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P.100 いつもきちんとした装いで
マダム・シックのふだんの装いは、ブラウスかセーターにスカート、
それに高級な革のパンプス。外出するときにはシルクのスカーフで
華を添え、お似合いのキルティングコートを着る。
場合によってはテーラードジャケットを着ることもあった。
P.101 家族の一人ひとりが、いつもきちんとした装いを心がけていた。
ふむ。これを見習うべきか、どうかは、迷うところです。
パリのように冷涼な気候なら、カシミヤのセーターや、ウール素材でも
良いでしょう。
でも、最近の東京の温度は急速に上がってきているから、真冬でも
綿素材やユニクロのフリース、ダウンジャケットなどで充分です。
そしてそれらは、デザイナーブランドでなければ、安い!のです。
別の章で紹介される<住まい方>に至っては、完全に相容れません。
P.179 ここは有名な高級住宅地で、
邸内には美しい(そして見るからに高級そうな)アンティークの家具や
調度品が設えられ、間取りも広々とした贅沢な造りのアパルトマン……
(床には高級なペルシャ絨毯が敷いてあるそうです。)
我が家は<猫たちとの共存>が第一義です。
フランス人の価値観、アメリカ人の……、そして日本は日本です。
同じ日本人の中にも、高級志向、ワイルド志向など、様々です。
だから、他所の人から「ひでぇ~、安っぽい家具と安普請の家……」とか、
言われたくありません。
と、開き直っている私ですが、
手入れが楽で、綺麗・可愛い・洒落ている家具や飾りモノがあれば、
取り入れてみたい!というオンナゴコロは残っています。
フランス人のように、家に誇りを持って、人を招待する習慣は、
見習うべきだと思います。
親しい友人の家を訪ねて、暮らしぶりを見せて貰い、
真似できるところは取り入れ、家事のコツなどをシェアできることは
素晴らしいことです。でも、そういう付き合いの友人は、ほんの僅かです。
かなり親しくても、「家に招待する」という習慣がない!というのが
日本的な、残念なところです。
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