近所で見かけた、ヤグルマギクの花です。この花は複雑な立体構造をしており、カメラの性能が良くなるといい写真が撮れるようになります。この写真を撮った日曜日の天気が良かったこともあって、まあまあ撮れたかなと思います。
今度の日曜日、浦和レッズはアウェイのヤンマースタジアム長居で、セレッソ大阪と対戦します。C大阪はここまで5勝4敗2分けの好成績で、現在5位につけています。今季から、長く監督を務めていたレジェンド、レビー・クルピが監督に復帰しています。この好成績はJ1最多得点記録を持つFW大久保嘉人の完全復活によるところが大きいです。
大久保は一昨年はJ1磐田で1得点、昨年はJ2東京Vで無得点と、終わった選手のように思われていましたが、今季は開幕スタメンをつかむとゴールを量産し、ここまで5得点を挙げてもちろんチームトップです。得点パターンはクロスに飛び込んでいくものが多く、浦和としては簡単にはクロスを上げられないような守り方が必要な相手です。
監督は変わっているものの、メンバーの多くが去年から出続けていますが、DFのマティ・ヨニッチを中国の上海申花に引き抜かれているマイナス面があり、その穴を埋めてきたDF瀬古も負傷離脱中です。攻撃のキーマンのサイドハーフ、坂元も負傷で代表を辞退せざるを得なくなっており、なかなかベストメンバーで戦えない難しさもある試合です。
去年までのロティーナ監督は慎重策を多用し、自陣に2ラインを引いて守ることが多かったですが、クルピ監督のサッカーは久しぶりに見るので出方は予想できないです。浦和としては、攻めるとすればサイドでSBとサイドハーフで連携する、守るならスペースを与えずにクロスを確実にクリアするなど、戦い方を徹底したいところです。
浦和はここまで3連勝と、今が一番いいときです。相手のC大阪は上位ですが、この勢いを持っているときに当たるのは運もあるとみて、自信を持ってロドリゲスサッカーを見せてほしい一戦です。
大久保は一昨年はJ1磐田で1得点、昨年はJ2東京Vで無得点と、終わった選手のように思われていましたが、今季は開幕スタメンをつかむとゴールを量産し、ここまで5得点を挙げてもちろんチームトップです。得点パターンはクロスに飛び込んでいくものが多く、浦和としては簡単にはクロスを上げられないような守り方が必要な相手です。
監督は変わっているものの、メンバーの多くが去年から出続けていますが、DFのマティ・ヨニッチを中国の上海申花に引き抜かれているマイナス面があり、その穴を埋めてきたDF瀬古も負傷離脱中です。攻撃のキーマンのサイドハーフ、坂元も負傷で代表を辞退せざるを得なくなっており、なかなかベストメンバーで戦えない難しさもある試合です。
去年までのロティーナ監督は慎重策を多用し、自陣に2ラインを引いて守ることが多かったですが、クルピ監督のサッカーは久しぶりに見るので出方は予想できないです。浦和としては、攻めるとすればサイドでSBとサイドハーフで連携する、守るならスペースを与えずにクロスを確実にクリアするなど、戦い方を徹底したいところです。
浦和はここまで3連勝と、今が一番いいときです。相手のC大阪は上位ですが、この勢いを持っているときに当たるのは運もあるとみて、自信を持ってロドリゲスサッカーを見せてほしい一戦です。
冬季限定と思い込んでいたカワセミですが、春が到来した今でも見ることができました。カワセミの心理、人間に読みやすいようにできており、コンクリートブロックが濡れていないところに止まりたがるので、それを利用すれば比較的写真は撮りやすいです。
3連勝中の浦和レッズで、ボランチに入って持ち味の運動量でチームを活性化させている、小泉佳穂(こいずみよしお)選手を取り上げます。小泉はJ2のFC琉球から完全移籍で今季から浦和に加わった新戦力で、東京都出身でFC東京の下部組織でプレーした後、前橋育英高校、青山学院大学を卒業して、その攻撃的なスタイルを見て自ら志願して練習参加してFC琉球に加わった過去を持っています。
小泉はその金髪故にスタンドからでもテレビからでも見つけやすい選手です。本人もこの髪にしている以上、ミスをしてしまうと悪い意味でも目立ってしまうリスクは感じているでしょう。それでも、今季の浦和のロドリゲスサッカーの一人のキーマンで、動き回ってボールを引き出し、それを確実に味方につなぐタスクをよくこなしています。
琉球時代からトップ下とボランチの両方で出場可能でしたが、どちらかと言えばトップ下の方が彼向きのポジションでしょう。以前に浦和に在籍した選手のプレースタイルに例えると山田直輝が最も似ており、ここに行けばボールがよく回るという感覚には天才的なものを持っています。もちろん、運動量を持っていて、それを実現できる体力があるからこその「天才的」です。
どうしてもボランチに置くと相手に狙われてしまう選手ではあります。無難にプレーするよりは攻撃につながるパスを出したいので、ボランチだとボールを受けて前を向くところを狙われることがあります。周りがうまく声をかけて、DFラインに戻すべきところは戻してもいいと割り切らないと、彼の攻撃に絡める良さは確かだけにカバーしたいところです。
それでも、これほどのサッカーセンスの持ち主がJ2にいたことは、サッカーは選手の探し方次第とも言えます。今季、思い切って若手起用に舵を切った浦和が成功するためには、こういう選手が育ってくることが欠かせません。あとは、ゴールです。無理に点を取りに行くタイプではないですが、うまくこぼれたところをミドルシュートで狙ってほしいものです。
小泉はその金髪故にスタンドからでもテレビからでも見つけやすい選手です。本人もこの髪にしている以上、ミスをしてしまうと悪い意味でも目立ってしまうリスクは感じているでしょう。それでも、今季の浦和のロドリゲスサッカーの一人のキーマンで、動き回ってボールを引き出し、それを確実に味方につなぐタスクをよくこなしています。
琉球時代からトップ下とボランチの両方で出場可能でしたが、どちらかと言えばトップ下の方が彼向きのポジションでしょう。以前に浦和に在籍した選手のプレースタイルに例えると山田直輝が最も似ており、ここに行けばボールがよく回るという感覚には天才的なものを持っています。もちろん、運動量を持っていて、それを実現できる体力があるからこその「天才的」です。
どうしてもボランチに置くと相手に狙われてしまう選手ではあります。無難にプレーするよりは攻撃につながるパスを出したいので、ボランチだとボールを受けて前を向くところを狙われることがあります。周りがうまく声をかけて、DFラインに戻すべきところは戻してもいいと割り切らないと、彼の攻撃に絡める良さは確かだけにカバーしたいところです。
それでも、これほどのサッカーセンスの持ち主がJ2にいたことは、サッカーは選手の探し方次第とも言えます。今季、思い切って若手起用に舵を切った浦和が成功するためには、こういう選手が育ってくることが欠かせません。あとは、ゴールです。無理に点を取りに行くタイプではないですが、うまくこぼれたところをミドルシュートで狙ってほしいものです。
関東地方ならどこにでもある花ですが、ハナミズキです。この花は強い花で、街路樹などでよく見かけます。もっとも、盛りの時期は短く、1週見頃を逃してしまうともう見られないこともあります。今回、無事に見られてラッキーでした。
地元さいたま市、写真のモッコウバラが満開になっていました。生命力の強い花で、どんどん成長してこの春の時期に花を咲かせます。もっとも、普通のバラは年に2回咲きますが、このモッコウバラは年1回の開花です。そのため、庭木としては華がないとされ、家庭菜園などで見かける程度ですが。
今日のホーム徳島戦は、1-0で浦和の勝利に終わりました。もっとも、内容を見ると大苦戦で、特に前半はまったく前からプレスに行くことができず、自陣に2ラインを引いて我慢する展開が続きました。解説の早野氏によれば「後ろが重い」と表現される、1トップの杉本のところでボールが収まらないのでサイドハーフの明本と関根が相手のカウンターを恐れて前に行けないことも一つの要因でした。
