P.115 「食物は情報だ」
著者は自分の食べ方を一言でいうなら、この一文だという。
食物は体にどう機能するかを伝える情報なのだ。
つまるところ、「何を食べているか」よりも
「どのように食べているか」が重要なのだそうな。
P.118 ゆっくりと意識的に食べよう
速く食べるとどうなるか? (中略)
P.119 胃に食べ物が大きな塊として押し寄せてくるので、
得た情報を処理する時間がない。
胃が正しい時期に正しい情報を得られなければ、消化は遅くなる。
体は「もう満腹だ」という信号を出さなくなる。よって食べ過ぎる。
そして口腔に仕事をさせる時間を与えていないということになる。
具体的には、唾液に含まれるエンザイム(酵素)に
口の中にある物を分解させないので、
胃が本来しなくてもいい仕事をしなければならなくなる。
(中略)端的に言って、体に対して、
「食べ物と一体になれ」という信号を発していないのと同じことだ。
具体的には、
P.120 食事中にはテレビは観ない。Eメールも見ないし、
(中略)だれかと長々と話すこともない。
そして噛むときには、フォークを目の前に置き、
噛み砕くことに集中する。
さぁ、ここで異文化交流を思い出します。
ヨーロッパの人はテレビを嫌い、特に、食事中に観るのは最悪だそうです。
アメリカ人は概ね、「気にしない」人が多かったような・・・
(それで欧と米の一般的な体格差ができたのか??)
ま、ISAS時代の交流や、最近出会った人のみの印象ですが。
肝心な我が家では、恥かしながら
朝も昼もTVのニュースを見ながら食べています。
夕食だけは、夫の手料理を一時間かけてゆっくり味わいます。
キャンドルこそ点けないけれど、6時~7時は会話のみ。
蛇足ですが、
食後はNHKのニュースを見ながら、夫は寛ぎ、私は皿洗い。
(我が家では、調理をしなかった人が片づけをするのです)
そして、だしをとったり、玉ねぎドレッシングや塩麹を作り、
玄米を炊いたりするので、夕食後は結構忙しいです。