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手前(下)に見えるのはアメリカチドリKilldeerの雛。後ろが親です。
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<外反母趾>は多くの女性のみならず、男性にも出現している悩みです。
私は、重症ではありませんが、右のみ、少し歪んでいます。
日常生活に支障はありませんが、
日々の行動形態が悪くて(=身体の使い方が間違っていて)なっているのなら、
是非、その使い方の方を直したいと思うのが人情です。
P.36 外反母趾になりやすい足のタイプ
先天性内転足や拇指付け根の長い骨(第一中足骨)が
隣の第二中足骨よろいも長い場合など、
生まれ持った「足の構造」が要因の一つと言われています。
(中略)外反母趾の足には共通する機能的な要因(足の働きにおける問題)
があります。それは「過剰回内」です。
外反母趾を発症する足はほとんどの場合が過剰回内です。
この後、豊富な写真やイラストで、「過剰回内」の様子とか問題が説明されます。
詳細は本をゲットして読んでいただくとして、外反母趾の原因は、
P.38 踵まわりの骨組みが過剰にに崩れてしまうこと(過剰回内)が起こることで
第一中足骨が床から持ち上げられ、拇指とは反対側に反りかえりながら
横に広がってしまうということが、外反母趾の直接的な原因ということ。
P.102 (正常な歩行は、)かかと外側から接地してアウトエッジを通り、
最後に拇指から抜ける。過剰回内は、接地直後から内側に荷重がかかり
柔らかい足のまま離床する。
P.97のイラストを見れば、一目瞭然です。
とにかく、現代の若い女性たちが「かわいい立ち方・歩き方」と信じ込んでいる、
内股(=過剰回内)が、いかに悪いことであるか、外反母趾を引き起こしているか、
ひいては、骨格異常や不調を引き起こしていくかを考えると空恐ろしいです。
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