もちろん、徳島がいいサッカーをしたとも言えます。徳島はいつもの4-2-3-1ですが、ボランチとサイドハーフでうまく連携して浦和の攻撃を止めることができており、浦和がたとえ中盤で取って仕掛けようとしても、すぐにもう一枚が守備に来て浦和の個人技を出させないことができました。DF岩波のパスミスから浴びたショートカウンターからの宮代のシュートを、GK西川が止めていなければ前半で終わっていた試合かもしれません。
そんな劣勢の展開ですが、前半のロスタイムあたりから変わってきました。相手縦パスを明本がカットしたプレーから、武藤を経由して西に渡り、西のクロスを武藤がヘディングシュートを見せますが惜しくもクロスバーをヒットしました。しかし、このプレーの効果は大きく、前半終了後のロッカールームで「できるかもしれない」と浦和の選手に思わせた効果はあったでしょう。
その効果はてきめんでした。後半は浦和が前からプレスに行くことができ始め、浦和がここ2試合の連勝中で見せていた中盤でのパス回しができるようになってきました。前半最初に武田が足首を痛めて途中交代して、急遽出場した杉本がメンタル的に試合に入れていなかったのを気にしていましたが、ハーフタイムである程度ケアがなされたようです。
決勝点になったのはCKでした。西がCKをショートコーナーにして、山中が入れたクロスに、関根が下がりながら相手マークを外してヘディングシュートを放ち、これが徳島ゴールを破って浦和が1点を先制します。山中のクロスの精度と、スペースを狙ったCKの意図を関根が理解した、両方の要素があったゴールでした。
この1点を守り切っての勝利でした。ベンチも柴戸、宇賀神と守れる選手を途中出場で投入し、明本が最後まで落ちない運動量で何度かカウンターを狙って徳島に前でキープさせなかったプレーも効きました。内容こそ良くなかったものの、確実に勝ち点3を取れた、浦和のしぶとさが生きた試合だったと振り返ります。
もちろん、徳島がいいサッカーをしたとも言えます。徳島はいつもの4-2-3-1ですが、ボランチとサイドハーフでうまく連携して浦和の攻撃を止めることができており、浦和がたとえ中盤で取って仕掛けようとしても、すぐにもう一枚が守備に来て浦和の個人技を出させないことができました。DF岩波のパスミスから浴びたショートカウンターからの宮代のシュートを、GK西川が止めていなければ前半で終わっていた試合かもしれません。
そんな劣勢の展開ですが、前半のロスタイムあたりから変わってきました。相手縦パスを明本がカットしたプレーから、武藤を経由して西に渡り、西のクロスを武藤がヘディングシュートを見せますが惜しくもクロスバーをヒットしました。しかし、このプレーの効果は大きく、前半終了後のロッカールームで「できるかもしれない」と浦和の選手に思わせた効果はあったでしょう。
その効果はてきめんでした。後半は浦和が前からプレスに行くことができ始め、浦和がここ2試合の連勝中で見せていた中盤でのパス回しができるようになってきました。前半最初に武田が足首を痛めて途中交代して、急遽出場した杉本がメンタル的に試合に入れていなかったのを気にしていましたが、ハーフタイムである程度ケアがなされたようです。
決勝点になったのはCKでした。西がCKをショートコーナーにして、山中が入れたクロスに、関根が下がりながら相手マークを外してヘディングシュートを放ち、これが徳島ゴールを破って浦和が1点を先制します。山中のクロスの精度と、スペースを狙ったCKの意図を関根が理解した、両方の要素があったゴールでした。
この1点を守り切っての勝利でした。ベンチも柴戸、宇賀神と守れる選手を途中出場で投入し、明本が最後まで落ちない運動量で何度かカウンターを狙って徳島に前でキープさせなかったプレーも効きました。内容こそ良くなかったものの、確実に勝ち点3を取れた、浦和のしぶとさが生きた試合だったと振り返ります。
