自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

我が家の十大ニュース

2009-01-02 16:46:43 | Weblog
新年らしいトピックを一つ。
我が家の十大ニュースというものを記録に残し始めて27年たちました。
毎年12月半ばを過ぎる頃から、候補を12~14件あげて、順位を決めます。

因みに2008年のNo.1は ヒマラヤトレッキング 
4番目に 旅行代理店Alpine Tourで「自力整体」講習会開始 
9番目が インプラントを2本入れたこと
10番目 夫が高所登山対策で7kg減量成功 
11番は ビーズネックレス作りを教わったおかげで、積年の老眼鏡ホールダーの悩み解決

生まれて初めての5400m地点のトレッキングが1位は当然ですが、
11位の老眼鏡の携帯対策は実用面の改善という意味で、この数年来の大ヒット。
他に特筆すべき出会いやネットワークについてもメモしておきます。

十大ニュースのきっかけは27年前、3男の誕生です。
家族の節目やペットの登場など、我が家だけの大事な歴史ですから、記録を思い立ちました。
数年前くらいのことなら覚えていても、20年以上前のことは不確かになってしまうので
何かにつけ、便利なこともあります。

結婚39周年ともなれば、夫婦の危機や子供の交通事故、ペットの死など、忘却のかなたに
追いやってしまう方が良いと思われる記録もあります。
でもあの時、あの辛さを経験したからこそ、今の自分があるのだということも分かります。
お金がかからず、頭だけを使って心の整理ができる「十大ニュースゲーム」をどうぞ!


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ヒマラヤ・トレッキング レポート13

2009-01-02 15:31:04 | Weblog
思い出したようにレポート再開!の理由は<去年の手帳をしまうため>

   ナムチェ3440m → ルクラ<スタート地点> 10/24

 顔は相変わらず浮腫んでいて、食欲も無く、昼食も夕食も嬉しくない一日。
往きは期待に燃えて、何の苦労も感じなかった昇り道ですが、何と長く埃っぽいことか!
てれてれとしか歩けない私達夫婦を、足取りも軽く追い越していく西欧人グループの強いこと!

トレッキングのハイ・シーズンになり、幾組もの日本人ツアーとすれ違いましたが、
既に疲労困憊に見える人も何人か居てビックリ。この先いったいどうするのやら?
もっとも、楽なはずの下りでさえ、救急用の馬に乗っている人もいますから、お金で何とか
なるのでしょう。

「明日になればカトマンズのホテルでお風呂とご馳走にありつける!!」 
それだけを楽しみに眠りについた夜でした。


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カワセミの撮影4 → やっと!

2008-12-31 22:56:35 | Weblog
一度撮れ出すと、それまでの苦労は何だったの?という感じで、可愛い姿を現し、
ホバリングからジャンプして小魚を食べる様子まで見せてくれます。

昨日、たまたま洗足池で2羽のカワセミちゃんを眺めてから奥沢図書館に行ったら、
面白い本を発見。
「カワセミ---KINGFISHER清流に翔ぶ」 嶋田 忠・著 1979/4 ㈱平凡社

同じ団塊世代の著者が、デジカメの無い時代に撮りためた写真集で、
カワセミに魅せられた状況、彼らへの愛情、撮影の苦労など文章も面白いのでお奨めです。
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カワセミの撮影3 → 青鷺

2008-12-31 22:53:24 | Weblog
東京湾野鳥公園(←数年前は良く行っていました)で頻繁に見たアオサギです。
蛇のような目つきが貪欲そうで、夫が嫌う鳥。
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カワセミの撮影2 → 亀

2008-12-31 22:48:20 | Weblog
洗足池には、こんな亀もたくさん居ます。
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カワセミの撮影1 → スズメ

2008-12-31 22:37:31 | Weblog
時々散歩を楽しむ洗足池にカワセミ(翡翠色の美しい小鳥)が居ると聞いたのは去年の夏頃。
その後、何度行ってもこんなありふれたスズメとか・・・・亀とか・・・・

夫婦で出かけて、お目当ての鳥が居なければ、同好のカメラ小父さん達と喋ったりします。
山に行かなくても、自然に溶け込む機会が多々あり、穏やかな平和な暮らしが有難い日本です。
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Young@Heartから学ぶこと

2008-12-12 10:55:30 | Weblog
一昨日、young@heartという映画を観てきました。
わざわざ劇場へ出向くなんて、何年ぶり?という状況ですが、
「とにかくイイから行ってらっしゃいヨ」というコーラス仲間の声に従ってみました。

映画は平均年齢80歳という、アメリカに実在のロック・コーラス・グループの
ドキュメンタリーで、切ない涙がたくさんこぼれました。
<解説や粗筋はhttp://www.cinemaonline.jp/review/bei/2520.htmlなどをご覧ください。>

