鳥居峠にて
濃い霧が去ったとき、紅葉と雲海の世界が眼前に広がっていた。ときには、雲海と上空の雲との境界が輝いた。
鳥居峠では関東平野からの風が吹き上がってくる。このときの眺めは雲海から峠に波が迫ってくるようであった。
落葉樹林の色付きでは、アカヤシオやゴヨウツツジ(シロヤシオ)など紅葉がアクセントになっている。
ちなみに、雲海がないときには(2014年10月上旬)
峠からの眺めは、東側に雲海、西側に覚満淵、大沼、五輪尾根(奥)、黒檜山(右)、地蔵岳(左)と対照的であった。
雲海は南側に広がっていた。多分、赤城山全体が雲海で囲まれたのであろう。
県道16号(小沼から赤城神社に至る)にて
県道沿いでの紅葉から
この先、県道では、ヘッドライトとフォグランプを点灯しても視界をほとんど確保できないほどの濃霧が、私達を待っていた。
撮影、10月16日午後