今日は先週までの冷たい空気が懐かしく思えるほど暖かい一日であった(最高気温 15.0℃、最低湿度28%、北から北西の風 1-3 m) 。そして、午後3時頃から、さまざまな形の波状雲が上空に広がった。久し振りに現れた面白い形の波状雲に魅せられて、わたくしは桐生川の堤防を歩いた。
桐生川中流域にて
山並みの高さは250-350 mである。
波状雲の形は時々刻々と変化した。
「よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」(鴨長明、方丈記)。
波状雲は高い位置で大気が波打つことによって現れるとされている。大気が上昇すると冷やされて雲ができる。下降すると温められて雲は消える。さまざまな形の波状雲が現れるのは、地上での穏やかさと異なって上空では大気が複雑に上下動を繰り返していることを示唆する。
ところで、ここでの境目はどのような大気の動きで生まれたのであろうか。
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28日午後、桐生川にて(桐生市)、EOS 6D、EF 17-43 mm F4L。
こちらでは朝夕は寒いのですが、日中は暖かくなり始めました。
例えば、明日は最高気温が20℃に達するだろうとの予報が出されています。
連日、春霞を思わせるような眺めが続いていますので、
朝夕の空模様がいまひとつ気乗りのしない状態になっています。
そのようなこともありまして、今月に入ってから記事の更新がストップしています。
お心遣いのコメントに感謝いたします。ありがとうございました。
昨日は春一番が吹いたとのニュースがありました。しかし、今日は朝から寒の戻りを思わせるような冷たい北風が吹きました。
春の到来を思わせる雲が浮かぶようになりましたので、雲ファンとしての楽しみが増えました。
もっとも、昨日からスギ花粉の飛来に悩まされはじめました(苦笑)。
コメントありがとうございました。
たかさんも、この波状雲をご覧になられたとのこと。お知らせいただきありがとうございました。
お蔭で、この波状雲が大きな規模のものでしたことを知ることができました。
当方は三方を山で囲まれた場所で眺めましたので、その規模がはっきりとはわかりませんでした。
もっとも、視界が限られていましたので、このときは青空をカンバスとして描かれた作品を眺めているような気分になりました。
コメントありがとうございました。
街並みの上と言うロケーションで絵としては面白味に欠けましたが
それでも習性でカメラを向けていました。
まさに、この雲でした。