自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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介護で一番大変なこと

2023-10-09 11:15:28 | 介護
モノの本によると、自宅介護の場合、一般的に病人の居室は
①家族やパッとの雰囲気を感じられる、
②居心地の良い居間
と書いてありました。

が、夫の先見の明は立派でした。
①静けさも大切。
  (=家族がテレビを観る音などがうるさく感じることが多い)

②見舞客があって嬉しいこともあるけれど、眠りたいことも多い。

③妻と体感温度が違うから、エアコンで好きな温度設定にしたい。

なので、夫の居室は玄関脇の静かな独立部屋。
そこに介護ベッドを入れ、呼び出しはコントローラーのボタンをプッシュ。
すると私のスマホがビリビリと鳴って、昼も夜も動かねばなりません。

最初の2週間は私の気が張り詰めていたし、
退院までの3週間は気ままに暮らせていたので、疲れもなし。
それより、痛みと吐き気で苦しむ夫が可哀そうで涙・・・・・

ところが、、、徐々に夜中のコールの回数が増えてくると、
眠くて朦朧としてきます。2階の寝室から階段を降りる途中、
踏み外しそうになったこともあります。

寒い時期でないのが救いですが、真冬になったらどうしよう?
と、心配になりました。
彼も「夜中に頻繁に起こすのは悪いから、もう30分我慢しよう」
などと、相当気を遣ってくれていたようですが、徐々に我慢も限界に。

「悪いね」と言ってくれるのは有難いのですが、
遠からず「夜中のケアを外注する方法を考えねば・・・・・」と
思い始めています。そのくらい、眠れないのは辛いです。

作業は「胃液を抜いて、氷を砕いて口に入れてあげる」程度でも、
30分くらいは起きています。その後、布団に戻ってもすぐには
眠れません。ちょっとトロトロしたかな?と思ったらまたコール。

でも、文句は言えません。
認知症の妻を長年献身的に介護してきたのに「浮気してんだろぉ!」
と責められて、殺してしまった高齢男性のニュースを聞いたばかり。
我が夫は、自分の苦しみに耐え、家族を巻き込まないように
必死に気遣ってくれているのですから、大感謝です。

それでも睡眠時間の減少で、辛い日々。



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