青空にひつじ雲やうろこ雲が浮かぶ空模様は、自分のような雲ファンにとって何度眺めても見飽きない場面である。今朝は、久し振りに強い日差しが周囲に届いた。そして、梅雨の時季にもかかわらず、ひつじ雲で覆われる時間帯があった。
ひつじ雲を通して輝く太陽の周りには、虹色の輪(光輪)が現れた。
場所を変えて。
光輪のクローズアップ(撮影ではフィルター類を使っていないが)。
ところで、強い木漏れ日を浴びて、庭の植物が元気を取り戻した。
ヤマアジサイ(伊予獅子てまり)。このものの小振りで色が控えめな花(花房)に、わたくし達は魅力を感じている。
ネジバナ(ラン科ネジバナ属の多年草)。この時季の葉は光沢があって美しい。
植木鉢で育てているが、今年も多数の新葉が展開している。ネジバナは菌従属栄養植物である。そのため、植木鉢で、ネジバナのみを多年草として育てることは難しいと言われている。この程度まで葉が育つと光合成が盛んになるので、菌根菌の助け(共生)は不必要になると思われるが。
ひつじ雲は天候が下り坂になる予兆であると言われている。午後、当地の空模様は日差しがほとんど見えない状態に変化した。
撮影、5月24日朝。