自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

『趾(あしゆび)でカラダが変わる』 中村孝宏

2014-01-22 08:45:27 | 図書メモ




   2013/5刊 柔道整復師・鍼灸その他の資格を持つ<治療院>院長

   副題は 「疲れない、壊れない体を手に入れる」

高齢になると、足の指がペチョっと真ん中に寄ってきて、

私の教室でもパーっと開かない人が増えてきます。

グーは、比較的、誰でも出来ます。(というより、普段からグー状態?)

「チョキにしてみましょう」というと、みんな

「え~~っ? そんなこと出来るの?? やだ、私、出来ない!」


「足の指でジャンケンをする」とかタオル・ギャザリングをするとか、
足指を使う運動を取り入れている健康法指導者はたくさんいます。
私も最近、取り入れているので、理論的なことを学びたいと思っていました。

副題のような体をつくるために著者が推奨するのは<ゆっくり走り

スロージョッギングという名前で、既に有名な走り方だと思います。
私自身も既に<無意識に>著者の言う「フラット接地」と「重心移動」で
毎朝、走っています。

山での登りが一番顕著に感じられるはずですが、
人の歩行は「重心が前に移動するから、(倒れないように)足が付いていく、

  または <足が前に出て、足裏が地面に着く>と思っています。

この辺の理論が、
P.84 「完全静止とすぐに動ける静止。二つの立ち方」から
丁寧に説明されています。

P.147 「ゆっくり走り」を正確に行うことで、

   自分自身の骨格構造を最良のポジションに整え、

   僅かな体幹の移動で重心が移動して走るという、

   最も効率の良く、無駄の無い走り方を可能にする

   最初の<ローギア>を体に刻み付けることができるのです。



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