さぁて。
実は、ここからが面倒くさい話しで、
何かの「リターンを得る」ということは、何かの「投資」が必要なのです。
勝間さんが薦めていることは、
p.32 若いうちから、一日のうち自分の時間の2割を、自分の将来の時間のために
投資することを心がけると良いでしょう。どんなことに投資するかというと、
将来、より良い時間の使いかたができるように、その方法を探したり、
そのためのスキルを身につけたりするために行動する時間にあてるということ
なのです。
(中略)日々、2割の時間を、将来の時間の使いかたのために投資していると、
一年前、二年前、三年前の自分からすれば、投資した分が現在の自分に対して
それなりのリターンとなっていることを実感できます。
p.33 時間の使いかたがうまくなり、その分、自分の自由な時間が増して行くという
ことになるのです。
(中略)お金も時間も、日常生活は8割で回し、2割は将来のための余裕として
投資に充てる。この発想があるかないかで五年後十年後の生活が
ガラッと変わってしまう。キャッシュリッチ、時間リッチになるには、
そうした強い覚悟が必要です。(中略)
その余裕がある毎日を過ごしている人からすれば、常に10割を使い切っている人は
非常にリスクの高い生活を送っているように思えてきます。毎月の収入を全部使い
切ってしまい、仕事やプライベートに忙しくて、常にギリギリで生活しているという
ような印象を抱くことでしょう。
p.34 運動などに代表される時間割引率の低い行動というのは、その日、その時、すぐに
その投資の成果は実感することは難しいものです。しかしそうした行動は、
三か月後、半年後、一年後には確実な成果として現れてきます。そのような行動に、
充分な時間を投資するという思考と行動の習慣が重要なのです。
私の実感としては、毎日の買い物に使えるお金のやり繰りのことでさえ、
「考えても、増やしようがない。」「たりないものは足りないんだ!」という考えの人が
多いのが現状です。なのに、目に見えない(=差し迫って、やってもやらなくても困らない)
健康に投資する人たちは本当に少数派です。
つくづく、時代は「両極に別れつつある」と感じます。
私のブログ読者は「健康や運動、食べ方に関して、Literacyがある方々」だと思います。
そういう人に対して、そうでない人たちは「意識高い系」とか「目茶ストイック」と揶揄し、
「とてもついていけない」「そうまでして長生きなんかしたくない」と言います。
食べ方、身体の使い方、人生の終わり方などは、人それぞれですから、強制はできません。
でも、国や世界の医療費を減らし、お金を困窮している人にまわすことは重要だと思います。
「自分さえ良ければ」ではなく・・・・・
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