上記ページ中の文章を読みやすく抜くと、
p.16 正しいターンアウトのやり方を一言で言うと
脚全体(骨盤からつま先まで)をひとまとまりとして
外側に回旋するとなります。
この時太もも裏(お尻の下の内側あたり)が前に出る
ように股関節を開くと綺麗に回りやすいです。
英語としての「ターンアウト」は「外側に回転」です。
何を? 脚?
でも一般的には「脚って回転するものなの?」
「わからな~い!」
という方が多いと思います。
いえ、バレエを何年も習っていても、教室によっては
この言葉が全然出て来ない場合もあります。
かく言う私も、色々な解説書を読んで初めて知り、
この本を3年前に読んだときには殆ど理解できず、
最近読み返して、「え~っ、そうだったんだ~」と
思うほど、知識としての概念と「身体の使いこなし」とは
違うものなのでした。
事程左様に・・・・・身体の神秘は深く、難しいもののようです。
確実に言えるのは、「知識と実践の融合によって深まる」モノ?
そしてターンアウトが出来れば、バレリーナのような姿勢になり、
「無理なく動けて、優雅になる」ことでしょう。
私自身が生徒さんにお伝えする時は、
「膝同士をくっつけようとして、脚裏を伸ばして立ち、
お尻のお肉を全て肛門の中に仕舞い込むように引き締めること。」
すると恥骨が1㎝くらい前方に移動して(=骨盤が垂直に立つ)
下腹が引っ込んで、お臍が縦に伸びるのを実感できるはず。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます