自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「大往生…」  その⑥

2012-06-06 10:02:57 | 推薦図書
私の母も、私自身も、非常に漠然と、

「無用な延命治療はしないで欲しい。
 痛みの緩和ケアだけはして欲しい。」と家族に言ってきました。

ところが、この本によると、そんな漠然とした表現ではダメで、
もっと具体的に決めておかねばならないようです。
その前に、「在宅死」を望むなら以下の条件をクリアする必要が。

P.91 
1番目:在宅で死にたいという本人の意思、希望、決心があります。

2番目:家族に”看取りたい”という意欲があること。
    実際には意欲だけでなく、体力も必要ですし、
    時間的余裕、交代要員も欲しいところ。

3番目:在宅死に理解のある医者や看護士などの医療関係者や
    ホームヘルパーなどの福祉関係者の協力が必要。

4番目:在宅環境、できれば専用の個室が欲しい。
    最後は、ある程度の経済力も必要といわれている。

これらがきちんと考えられていないと、
「介護してくれる家族の負担が大変」
「病状が悪化した時の対応が不安」という事態になりそう。
だから、在宅で「看取らせる」には、「信念」と「覚悟」が必要。
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