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P.124 「欧米になぜ寝たきり老人がいないのか」
答えはスウェーデンで見つかりました。
(中略)
高齢者が終末期を迎えると食べられなくなるのは当たり前で、
経管栄養や点滴などの人口栄養で延命を図ることは非倫理的であると、
国民みんなが認識しているからでした。
逆にそんなことをするのは
老人虐待という考え方さえあるそうです。
日本のように、高齢で食べられなくなったからといって
経管栄養や点滴はしません。
肺炎をおこしても抗生剤の注射もしません。内服投与のみです。
したがって両手を拘束する必要もありません。
つまり、多くの患者さんは、
寝たきりになる前に亡くなっていました。
寝たきり老人がいないのは当然でした。
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