こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

赤城山、小沼湖畔のツツジ、2013年6月上旬

2013-06-08 | 赤城山

赤城山の小沼は水面標高が1470 m、周囲約 1kmの旧火口湖である。そして、小沼は長七郎山(左側)、小地蔵岳(左側)、地蔵岳(右側、旧中央火口丘、山頂に電波中継所が設置されている)で囲まれている。


黒檜山(山頂)で見る小沼(6月1日撮影)

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小沼の湖畔には、シロヤシオ(ゴヨウツツジ)、トウゴクミツバツツジ、レンゲツツジ、ヤマツツジ、ドウダンツツジなどが自生している。赤城山では、白樺牧場付近がレンゲツツジの群生地としてよく知られている。しかし、小沼湖畔は、黒檜山の裏側や五輪尾根と同様に、静かな雰囲気のもとで、花を楽しむ場所となっている。ここでの画像は、一昨日(6月6日、17時頃)に撮った。このときの天候は曇り(ときに薄日)であった。

 

シロヤシオ(ゴヨウツツジ)
このものは水面側に多く生えている。そして、水面からの水蒸気によるためであろうか、花弁には潤いと透明感が感じられる。ツツジには、湖畔にあることの真骨頂が表れている。

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トウゴクミツバツツジの花においても、魅力的な色を保たれていた(多分、水蒸気の効果によるものであろう)。

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トウゴクミツバツツジ:花期は5月中旬から6月下旬である。低木が多い。花名は関東の山地(標高1000 m以上)に多く自生していることに由来する。


 

レンゲツツジの蕾や花。

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ヤマツツジでは、開花の程度において水面側と山側との間に差があった。後者では花がかなり開いていたが、前者では画像のような株があった。ちなみに、湖面からは幾分寒さを感じるほどの風が吹いてきた。

 

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終わりに、白樺牧場でのレンゲツツジ(6日17時半頃)。

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