今年も、写真のアガパンサスが咲く季節になってきました。地元の幹線道路沿いの緑地帯に植えられています。長年、綺麗だけど名前がわからない花でしたが、毎回のように森林公園で花の写真を撮っているうちにだんだん頭の中のデータベースが溜まってきました。
昨日の名古屋戦は、3-0という浦和の快勝でした。ACLがあって強行日程が続いた浦和は、相当消耗していたようで、この代表戦による中断期間でオフを取って選手たちはリフレッシュできたようです。中断期間の練習では、ある程度休み明け初戦の名古屋を想定した練習がなされるだろうと予想はできましたが、今回はそれが上手く行きました。
名古屋は3-5-2の布陣で、3バックで中央の守りを固めて浦和の1トップの明本にいいボールを入れさせないのが戦略に見えました。もっとも、3-5-2の布陣を引く際に重要になるのが両アウトサイドです。攻撃のときは攻撃的MFの、守備のときはSBの役割をするので、どうしても負担は重くなります。浦和が狙いどころにしていたのは、攻撃的MFが本職の左アウトサイド相馬勇紀のところでした。
この日、浦和の右MFには大久保が入っていました。中央大から入団して2年目の若手ですが、スウェーデン代表歴もあるモーベルグをベンチに回しての起用なので、よほど調子がいいのだろうと思われました。その予感は当たりました。大久保が見せるドリブルに相馬はついていけず、浦和は右サイドを起点に何度もチャンスをつかみました。
結果的にこの試合を分けたのは浦和のCKでした。何本かショートコーナーなどで変化をつけていた浦和ですが、成功したのは直接狙ったボールでした。カメラで拡大していたのでわかりましたが、ショルツがわざとしゃがんで名古屋DFに見えにくくするようにしており、しかもジャンプすると見せかけて先に名古屋DFを飛ばしておいてその隙を狙った手が当たり、岩尾のCKの精度も良かったことで合わせて先制点を得ました。
その直後にも、浦和は練習で温めていたCKのオプションを見せます。ニアサイドで明本が頭でフリックして、コースを変えたところを伊藤敦樹に狙わせるという手に名古屋DFは引っ掛かり、伊藤敦樹は当てて押し込むだけでゴールでした。こういうセットプレーの技は相手に覚えられると何度もは使えないですが、とにかく名古屋にだけは勝とうとした策が見事当たりました。
この日の浦和で良かったのは、味方を使ったワンツーのパスもありました。これは浦和の選手たちが休みを取ったことで動きが良くなったことで実現した手段と思われ、この手が効いて関根が伊藤敦樹とのワンツーを決めてゴール前に入って3-0としました。名古屋は抜擢した新人FW石田を前半途中でベンチに下げるなど、上手く行っていないのは采配にも表れていました。
後半については明日、マニアック分析で補足します。
