私が受け取ったインパクトは
1. 仲間と、生きる喜びを共有できることの素晴らしさ、大切さ。
2. 有能な指導者の大切さ。
3. 欧米人と日本人の体格・体質の違い(超肥満になっても糖尿病などで
   あまり苦しまず、元気に過ごせるとか、猫背になり難い等等)。

1と2は、日本でも同じです。
私も現在、二つのコーラスグループに所属して、楽しんでいるので、良く分かります。
3は、「自力整体」的に見て、本当に興味深いものでした。

はっきりしていることは、
1.欧米人は、動物性食品から熱量を得る歴史が長いから、
動物性蛋白や脂肪の消化能力が高い。
2.日本人は、地理的・気候的条件から、お米&雑穀と大豆や小魚、野菜などの
植物性食品から熱量を摂取してきているので、動物性食品の消化能力が低い。
3.表面的なスタイルや体力の差だけ見て、欧米風の食生活をしていると、
  糖尿病や癌など、昔の日本人には少なかった病気にかかりやすい。

性格的にも、陽気でユーモア溢れる欧米の人たちはとても魅力的なので、真似たくなります。
昔の厚生省も「乳製品や動物性食品、小麦製品などをまんべんなく多種類たべましょう」という
キャンペーンまで張って、欧米化を促進してきました。私自身も、50代半ばまで一日三食、
厚生省お勧めのメニューをきちんと食べてきました。

そして腰痛や膝痛になり、好きな登山もできなくなりかけた時、「自力整体」に出会いました。
ここで初めて「小食の大切さ。中高年は一日二食で十分健康を維持できる」ということを理解。
創始者の矢上先生も同じような食生活の経過をたどり、ご自分でさまざまな実験を経て、
整食法を考えられたのです。簡単にいうと、

1.現在の中高年日本人は、自分の消化能力以上に食べ過ぎている人が多い。
2.腰痛・膝痛・肩凝り・頭痛その他、体の不調があるなら、
  薬や手術に頼るのでなく「食を減らしてみる」のが健康的。
3.「一日三食とらなければ健康的でない」などというのは、誰にでも当てはまるわけではない。
  そういう人も居るかもしれないが、そうでない人も居る。自分の体は、
  常に自分でチェックしながら整えること、食べ方も変えてみることが大切。

でも、世の中(主にマスコミとお役所)は「三食たべなきゃ絶対ダメ!」の大合唱です。
なぜ、別の選択を許さないのでしょう?日本全体が小食になっていくと困る人たちや、
世界経済の発展&維持のため?生活習慣病患者が減ると、製薬会社や医療関係者が困るから?
などと疑いたくなるような攻勢です。

緊急の病気や怪我のとき、医療は絶対に必要なものです。
が、普段は「食べすぎ・やりすぎ・ストレス過剰」を避ければ、自分の健康は保てるはずです。

欧米の人たちの元気さやエネルギー、合理主義から学ぶ点は多々あります。
でも育った環境や遺伝子は決定的に違います。日本人は自分の体質・骨格を見据えて、
西洋医学にまかせきりの現状から抜け出るべき、と強く思いました。
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ヒマラヤ・トレッキング レポート12

2008-12-10 22:04:52 | Weblog
    マラルング4200m → ナムチェ 10/23

最高の感動を味わった昨日の夜は、実は最悪の宿泊でもあったのです。
ナムチェのようにホテルやロッジ、西洋式のカフェや食品店がある場所は快適ですが、
マラルングはメジャーなルートからはずれていて、ロッジは少ないし、設備も最悪。
トイレは屋外、それも敷地の外という遠さで、「小用なら庭の適当なところで良いよ」という程。
これまで泊まったロッジは、夕食時はヤクの糞を燃やすストーブをつけてくれたのに、
客用の食堂は何の暖房もなく、食事も美味しくなくて、食べるほどに身体が冷える感じです。

僅かな農作業と放牧、ロッジの管理でやっと暮らしている・・・・という感じの、お母さんが
5歳くらいの坊やと2歳くらいの赤ちゃんの面倒をみています。
子供たちは屈託がなく、楽しそうに笑い、愛嬌を振りまいていますが、
住居は本当に暗くて寒く、身体の芯から凍える感じなのです。

ネパールトレッキングは6回目というドイツ人夫婦とお喋りを楽しみ、メールアドレスを交換。
ナムチェへの下り道は、景色も雄大だし、紅葉も綺麗なので、何度も振り返って堪能。
放牧地が広がり、子供のヤクが可愛らしい。でも大人の荷役ヤクは手荒に扱われて可愛そう。
たくさんのストゥーパ、マニ車、僧院、モニ(お経が書かれた石)がネパールらしい風景です。

久しぶりの都会!ナムチェなので最高級カフェ(=欧米価格)でコーヒーとケーキを堪能。
この町にはインターネットカフェ、マッサージセンター、マーケット、ディスコもあって、
お金さえ払えば欧米の都会と変わらない生活を楽しめる状況に複雑な感情を覚えます。

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ホームページを開設しました!

