赤城山ではミツバツツジの花がピークを過ぎつつあるが、シロヤシオ(ゴヨウツツジ)やヤマツツジの花が見頃を迎えている。とくに、小沼では、このようなこともあるのかと思うほど、多数のシロヤシオの花が岸辺の散策路を飾っている。
シロヤシオのなかにミツバツツジ(東国ミツバツツジ)との彩りはこの時季ならではのものである。
木漏れ日を部分的に浴びているシロヤシオに惹かれて
シロヤシオ、ミツバツツジ、ヤマツツジ、そしてダケカンバの組み合わせにレンズを向ける。それにしても、ここで見上げる青空は実に美しかった。黄砂の飛来によって、山麓ではかなり霞んでいたにもかかわらずである。
小沼での面白さは、水面を背景にしてシロヤシオの花が眺められることである。
花には透明感が満ちている。水辺に生えているためであろうか。
盛りの時を過ぎたが、ミツバツツジの花はその魅力を依然として保っている。
さて、ヤマツツジの花も岸辺を彩りはじめた。夕日を浴びる花と水面、これらの色の対比が鮮烈であった。
撮影、25日午後。