J1リーグは明日再開します。浦和レッズはホーム埼玉スタジアムで、名古屋グランパスと対戦します。浦和はここまで勝ち点15の14位と低迷しています。このあたりで勝っておきたいというタイミングは何度かありましたが、ことごとく引き分けて上位浮上ができていません。もっとも、J1の中位は混戦になっており、2連勝すれば半分より上に行けるチャンスもあります。
対戦相手の名古屋は、ベテラン監督の長谷川健太氏が率いており、ここまで5勝5分6敗の成績で10位です。14得点16失点のデータを見ると、1試合平均1点取れていない攻撃面に課題があるようです。GKの元豪州代表ランゲラックは安定しているので、点が取れるようになってくれば波に乗る可能性は持っているチームです。
チーム得点王はMFのマテウス・カストロの3得点です。点を取って欲しい存在である、MF相馬勇紀が1得点、FW柿谷曜一朗は無得点と結果が出ていません。点が取れていないという状態は浦和と似ているようなので、どちらがこの低迷を先に脱出できるかの試合になります。願わくば、それが浦和であるよう、サポーターとしては思います。
浦和は、天皇杯のJ3福島戦に何とか1-0で辛勝し、短いオフを挟んでこの名古屋戦です。天皇杯はミッドウィークの22日にJ2群馬戦がありますが、その試合のことは考えずとにかく名古屋戦を取りに行くでしょう。浦和はベストメンバーというのがだいぶ固まってきていますが、その中での使い分けはあり、ボランチは伊藤敦樹、柴戸、平野、岩尾で使い回すことができます。
果たして、FWユンカーは出場できるかなど、情報がない要素もあります。これまで開催されていた代表戦は、面白いもののなかなか現地に見に行けないので、生で見に行ける浦和戦を楽しみにしていました。ナイトゲームなので、生観戦を予定されていらっしゃる方は、間違えないように注意してください。
対戦相手の名古屋は、ベテラン監督の長谷川健太氏が率いており、ここまで5勝5分6敗の成績で10位です。14得点16失点のデータを見ると、1試合平均1点取れていない攻撃面に課題があるようです。GKの元豪州代表ランゲラックは安定しているので、点が取れるようになってくれば波に乗る可能性は持っているチームです。
チーム得点王はMFのマテウス・カストロの3得点です。点を取って欲しい存在である、MF相馬勇紀が1得点、FW柿谷曜一朗は無得点と結果が出ていません。点が取れていないという状態は浦和と似ているようなので、どちらがこの低迷を先に脱出できるかの試合になります。願わくば、それが浦和であるよう、サポーターとしては思います。
浦和は、天皇杯のJ3福島戦に何とか1-0で辛勝し、短いオフを挟んでこの名古屋戦です。天皇杯はミッドウィークの22日にJ2群馬戦がありますが、その試合のことは考えずとにかく名古屋戦を取りに行くでしょう。浦和はベストメンバーというのがだいぶ固まってきていますが、その中での使い分けはあり、ボランチは伊藤敦樹、柴戸、平野、岩尾で使い回すことができます。
果たして、FWユンカーは出場できるかなど、情報がない要素もあります。これまで開催されていた代表戦は、面白いもののなかなか現地に見に行けないので、生で見に行ける浦和戦を楽しみにしていました。ナイトゲームなので、生観戦を予定されていらっしゃる方は、間違えないように注意してください。
この試合は、仕事の都合で後半を先に見て、ビハインドを負って無理に攻めに出て、崩壊していった日本代表の姿を感じていました。しかし、本当の敗因は0-0だった前半にあります。この試合では、チュニジアが日本と同じ布陣の4-3-3にして、戦術的にも明確に日本の弱点を狙う戦いぶりをしていました。それは、アンカーの遠藤航と、1トップの浅野には絶対にいいボールを入れさせない徹底ぶりでした。
チュニジアサイドは特に、遠藤航にさばかれると、日本の得意な中央から崩されてしまうとみて、FWの11番に前から遠藤航を追うミッションを課していました。これで、遠藤航はボールを受けても必ず一人敵が付いてくるので、どうしても確実なバックパスを選んでしまう傾向が見られました。また、チュニジアは自らの強みもよく理解した戦い方をしていました。
それは、CBの高さと強さでは絶対に日本のFWに負けないというものです。そのため、チュニジアは日本の外側の攻めは出させてもいいと割り切っていました。クロスは合わないという確信があったのでしょう。もっとも、日本にもチャンスはあり、伊東純也が外を崩して上げたクロスを、中央に飛び込んでいた鎌田大地が、ちゃんと合わせていればこの試合を勝つことも可能だったでしょう。
これが外れたことで、チュニジアはこの試合は勝てるとみて、自らの強みである中央の守備で粘りを見せました。GKからのロングボールに対し、競り合った伊藤洋樹が入れ替わられるミスから、縦パスで崩して吉田麻也のファウルでPKとなり、チュニジアは1点を先制していました。それ以降は、何本CKやFKは与えても良いと割り切って、日本のシュートをブロックの外側に限定させてきました。
その狙いに日本ははまってしまいました。途中出場の三笘がドリブルで仕掛け、何度かチャンスを得ましたが、その度にチュニジアの守備でCKに逃れられます。さすがに日本もこのままではジリ貧を見て、CKをショートコーナーなどに変化をつけてきましたが、そういう外側からのクロスは怖くないとチュニジアに見透かされていました。
最後はロングボールの処理を誤った吉田麻也のミスで2点目を取られ、このゲームは終わってしまいました。このゲームは日本としては越えなければいけない、課題をチュニジアに狙われたという厳しい内容のゲームでした。その研究を上回るものを、残り期間で出せるか、森保監督も頭が痛い課題でしょう。
チュニジアサイドは特に、遠藤航にさばかれると、日本の得意な中央から崩されてしまうとみて、FWの11番に前から遠藤航を追うミッションを課していました。これで、遠藤航はボールを受けても必ず一人敵が付いてくるので、どうしても確実なバックパスを選んでしまう傾向が見られました。また、チュニジアは自らの強みもよく理解した戦い方をしていました。