ようやく、水曜日の清水戦の映像を見ました。浦和は前節の鹿島戦と同じメンバーで、武藤が中盤に降りてキープしながら左MFの明本やトップ下の武田らが流動的に攻撃に絡む、前節で成功した形の継続でした。これに対し、清水の出方は無理に相手にプレスに行かずに、自陣に4-4の2ラインを引いて守りながら、スピードのある右MF中山を生かした速攻が狙いの様子でした。
この日の浦和は、サイドに持ち出すまでは狙い通りの形を作れましたが、サイドから入れるボールの質は課題になりました。相手GKが代表GKの権田ということもあり、意表を突くようなボールを入れられないとゴールは遠く、清水が中央を固めていたこともあって無得点のまま時間が過ぎていきました。このまま0-0で折り返すのかと思われた前半40分、ゲームは動きます。
それまでも左サイドで起点になっていた山中の突破からCKを得て、山中自身が左CKを蹴ります。アウトスイングとなるこのCKは、相手マーカーの竹内を振り切っていた岩波の頭に正確に合って、ヘディングシュートが決まって浦和に先制点が入ります。この得点でゲームの流れは変わり、慎重策だった清水が思い切って前からプレスに来始めます。
清水が変わったと感じたのは、ボランチに河井が入ってからでした。浦和のロドリゲスサッカーでは、ボランチの1枚(柴戸)はDFラインをサポートし、もう一枚の小泉が攻撃に絡む位置関係で、中央の守備はそれほど厚くありません。そこに河井が入ったことで起点ができ、途中出場の右SBエウシーニョが縦パスを出して攻撃を演出するようになってチャンスが出始めます。
浦和も武藤に代えて興梠を入れ、武田に代えて杉本健勇を入れて前を入れ替えてきます。彼ら途中出場の選手たちは前からプレスに行って清水の攻撃の精度を落とすことを主な役割にしていましたが、これまで決定機を外すことが目立っていた杉本が、伊藤敦樹のクロスをダイレクトボレーで合わせる難しいシュートを決めて2-0とスコアを動かすことに成功しました。
試合はそのまま2-0でアウェイの浦和の勝利に終わりました。守りを固めていた清水から2点取れたのは自信にできますが、この試合は鹿島戦ほどは自分たちのサッカーを表現し切れませんでした。ターゲットマンでない武藤の1トップだと、どうしてもクロスを合わせるのが難しい課題はありますが、ボールが持てる点では向上しているので、徳島戦もこの形の継続を予想しています。
この日の浦和は、サイドに持ち出すまでは狙い通りの形を作れましたが、サイドから入れるボールの質は課題になりました。相手GKが代表GKの権田ということもあり、意表を突くようなボールを入れられないとゴールは遠く、清水が中央を固めていたこともあって無得点のまま時間が過ぎていきました。このまま0-0で折り返すのかと思われた前半40分、ゲームは動きます。
それまでも左サイドで起点になっていた山中の突破からCKを得て、山中自身が左CKを蹴ります。アウトスイングとなるこのCKは、相手マーカーの竹内を振り切っていた岩波の頭に正確に合って、ヘディングシュートが決まって浦和に先制点が入ります。この得点でゲームの流れは変わり、慎重策だった清水が思い切って前からプレスに来始めます。
清水が変わったと感じたのは、ボランチに河井が入ってからでした。浦和のロドリゲスサッカーでは、ボランチの1枚(柴戸)はDFラインをサポートし、もう一枚の小泉が攻撃に絡む位置関係で、中央の守備はそれほど厚くありません。そこに河井が入ったことで起点ができ、途中出場の右SBエウシーニョが縦パスを出して攻撃を演出するようになってチャンスが出始めます。
浦和も武藤に代えて興梠を入れ、武田に代えて杉本健勇を入れて前を入れ替えてきます。彼ら途中出場の選手たちは前からプレスに行って清水の攻撃の精度を落とすことを主な役割にしていましたが、これまで決定機を外すことが目立っていた杉本が、伊藤敦樹のクロスをダイレクトボレーで合わせる難しいシュートを決めて2-0とスコアを動かすことに成功しました。
