2日目はハワイ島一周観光(Optional tour) 朝7時半~夜8時半(13時間、420kmの旅)
バスの車窓から見えたマウナケアの頂上付近と天文台の数々
↑ほかのツアー客をPick upするために立ち寄った高級ホテルの玄関。
呼吸法の大先輩で、ナビゲータ仲間である高科憲邦氏が発行する月刊誌「たのし」に
素晴らしい記事が載っていたので、ご紹介します。
シリーズ・タイトルは「若者を助ける高齢者になりたい」(執筆者は加藤明氏)
コンセプトは、「医療費をなるべく使わず元気に暮らそう!」
「その間に<終末期医療の拒否宣言書>だけは書いて、回りの者に渡しておこう」
こうしておくことで、現在の若者たちに巨万の支援を実行できるので、
高齢者・若者を問わず、誰でもが書いておくべきこと!と、私も大賛成です。
これまで、色々な終末期に関する本を読んだり、ご紹介してきましたが、私の中で、
<未だ助かる可能性がある時に、全ての医療を拒否するのか?>という
疑問がありました。
でも、やっと、納得のいく文章にめぐり合えたと思います。
加藤氏の参考例(彼の叔母上が実際に使用された用紙)をそのままご紹介するので、
読者の皆様も、どうぞご活用ください。
終末期医療の中止を求める意思表明書
私の傷病が現在の医学では不治であり、且つ死が迫っている場合に備えて、
私の家族、縁者ならびに私の医療に携わって下さっている方々に
次の要望を表明いたします。
この宣言書は、私の精神が健全な状態にある時に書いたものであります。
従って私の精神が健全な状態にある時に私が破棄するか、または撤回する旨の
文書を作成しない限り有効であります。
① 私の疾病が現在の医学では不治の状態であり、
既に死期が迫っていると診断された場合には、
死期を引き延ばすための延命処置は一切お断りします。
具体的には
イ 人工呼吸器をつけてから48時間経っても自発呼吸が戻らない場合の
人工呼吸器の取り外し。
ロ 自発呼吸がある場合でも、意識を失ったり、朦朧となってから48時間経っても
意識が戻らなかったり朦朧状態が続いた場合の
点滴、胃瘻などのほか栄養補給の中止。
ハ 点滴と栄養補給をやめた後、自力で飲食できない状態時での飲食介助の中止。
ニ 前項においての昇圧薬、脳圧低下薬、輸血、人工透析、血漿交換など
終末医療の中止。
② 但しこの場合、私の苦痛を和らげる処置は最大限に実施してください。そのため、
例えば麻薬などの副作用で死ぬ時期が早まったとしても、一切かまいません。
以上私の表明宣言にいよる要望を忠実に果たして下さったお医者さん、看護師さんや
その他病院スタッフの皆様に深く感謝してお礼申し上げるとともに、
皆様が私の要望に従って下さった行為一切の責任は私自身にあることを付記いたします。
平成 年 月 日
住所:
本人自筆署名 歳 印
家族自筆署名 印