それは、CBの高さと強さでは絶対に日本のFWに負けないというものです。そのため、チュニジアは日本の外側の攻めは出させてもいいと割り切っていました。クロスは合わないという確信があったのでしょう。もっとも、日本にもチャンスはあり、伊東純也が外を崩して上げたクロスを、中央に飛び込んでいた鎌田大地が、ちゃんと合わせていればこの試合を勝つことも可能だったでしょう。
これが外れたことで、チュニジアはこの試合は勝てるとみて、自らの強みである中央の守備で粘りを見せました。GKからのロングボールに対し、競り合った伊藤洋樹が入れ替わられるミスから、縦パスで崩して吉田麻也のファウルでPKとなり、チュニジアは1点を先制していました。それ以降は、何本CKやFKは与えても良いと割り切って、日本のシュートをブロックの外側に限定させてきました。
その狙いに日本ははまってしまいました。途中出場の三笘がドリブルで仕掛け、何度かチャンスを得ましたが、その度にチュニジアの守備でCKに逃れられます。さすがに日本もこのままではジリ貧を見て、CKをショートコーナーなどに変化をつけてきましたが、そういう外側からのクロスは怖くないとチュニジアに見透かされていました。
最後はロングボールの処理を誤った吉田麻也のミスで2点目を取られ、このゲームは終わってしまいました。このゲームは日本としては越えなければいけない、課題をチュニジアに狙われたという厳しい内容のゲームでした。その研究を上回るものを、残り期間で出せるか、森保監督も頭が痛い課題でしょう。
今日のチュニジア戦敗戦は、少し落ち着いてから振り返りたいので、今日は穴埋めネタで、近所で撮ったアゲハ蝶の写真を貼っておきます。飛んでいる姿はよく見かけますが、なかなか見える位置に止まってくれないので、今回止まっているのはチャンスでした。羽を広げて止まっている、珍しい瞬間です。
明日、日本代表はパナソニックスタジアム吹田で、チュニジア代表と対戦します。この試合はキリンカップ決勝で、勝った方がキリンカップの優勝になりますが、それよりは日本代表強化のために意義のある試合にしたいところでしょう。森保監督によればガーナ戦に出場しなかった選手が中心になるようで、吉田麻也の代役のディフェンスリーダーや、遠藤航を欠いたときのアンカーなどを見つけておきたいでしょう。
対戦相手のチュニジアは、初戦でチリに勝利してこの決勝戦に進出してきました。チュニジアはW杯予選を通過しており、3次予選ではマリと対戦しトータルスコア1-0で勝ち上がっています。もっとも、2次予選では組み合わせに恵まれた印象は強く、赤道ギニア、ザンビア、モーリタニアという、それほどの強豪のいない組でした。
チュニジアは北アフリカのアラブの文化圏の国で、かつての「イスラム帝国」の領土内です。アフリカの中では比較的安定している強豪で、クラブW杯にはエトワール・サヘル、エスペランスなどの強豪がアフリカCLを優勝して出場してきました。その中では、2007年にクラブW杯で浦和と対戦したエトワール・サヘルが印象的で、華麗ではないもののフィジカルが強かった相手でした。
チュニジアが日本と対戦した記憶では、2002年の日韓W杯で大阪の長居スタジアムで対戦したのが印象的です。森島寛晃、中田英寿にゴールが生まれて2-0と勝利し、日本にとって初だった決勝トーナメント進出を決めた試合です。奇しくも、同じ大阪府で、その試合と同じ日付での試合になります。チュニジア代表監督によれば「チームが疲れている」と、ボツワナで試合をしてから日本に移動した疲れはある様子です。
それでも、W杯に出ている国ということで、W杯本大会に向けてチームを強化したいという気持ちは強いでしょう。攻めに出るか守るか中途半端な印象もあったガーナとは違って、戦術的に徹底する可能性もあり、ハードな試合になるかもしれません。明日はテレビの前で、日本代表の試合を見られる喜びを持っていたいと思います。
対戦相手のチュニジアは、初戦でチリに勝利してこの決勝戦に進出してきました。チュニジアはW杯予選を通過しており、3次予選ではマリと対戦しトータルスコア1-0で勝ち上がっています。もっとも、2次予選では組み合わせに恵まれた印象は強く、赤道ギニア、ザンビア、モーリタニアという、それほどの強豪のいない組でした。
チュニジアは北アフリカのアラブの文化圏の国で、かつての「イスラム帝国」の領土内です。アフリカの中では比較的安定している強豪で、クラブW杯にはエトワール・サヘル、エスペランスなどの強豪がアフリカCLを優勝して出場してきました。その中では、2007年にクラブW杯で浦和と対戦したエトワール・サヘルが印象的で、華麗ではないもののフィジカルが強かった相手でした。
チュニジアが日本と対戦した記憶では、2002年の日韓W杯で大阪の長居スタジアムで対戦したのが印象的です。森島寛晃、中田英寿にゴールが生まれて2-0と勝利し、日本にとって初だった決勝トーナメント進出を決めた試合です。奇しくも、同じ大阪府で、その試合と同じ日付での試合になります。チュニジア代表監督によれば「チームが疲れている」と、ボツワナで試合をしてから日本に移動した疲れはある様子です。
それでも、W杯に出ている国ということで、W杯本大会に向けてチームを強化したいという気持ちは強いでしょう。攻めに出るか守るか中途半端な印象もあったガーナとは違って、戦術的に徹底する可能性もあり、ハードな試合になるかもしれません。明日はテレビの前で、日本代表の試合を見られる喜びを持っていたいと思います。
西武ドームには、めったにやって来ない広島カープの選手たちです。広島という地方都市だからこそ、人々のつながりを大事にすることで、強くなってきたのがこのチームという印象を持っています。トップの写真は守備の名手、菊地涼介選手です。

