こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

中秋の名月にレンズを向けて、2020年10月

2020-10-02 | 月、月光彩雲

昨日は、奇跡的とでも言いたくなるほど、快晴の空模様が早朝から深夜まで続いた。ちなみに、今夜は、上空が厚い雲で覆われ月の位置が、雲の切れ間から漏れる明かりで、どうにかかわかる状態になっている。昼間は昨日のように快晴であったにもかかわずである。

ともかく、中秋の名月が近くの尾根から昇る場面に、レンズを向けた。10月1日午後6時半頃から。

 

「芭蕉葉を柱にかけむ庵(いほ)の月(芭蕉)」。芭蕉様、当方は芭蕉を植えられほどの庭を持っていませんが、近くの低山の助けを借りて(借景)、広葉樹の木立から昇る名月を眺めています(苦笑)。

 

 

 

月は意外に速く昇る。撮り手としては、ゆっくりと眺めていられない場面である。

 

天空で輝く中秋の名月である(午後9時頃)。

 

午後7時過ぎ、高感度撮影を試みた。月は尾根か矢印の方向へと昇った。そして、地球に接近している火星も昇り始めた(左側の矢印)。なお、火星は6日に最接近すると予告されている。

絞りf値 2.0 、ISO感度 2000、シャッター速度 1/25秒 (EF 50 mm F1.2L)

 



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4 コメント

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きれいに月が撮れていますね (aoyama)
2020-10-03 15:49:20
きれいに月が撮れていますね。月の海というのですか。

ここまできれいに撮れると詩情も何もなくなるのか。それともますますす詩情が増すのかどちらなんでしょうか。

たった一人かいない孫ですが、おだんごを月が食べに来てくれないと嘆いているのを聞くと、ほんの幼児でもいろいろ考えるものだあなと感じているこのころです。
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中秋の名月 (ヒトリシズカ)
2020-10-04 02:55:29
kotsunagiさん

秋らしい中秋の名月を上手に撮影なさっています。
月の上り・地球の自転速度は予想以上に速いようです。この結果、苦労して撮影なさっています。

人類には、月が適度な距離にあったので、光学系天体観察器具が発達しました。

今ごろは火星が同時に観察できるのですね。金星は明け方になるのでしょうか。木星は・・?
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Unknown (kotsunagi567)
2020-10-04 21:30:15
aoyamaさん、こんばんは。
山から昇るときは、気流のゆらぎなどの影響を受けますので、月の解像度が落ちてしまいがちです。
今回は、気温が下がっていましたので、そのような影響は少なかったようです。
当方には、きれいに撮れた方が詩情を感じるような癖があります。きれいに撮れなかった場合には、
撮り方や気象条件についての反省が先行していまうからです。
お孫さんの思いは大事にしていきたいですね。当方は、しばしば月を身近に感じる位置で撮りたいと思っています。
コメントありがとうございました。

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中秋の名月 (kotsunagi567)
2020-10-04 22:12:14
ヒトリシズカさん、こんばんは。
月が尾根から昇るときは、地球の自転速度でのみかけ速さに対応する必要がありますね。
月が夜空に輝くことは、確かに光学系観測機器の進歩を促してきました。
余談ですが、当方は中学生のとき月の表面を眺めるために、ガラス磨きでレンズを準備したことがあります。
今月での金星や水星などの位置は国立天文台のHPをご覧いただければと思います。
コメントありがとうございました。
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