今日はしっとりとした雨が降っている。今月下旬から来月下旬においてサクラ(桜)にかかる雨は「花の雨」と呼ばれるとのことである。しかし、暖かくなるのを待って開く庭や山の花々には、やわらかな日差しが似合う。
「ヒシカライト(菱唐糸)」 江戸時代中期に創りだされた椿の園芸種である。関西の名花として知られている。高さ15 cmほどの挿し木からスタートしたものが、今年は優しい色と質感を持つ花を、次々と開くようになった。
「プルモナリア ブルー・エンサイン」 通りがかりの人々から、初めてみる花だと言われる。
近くの山でも、スミレなどの花が咲き始めた。
「エイザンスミレ(別名、エゾスミレ)」 土砂が崩れそうな斜面で咲いていた。
「ヤマルリソウ」 雨が止んだときに、見たい花である。
「カタクリ」 大部分の花は終わりに近づいているときに見つけると、蕾が開きはじめた姿は何とも新鮮で魅力的である。
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撮影、3月30日。
エイザンスミレが咲き始め、カタクリの花も開花し始めて、春本番になっています。
花は全体として菱形に近づきます。花びらの色と質感には、名花と言われるに値するものが
あります。しかし、花が全く咲かないこともありましたので、果たして花が咲くように
なるのだろうかと、しびれを切らすこともありました。
エイザンスミレなどを見ると、確かに春の訪れを感じます。
コメント、ありがとうございました。