宇草選手
この日のカープで一番印象的だった選手です。レフトの守備が上手く、西武のヒット性の当たりを二つ好捕していました。打数(40打数ちょっと)からして、レギュラーのレフトではないようですが、パリーグ本拠地でのDH制で、守備の良い選手をスタメンで出せるので起用が実現したのでしょうね。

森下投手

石原捕手

森下投手

マクブルーム

坂倉選手

マクブルーム

宇草選手

堂林翔太

宇草選手
この日のカープで一番印象的だった選手です。レフトの守備が上手く、西武のヒット性の当たりを二つ好捕していました。打数(40打数ちょっと)からして、レギュラーのレフトではないようですが、パリーグ本拠地でのDH制で、守備の良い選手をスタメンで出せるので起用が実現したのでしょうね。

森下投手

石原捕手

森下投手

マクブルーム

坂倉選手

マクブルーム

宇草選手

堂林翔太
金曜日夜の日本代表ガーナ戦は、4-1と日本代表の圧勝に終わりました。ガーナは4日前にアフリカ選手権の予選を中央アフリカ共和国相手に戦ってから、日本まで長距離移動しての試合ということで、コンディション的にはベストではない様子でした。それでも、日本としてはガーナの弱点を狙うという意図はピッチ上に十分表現できていました。
ガーナは3バックの布陣で、日本の4-3-3の中央のFWのところを厳しく詰めて膠着状態にするのが意図のように見えました。もっとも、ガーナはアウトサイドを下げて5バック気味に守るのではなく、アウトサイドはボランチの高さに上げていて、チャンスがあればアウトサイドの攻撃参加から攻めたいという様子に見えました。
そこを利用できたのがこの日の日本でした。取ってから素早くサイドに回すことでガーナのアウトサイドの帰陣が間に合わず、サイドのFWの堂安や三笘のところでボールをキープして何度もチャンスを作れました。ガーナはボールがキープできないので持ち味をほとんど出すことができず、堂安のダイレクトプレーで抜け出した右SB山根のシュートで日本が先制します。
もっとも、山根は痛恨のミスもしています。自陣からのパスをガーナMFにカットされ、そこからつながれてFWのジョーダン・アイェウに強烈なシュートを叩きこまれて同点にされています。そのまま1-1で前半を折り返しているとロッカールームの雰囲気は悪くなるでしょうが、前半ロスタイムに左FW三笘のクロスが直接ゴールに決まって2-1とリードして折り返すことができました。
この日の日本は、それまでに出番のなかった選手たちにチャンスを与えるという方針で、MF久保建英やFW堂安、FW三笘などがチャンスを得ました。後半も日本の持ち味であるボールキープができており、久保建英や途中出場の前田大然にもゴールが生まれました。サイドで持ってから、崩してギャップを作ってフリーな選手を中央で作るという、日本のやりたい攻撃ができていた試合だったと思います。
今度の火曜日の最終戦は、チュニジアと対戦します。チュニジアもW杯の予選を通過しておりモチベーションは十分で、しかも来日してから2試合目ということで少し日本の気候にも慣れているでしょう。この試合でも、ガーナ戦と同じようにサイドを使ったサッカーはできるか、楽しみに映像を見たいと思います。
ガーナは3バックの布陣で、日本の4-3-3の中央のFWのところを厳しく詰めて膠着状態にするのが意図のように見えました。もっとも、ガーナはアウトサイドを下げて5バック気味に守るのではなく、アウトサイドはボランチの高さに上げていて、チャンスがあればアウトサイドの攻撃参加から攻めたいという様子に見えました。
そこを利用できたのがこの日の日本でした。取ってから素早くサイドに回すことでガーナのアウトサイドの帰陣が間に合わず、サイドのFWの堂安や三笘のところでボールをキープして何度もチャンスを作れました。ガーナはボールがキープできないので持ち味をほとんど出すことができず、堂安のダイレクトプレーで抜け出した右SB山根のシュートで日本が先制します。
もっとも、山根は痛恨のミスもしています。自陣からのパスをガーナMFにカットされ、そこからつながれてFWのジョーダン・アイェウに強烈なシュートを叩きこまれて同点にされています。そのまま1-1で前半を折り返しているとロッカールームの雰囲気は悪くなるでしょうが、前半ロスタイムに左FW三笘のクロスが直接ゴールに決まって2-1とリードして折り返すことができました。
この日の日本は、それまでに出番のなかった選手たちにチャンスを与えるという方針で、MF久保建英やFW堂安、FW三笘などがチャンスを得ました。後半も日本の持ち味であるボールキープができており、久保建英や途中出場の前田大然にもゴールが生まれました。サイドで持ってから、崩してギャップを作ってフリーな選手を中央で作るという、日本のやりたい攻撃ができていた試合だったと思います。
今度の火曜日の最終戦は、チュニジアと対戦します。チュニジアもW杯の予選を通過しておりモチベーションは十分で、しかも来日してから2試合目ということで少し日本の気候にも慣れているでしょう。この試合でも、ガーナ戦と同じようにサイドを使ったサッカーはできるか、楽しみに映像を見たいと思います。
昨日出かけてきた、セパ交流戦西武対広島のレポートです。広島先発の森下は、150kmを超すストレートと、人を食ったような110km台のカーブを武器にする、良い投手のように見えました。ただ、昨日はそれほど調子が良くなかったようで、カーブでストライクを取ることが難しかった印象を受けます。初回、オグレディにカーブをすくい上げられてライトにホームランを打たれたときは打撃戦を予想しました。
これに対し、西武先発松本航はコロナウイルス陽性明け初戦です。状態は投げてみないとわからない起用でした。初回こそ、3人とも外野フライで三者凡退でしたが、次第にコントロールに不安が出てきます。そのため、球数が多くなり、こちらも打撃戦に持ち込まれそうな内容でした。2回裏に、昨日正捕手森が投球を手に当てたことで出番が回ってきた古賀のタイムリー二塁打で、2-0と西武がリードを奪います。
その後、3回表に安打で出た小園を送りバントで二塁に進めたチャンスに、DH制でチャンスが回って来た守備の良い宇草が、タイムリーを打って2-1と追い上げます。広島としても、ヒットを打って欲しいところで出た一打は狙い通りで、ここまでは計算通りだったでしょう。そんなゲームは予想外の結末を迎えることになります。
4回表、2安打で作った無死1,2塁のチャンスに上本がバントを決め、続く堂林の一撃は三塁手のグラブをはじき、拾った源田が一塁に送球したものの間に合わず内野安打になります。ここで広島としては追いついておきたかったでしょうが、小園、石原が打ち取られてチャンスを逃します。これで松本は限界とみた辻監督は5回から佐々木をリリーフに送ります。
しかし、その佐々木は2四球でピンチを作り1死しか取れず本田圭佑のリリーフを受けます。その満塁のピンチを、本田が坂倉を一ゴロ併殺打に打ち取ってこの回も点が入らないことになりました。そのため、この試合はロースコアの割には時間がかかる、ファン的にもしんどいゲームになりました。西武打線も毎回の12安打を放ちながら打線がつながらず、2-1のスコアのまま終盤に入ります。
こうなれば、西武は必勝の継投パターンに入り、水上、平良、増田の順にリリーフを送ってきました。1点しかリードがなかったので彼らリリーフ陣にとってはしんどい場面だったでしょうが、何とかそのリードを守り切って2-1で西武が勝利しました。勝てたことは良かったですが、課題の打線は苦しみ、明日以降は打線の組み替えも考えられます。

源田壮亮

若林楽人

外崎修汰

栗山巧

栗山巧

外崎修汰

源田壮亮

外崎修汰

松本航

オグレディ

山川穂高

若林楽人

オグレディ

山川穂高

若林楽人

愛斗