
P.73 いつも自分ひとりで舟をこぎ、岸にわたらなければと、
思っていた人生が、(中略)
私ひとりで舟をこがなくてもいいんだと思えた
大きな時間の流れの中に自分という小さな舟ごと乗せてもらっている
そんな感覚になれた
著者が所用で訪ねた教会の牧師さんに出逢ったときの所感です。
「あ、私はここに来ることになっていたのだ」と実感したそうです。
まさに、「運命の糸」とか、「既視感」のような、繋がりのようです。
こういった「宗教的信仰心」とは違いますが、
私が自力整体に出逢ったとき、書店の棚に矢上先生の著書を見つけ、
パラパラとページをめくっただけで、
「あ、私はこの場所に行くような気がする」と、思ったものです。
その本を購入し、やってみて、ますます気に入り、
職場から我が家と正反対方向にある八王子の先生の教室に通うこと3ケ月。
どうしても西宮の矢上先生から直接習いたくなってナビゲータ養成講座に入門。
その頃は、ただただ「百名山巡りで痛めた膝」を治したい一心で、
早期退職とか、本を出版するなんて思いも寄らないことでした。が、、、
何かに導かれるように、、、という実感は、確かにありました。
実家の母の介護騒ぎもあり、職場の方々にはご迷惑をおかけしましたが、
老兵が去ることで、宇宙が好きな若者が就職できたのですから、
社会貢献だったと思います。
著者は「片づけの目的は、心の平和」と断言しています。
つまり、「家の中や、心身が、必要なモノだけ」になったとき、心が平和になるのです。
全面的に賛成です。 =^-^=