2008-12-02 17:22:34 | Weblog
ネパール・トレッキング・レポートの途中ですが、二つの嬉しい報告をします。
11月17日午後と12月1日夜の2回、アルパイン・ツアー・サービス株式会社の
会員向け臨時企画として「自力整体」の講習会が開催されました(於:東京本社)。
どちらも十数名の方が参加され、とても喜んでいただけました。

「自力整体」は元々、中高年の身体のケアと、生活習慣の改善を勧める健康法です。
ヨガや太極拳、エアロビクス、ウエイト・トレーニングのような輸入ものでなく、
日本人(矢上裕先生)が考えた日本人のための健康法で、殆どが「脱力・瞑想状態」です。
苦しい動きや痛む動作はしないのに、体の歪みが正され、深部筋肉が育って、
巡りの良い身体になります。跳んだり撥ねたりしないのに、ほんわかと温かくなり、
姿勢が良くなり、結果として贅肉が落ちていきます。

こんな良いことだらけの「自力整体」ですが、マスコミ受けする派手な要素がないので
テレビなどで紹介されることもなく、知名度はとてもとても低い状態です。
(今回の参加者も「自力整体」の名前を聞いたことがある方はいらっしゃいませんでした。)

これでは<国家的損失だ!>という熱き想いに燃えて、「自力整体でいきいき歩き」という
本を山と渓谷社から出版していただいたのが昨年10月のこと。その後、針ノ木岳の大雪渓や
ネパールの5500m近い高所トレッキングで効果を再確認しながら普及活動を行っています。

より広く知っていただくためのホームページも、最近完成しました。これが嬉しい報告の
二つ目です。まだまだつたないモノですが、私としては結構苦労したので、
後は徐々に充実させていけば良い状態になったのが嬉しくてたまりません。

ブログほど頻繁な更新は出来なそうですが、HPの方もご覧頂き、
ご意見・ご感想などをお聞かせいただければ幸いです。
URL: http://home.a01.itscom.net/komaria/
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ヒマラヤ・トレッキング レポート11

2008-11-02 23:02:16 | Weblog
    ゴーキョ→レンジョ・パス5435m→マラルング 10/22

最高の感動を味わった一日。
昨日の騒々しいゴーキョ・ピークと打って変わり、正に静かな「神々の庭」を拝謁の感。
エヴェレストを筆頭とする8000m級の山々が見下ろす中庭には氷河湖が輝き、
完全な別世界です。静謐ともいえるこの光景に、私の心が叫びます。

「山の神々さま~!
 素晴らしいお庭を拝謁させていただいていま~す!
 ありがとうございま~す!」

すると、なんとエヴェレストの神様の声が返って・・・・・きたような感じで、
私の耳に聞こえたのは、
「いいとも、ここに鎮座しているのがワシの使命なんだから、誰が何をしようと関係ない。
 ところでお前は自分の使命を果たしているんだろうね?」

お~、神様が声をかけてくれた!
「もちろんで~す! 
 私は私の使命を果たすために、この苦しい道を歩き続けて、自分を試しています。
 壊した膝を修復できて、再び山歩きを楽しめるようにしてくれた『自力整体』の
 素晴らしさを、この世界の美しさと感動と共に、たくさんの人に伝えたいのです。」
 
    *********************************************

私は、このことを確認するために、はるばるやってきたのだろうか?
ひょっとしたら高山病で幻覚が起きている??
そういえば、昨日より50m近く低いとはいえ、距離はずっと長く、
雪が凍りついた道を喘ぎながらの前進は、より苦しく、気が遠くなるような極限状態です。

だからこそ、私の心底の願いが凝縮されて、叫びとなっている!
苦しい息の下で、先ほどの会話を反芻し、想像から確信へ変化するさまを楽しみながら、
レンジョ・パスで昼食の後、宿泊予定のルンレへ下って行きました。

途中、幾つかの美しい氷河湖の眺めを楽しみながらも疲労困憊で歩を進めたのですが、
なんと、ルンレのロッジにフランス人の大グループが入ってしまい、泊まれないことが判明。
仕方なく2時間半も先のマラルングまで歩き続けました。<行動時間は10時間半!>

夕闇迫る中を夢中で歩き通し、無事に着いたから良いようなものの、
もし途中で膝痛が起こったら?とか、マラルングの宿も満杯だったら??とか
考えるのも恐ろしい事態も有り得ました。

テント泊のグループ旅行なら自分たちの体力に合わせて宿泊地を決められるので、
こんなトラブルは無いそうです。(別の不自由さはたくさんあるようですが)
とにかく、素晴らしい天国の景色と、地獄の縁を味わった一日が終わり、
私たち夫婦のトレッキングは最大の山場を越えたのでした。

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