ヒイラギソウ(柊草): シソ科キランソウ属の多年草であり山地の木陰を生える。花は5月頃に咲くが両性である。鳴神山では、カッコソウ、ナルカミスミレ、ヒメイワカガミなどとともに、このものが清楚な花を開く。花(花冠)は青紫色であると表現されるが、色の濃淡は周囲の明るさによってかなり変化する。ヒイラギソウの名は葉がヒイラギ(柊)のそれに似ていることからつけられた。なお、ヒイラギの花は冬の季語になっている。
撮影、5月5日午後、鳴神山にて。EOS 6D、EF 100 mm F2.8L(Macro)、絞り開放。撮影と現像(DPP 4)ではニュートラル設定。