試合はそのまま2-0でアウェイの浦和の勝利に終わりました。守りを固めていた清水から2点取れたのは自信にできますが、この試合は鹿島戦ほどは自分たちのサッカーを表現し切れませんでした。ターゲットマンでない武藤の1トップだと、どうしてもクロスを合わせるのが難しい課題はありますが、ボールが持てる点では向上しているので、徳島戦もこの形の継続を予想しています。
近所の桜草公園を散歩して、見頃終盤となったサクラソウを見てきました。サクラソウは背丈の低い草なので、周りにオギやヨシが成長してくると陰に隠れてしまい、その寿命を終えます。そんな草の間から撮れた写真ですが、今年も楽しませてくれてありがとうとの思いです。
浦和は、ホーム埼玉スタジアムで今度の日曜日に、徳島ヴォルティスと対戦します。徳島は現浦和監督、リカルド・ロドリゲスの古巣で、負けられないという思いは強いでしょう。昨年まで徳島を率いていたロドリゲス監督は、徳島をJ2で優勝に導き昇格させて、「置き土産」を作りました。現徳島監督は、ロドリゲス監督と同じスペイン人のポヤトス監督です。
もちろん、徳島の選手はロドリゲス監督のやり方はよく知っているでしょう。ここのところ、浦和は前から取りに行く積極策が機能して、鹿島、清水と連勝していますが、徳島サイドはもちろん対策も考えているでしょう。徳島時代にロドリゲス監督のサッカーを表現していた、ボランチの岩尾は今季も健在で、浦和には負けられないと気合を入れてくるでしょう。
徳島のチーム得点王は3得点の垣田です。鹿島からレンタルで徳島でプレーしている23歳の若手FWです。垣田と2トップを組む川崎からレンタルの宮代も2得点と結果を出しており、この2トップがどうやって浦和の守備陣の間のポジションを取れるかが徳島が勝つための条件です。もっとも、2トップが両方ともレンタルなのは、徳島は資金的にはそれほどではない(お金があれば完全移籍加入のはず)ことが現れています。
もっとも、徳島はJリーグ創設当時JFLにいましたが、Jリーグに上がらないチームの中ではHondaFCと大塚製薬(現徳島)が最強と呼ばれたほどと、チームの歴史は持っています。現徳島県知事の飯泉嘉門氏が、Jリーグチームの誘致を公約に当選したことで、大塚製薬を母体にしたチームの徳島ヴォルティスがJ2に加入したのが、プロチームとしてのスタートでした。
チームの力関係を考えると、昨年J2の徳島は浦和としては確実に勝ち点3が欲しい相手です。現時点では勝ち点11で並んでいる両者ですが、2連勝の浦和と3連勝の徳島のどちらが勢いを続けるか、好調同士の対戦で面白い攻防が見られるのではと楽しみにしています。
もちろん、徳島の選手はロドリゲス監督のやり方はよく知っているでしょう。ここのところ、浦和は前から取りに行く積極策が機能して、鹿島、清水と連勝していますが、徳島サイドはもちろん対策も考えているでしょう。徳島時代にロドリゲス監督のサッカーを表現していた、ボランチの岩尾は今季も健在で、浦和には負けられないと気合を入れてくるでしょう。
徳島のチーム得点王は3得点の垣田です。鹿島からレンタルで徳島でプレーしている23歳の若手FWです。垣田と2トップを組む川崎からレンタルの宮代も2得点と結果を出しており、この2トップがどうやって浦和の守備陣の間のポジションを取れるかが徳島が勝つための条件です。もっとも、2トップが両方ともレンタルなのは、徳島は資金的にはそれほどではない(お金があれば完全移籍加入のはず)ことが現れています。
もっとも、徳島はJリーグ創設当時JFLにいましたが、Jリーグに上がらないチームの中ではHondaFCと大塚製薬(現徳島)が最強と呼ばれたほどと、チームの歴史は持っています。現徳島県知事の飯泉嘉門氏が、Jリーグチームの誘致を公約に当選したことで、大塚製薬を母体にしたチームの徳島ヴォルティスがJ2に加入したのが、プロチームとしてのスタートでした。
チームの力関係を考えると、昨年J2の徳島は浦和としては確実に勝ち点3が欲しい相手です。現時点では勝ち点11で並んでいる両者ですが、2連勝の浦和と3連勝の徳島のどちらが勢いを続けるか、好調同士の対戦で面白い攻防が見られるのではと楽しみにしています。