赤城山では、GWの前半と後半で山肌の彩りは大きく変化したようである。 前回は6日での様子を記事にしたが、今回は2日に撮った画像をアップする。この日、やや厚い雲の切れ間から、時々は薄日を差すことがあった。
このような天候のときは、アカヤシオによる彩りが目立つ(篭山にて)。
すこしずつターゲットを絞る。
欲を言えば、青空を背景にしたかった。
しかし、日差しが強いと白飛びが起こりやすい。このときは、白飛びを気にする必要がなかった。
鳥居峠で眺めた利平茶屋方面(東方向)での彩り。
色の対比をクローズアップする。
かつて、鳥居峠と利平茶屋の間には、ケーブルカー(鋼索鉄道)が運行されていた。
大沼(奥)の北側を通る北面道路を通って、わたくしたちは下山した。
北面道路では、標高が下がるにつれて、道路沿いが新緑で覆われるようになる。
新緑の間に、コブシやヤマザクラの花が点在する。
「北面道路でのハイライト」
一般的である南面道路の往復(前橋ー赤城山)では見られない景色から。
道路沿いの高い木立による垣根の切れ間にて。深く切れ落ちている崖側に立つ位置で見る、ダムに至る新緑がはっとするほど美しかった。
ダムは利根川水系の片品川に建設された薗原ダムである(堤高 76.5 m、堤長 128 m)。5月20日には、薗原湖堰堤祭りにおいて、ダム点検放水イベントが行われるとのこと(ダムおよび老神温泉のHP)。
赤城山と対峙する北側の山並み。しばらく、深呼吸してと。せっかく、この新緑を味わうために、道路の終点から引き返してきたのだから。
撮影、5月2日午後。