、知名度は低いですが強力なシュート力を武器にするトップ下です。本人がJ1でのプレーにこだわれば、脇役を受け入れるなら、オファーはあるかもしれません。ブレイクを期待するなら、彼のような無名の才能に賭けてみるチームがあってもおかしくはありません。

・柿谷曜一朗(C大阪MF)

C大阪がジュニアから育成した金の卵にも、ひょっとしたらオファーがあるかもしれません。しかし、彼のためには、日本で基盤を作ることが先決で、それはC大阪でこそ成し遂げるべきものです。かつて大久保が、J2降格で出番が増えてブレイクしたような活躍を期待しています。
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埼玉から一番近い海

2006-12-06 20:16:57 | 埼玉
皆さんご存知の通り、埼玉県には海がありません。そのため、海を見たいと思ったら電車で1時間は揺られないと見られません。埼玉から一番近い海と行って、思い出すのは幕張の人工砂浜「幕張の浜」です。

ここはあずまやや砂防林などもあって、いかにも海水浴場のような雰囲気を漂わせていますが、実際は遊泳禁止です。ただ、東京湾を行き交う船が遠くによく見えて、実は船は東京の重要な交通網なんだということを気付かせてくれます。

私は、いつも年末に幕張で展示会があり、昼休みに散歩と称して海を見に行くのですが、冬場は誰もいません。しかし、どんよりと曇った空の下、寄せては返す波を見ていると、海の持つ生命力を感じさせてくれます。埋立地なので、自然の海岸線は遥か陸地の中になってしまい、人工海岸なのは残念ですが、かつては海水浴でにぎわったらしいですね。

武蔵野線、京葉線で1時間ちょっと。結構簡単に海が見られますよ。

また、埼京線沿線の方は「お台場海浜公園」も悪くないです。ただ、こちらは内陸側に向いている海岸線なので、通り行く船の迫力は味わえません。ただ、砂浜が整備され、ウィンドサーフィンでにぎわっています。
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