群馬県谷川岳指導センターHPの「今日の谷川岳(10月7日(日)」には、「1,500メートル付近の紅葉が見頃になっている、山を遠望した際の全体的な紅葉のピークは今月中旬から月末頃になると予想されます。」と記されている。ところで、谷川岳の麓を流れる湯桧曽川とロープウェイ駅方面に向かう国道291号線との接点(湯桧曽公園付近)は谷川岳のビューポイントである。ここでは、かなり以前に撮ったものにであるが、岩峰が雪を被りはじめたときの画像をアップする。撮影、2010年11月下旬(朝)。
山頂(トマノ耳、1,963 m)から一ノ倉岳(1,974 m)・茂倉岳まで。
トマノ耳(1,963 m)から一ノ倉岳(茂倉岳)までのクローズアップ。右側はシンセン岩峰(奥にもうひとつの山頂であるオキの耳(1,977 m))であり、森林限界の上の尾根筋は西黒尾根である。
一ノ倉岳をクローズアップする。一ノ倉沢上部の鋭い岩峰が見える。しかし、衝立岩は見えない。
武能岳とそれに至る稜線での岩壁。武能岳が鋭峰としてそびえる。
国道291号線(旧道)マチガ沢出合にて。中央はトマノ耳であり、右側はシンセン岩峰である。
この岩峰を見上げるとき、わたくしはかつて知人がクライミング中に滑落し若き命を落としたことを思い出す。
紅葉が終わると、旧道を歩く人が疎らになる。このとき、わたくしたちは複数の熊除け鈴を鳴らしながら一ノ倉出合を経て幽ノ沢出合まで歩いた。湯桧曽川の流れの負けないように鈴の音を響かせながらであった。
遭難者が世界で最も多い山と書かれていたような
記憶があります。
掲載されている岩峰の鋭さを見ていると、それも何となく
うなづけるような気がします
谷川岳では800名以上の方々が遭難事故で落命されていると聞いています。
そのためでしょうか。山麓(国道291号(旧道)など)で岩峰と岩壁を見上げますと、
小生は異様な感覚に陥ってしまいます。
しかし、紅葉が見頃となっているようですので、旧道を歩いてみたいと思っています。
コメントありがとうございました。