こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

春の花、アラカルト(その5)、シコクカッコソウ、2020年4月

2020-04-14 | 

シコクカッコソウの花が朝日を浴びていた。その清楚な姿と質感は木漏れ日で際立っていた。ところで、シコクカッコソウ(四国カッコソウ)は、近くの山(鳴神山)の固有種であるカッコソウの変種とされている。

このものは二段咲きである。

花は、雌しべが短い短花柱花である。

 

 

シコクカッコソウは、四国の限られた地区に自生している絶滅危惧種である。ここでのカッコソウは、どのような経緯で、群馬で花を開いているのだろうか。園芸種であろうか。

 

花茎は白毛で覆われている。鳴神山のカッコソウでは、これほどまでに茎が白毛で覆われていない。そして、鳴神山で白花のカッコソウを、わたくしは見たことがない。

 

 

 

撮影、4月上旬。 EOS 6D、EF 100 mm F2.8L(Macro)。



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2 コメント

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シコクカッコソウの花 (ヒトリシズカ)
2020-04-15 02:36:44
kotsunagiさん

今回は、このシコクカッコソウの花を偶然、見つけられた様子です。

日本サクラソウ系の九リンソウのような感じの山野草のようです。

いい発見です。
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シコクカッコソウ (kotsunagi567)
2020-04-15 13:32:33
ヒトリシズカさん、こんにちは。
昨年、ある場所で偶然に見つけものが今年も花を開きました。
確かに、二段咲きの有様はクリンソウを想わせます。しかし、草丈は
クリンソウほどまでにはなっていません。白毛で蜜に覆われていることも、
このカッコソウの特徴になっています。
長く花が咲いてほしいと期待しています。
コメント、ありがとうございました。

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