こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

ミツバツツジとシロヤシオの花を眺めながらの散策、小沼から茶の木畑峠付近まで、赤城山にて

2016-05-25 | 赤城山

今週日曜日の午後、私達は小沼の西岸 → 南岸 → 茶の木畑峠 → 横引き尾根への分岐 → 茶の木畑峠 → 南岸 → 東岸の経路でトウゴクミツバツツジなどの花に目を奪われた。茶の木畑峠付近の尾根筋に出るまで、赤城山においてならではの展望は期待できないが、道沿いにトウゴクミツバツツジやシロヤシオが多く自生している。

小沼の西岸にて

日差しを浴びると、これらの花々の色彩がより美しくなる。撮影と現像ではピクチャースタイルをニュートラルに設定した。他のスタイルで彩度を上がると、花n色が濃くなり過ぎる。ともかく、今年の花は彩りが豊かである。

シロヤシオでは、まだ蕾が開いていないものが多い。限られた手持ち画像から判断すると、2014年と15年ではシロヤシオの花付きが良くなかった。しかし、今年の状態は花付きが見事であった2013年のそれを彷彿させるだろう。

 

 

 南岸からの経路にて

このスポットでは、間もなくミツバツツジとシロヤシオのコントラストがはっきりとするに違いない。


南岸から目的地に至る小道では、ツツジの花の景色が実に美しい。私達はついついツツジに気をとられながら歩いた。不用意に石車に乗って転けることだけは避けたが。

 

 歩いていると、ミツバツツジの花が必ず視界に入る。

シロヤシオに出会った地点にて。

 背景の峰は荒山である。荒山の姿に合いそうなアングルを見つけてみる。

ヤマツツジの蕾や花について、頻度はところどころで蕾や花に出会う程度であった。まあ、この日、道はミツバツツジロードであった。

 

この分岐には30-40分で着くとされている。私達の場合は約60分を要した。ここで、オトギの森にも迂回したかったが、花を撮りながらの午後遅出組にとって、欲張りは禁物。私達は茶の木畑峠に直行した。


ここから茶の木畑峠まで、荒山などを眺めつつひとのぼり。ツツジの花とシラカンバ、ダケカンバ、ミズナラによって醸し出される森の雰囲気が魅力的であった。

花の色が濃くて枝振りが良いツツジを探して。

 

この地点の標高が小沼よりも低いためであろうか、シロヤシオの開花は進んでいた。

  ここでの背景は荒山である。

 

茶の木畑峠を経てひとくだり。

横引き峰に至る道では、ミツバツツジ、シロヤシオ、そしてヤマツツジの花々が午後の日差しを浴びていた。

 眼前の彩りを眺めて、RGB(red, green, and blue、三原色の混ぜ方)を想ってみる。

 

展望が開けるスポットにて。自分達が住んでいる市街地を含めて、遠景はかなり霞んでいた。

 

さて、横引き峰まで歩こうと予定していたが、途中でタイムオーバーとなった。何時ものことながら、時間配分の悪さを反省する。ところで、道ではほとんど人に出会わなかった。帰路では、熊鈴を大きく鳴らしながら、私達は小沼に戻った。

この先でのツツジの有様は、bookmarksにリストしている、でんさんのブログ「季節を感じて♪」(ツツジの花園)をご覧いただきたい。

小沼南岸にて(帰路)


撮影、5月22日13-16時。