自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「大往生…」  その④

2012-06-04 05:53:18 | 推薦図書
P.56 以上のように、現在では、医療の"虐待”のみならず、
「食事介助」「生前湯灌」「吸引」などの介護の拷問を受ける
ことなく死ぬことは、至難になっています。

今や、誰にも邪魔されず、「飢餓」「脱水症状」という、
穏やかで安らかな”自然死”コースを辿れるのは、「孤独死」か
「野垂れ死」しかないというのが現実です。

本人が自力で食べられるように、調理は工夫して目の前に置くが、
手を出さなければそのまま下げてしまうという北欧式や、

『平安死のすすめ』(石飛幸三・著)の中に出てくる
「栄養をとらずに横たわる人を、水だけ与えて静かに看取る」
という三宅島の先人の知恵を、もう一度噛みしめてみる必要が
あると思います。

「看取る」の真髄は、できるだけ何もしないで

「見とる」ことにあると思われます。
コメント (1)
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